サンショさんとポンコちゃん

縁あって始まった、猫との“一人一匹三脚”。
手を携え合って暮らしていくのだが…。

銀杏と猫

2020年01月19日 01時52分17秒 | ポンコちゃん









 ポ「大変です。家の中に臭い臭いがあるです」。
 サ「う○ちしたかい?」。
 ポ「そうではないです。嗅いだことのない臭い臭いです」。
 サ「何さ?。ああ、これね」。
 ポ「うわーっ、鼻が曲がるです」。
 サ「これは、銀杏(ぎんなん)です」。
 ポ「ぎんなん? 何する物ですか?」。
 サ「食べ物です」。
 ポ「こんな固い物を、食べるですか?」。
 サ「そだよ。凄いでしょ? 齧ってみるかい?」。
 ポ「んー。臭い臭いです」。
 サ「嘘嘘。この固い殻を少し叩いて割って炒って、中を取り出して食べるのです」。
 ポ「どして? こんな臭い物を食べるですか?」。
 サ「でもね、この殻は、洗ってあるから人間の嗅覚なら、大した臭さじゃないけれど、木から落ちた実は、到底食べ物とは思えぬ臭さだよ」。
 ポ「そんな物を食べるなんて、凄いです。ポンちゃんには無理です」。
 サ「どうだ! 尊敬したかい?」。
 ポ「こんなことで尊敬されるのは、如何なものかと」。
 サ「確かに」。

 到来物の、銀杏を不思議そうにクンクンしているポンコちゃん。実の匂いを嗅いだら、ぶっ飛ぶでしょうね(笑)。昔は、学校の校庭とかで銀杏の実を拾う学齢前の子どもと親の姿を見掛けたものですが(授業中の校庭)、今は登下校の時間以外は門を閉ざしているみたいですね。世知辛い世の中になったものです。

 サ「そうそう、ぽんちゃん。銀杏と書いて、『ぎんなん』とも『いちょう』とも読めるのだよ」。
 




「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
 https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html


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