七色虫さん、キラキラとんぼさんに続く、第三の刺客は、クルクル紐である。これ、猫じゃらしの話な。以上三つのアイテムは、ポンコちゃんの里親さんが、ポンコちゃんが好きだった玩具として、サンショさんに託してくださった物なのだ。
だが、どうした訳か、この紐を(編み棒の先端に括り付けた、里親さんのお手製)サンショさんは仕舞い忘れていたのだ。
先日、猫箱(猫グッズの細々した物を収納した大きな箱)を開けた折に、何かにつけ、サンショさんの傍に控えるポンコちゃんが発見。
「オニャ」と、短く鳴いて、目を輝かせておったで、サンショさんが試しに振り回して見たところ、そりゃあ嬉しそうに、すぐに乗ってきた。
以来、好敵手だった七色虫さんには、見向きもしなくなったポンコちゃん。その子分のキラキラとんぼさんは、今や何処に。なのである。
遊びたくなると、遊びたい玩具を自ら持参するポンコちゃん。この紐をくわえて、「これ、ふれ、振り回せ」と、毎度要求。
そんな訳で、女子新体操のリボンのように、紐じゃらしをぶん回しているサンショさんは、尋常でない右肩の凝りに悩まされている、
「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
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