ポ「時々、猫がいます。檻に入れられています。ポンちゃんは、少し怖いです」。
サ「うんうん。手術までと、手術後の少しの間、家の中で保護しているのだよ」。
ポ「手術? どこか悪いですか?」。
サ「そうではなくてね、避妊」。
ポ「それは何ですか?」。
サ「外にいるポンちゃんのお仲間を増やさないようにだよ」。
ポ「増えたらいけないですか?」。
サ「そうだねえ。外での生活は過酷だからね。可哀想なことにもなってしまうし」。
ポ「可愛そうですか?」。
サ「ポンちゃんは、暑さも、寒さも、雨に濡れることも知らないでしょ。それにお腹が空くこともないし、病気になれ ば、クリニックにもいける。でもね、外で暮らしているとそうないかないのだよ」。
ポ「苦しいですか?」。
サ「苦しいこともあるね。人にも限界があるから手を差し伸べられないし、それに悪さをする人だっているしね」。
ポ「ふーん。可愛そうです」。
サ「でしょ、そんな猫を増やさないためには必要なのだよ」。
ポ「もしかして、サンショさんは良いサンショさんなのですか?」。
サ「そうだよ。自分がどんだけしゃーわせか分かったでしょ? 分かったらワガママばかり言うな!」。
そんな訳で、サンショさんは、近所の猫たちのTNR活動を手伝っています。興味のある方は、「公益財団法人 どうぶつ基金」さんのホームページをご覧ください。
https://www.doubutukikin.or.jp/
「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html
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