サンショさんとポンコちゃん

縁あって始まった、猫との“一人一匹三脚”。
手を携え合って暮らしていくのだが…。

猫のことは猫同士で。

2020年07月15日 00時55分28秒 | ポンコちゃん




 角ちゃんは、兄弟三匹でサンショ家にやって来ました。その後、二匹は同じ家に貰われて、可愛がられています。
 サンショ家に来た当初は、部屋の隅っこ入り込み、サンショさんが居ると一切そこから出て来ず、ご飯を置いてサンショさんは部屋を出ていたものでした。
 兄弟の一匹は陽気なヤツで、おもちゃでワーワー遊んでおり、もう一匹も次第にトコトコ出て来るようになっても、角ちゃんだけは最後まで大人しく、隅っこで蹲っていたものです。
 ああ、あの時の大人しかった角ちゃんは、何処に? もしかして猫被っていたとか?
 家中を全力疾走しながら、途中で柱に登ってみたりと、中々の子猿っぷり。しかもウツボもどきに、口を開けては、噛むので痛い痛い。ポンコちゃんも悲鳴を上げる痛さなのです。当初は、大人の猫として、猫界のルールを教え込もうとしていたポンコちゃんも、お手上げらしいのです。
 そんな角ちゃんが唯一大人しくなるのが、ミイケさんに「シャーッ」された時。ポンコちゃんと仲良くなりたいミイケさん。敵視するポンコちゃん。何も考えずに誰にでもちょっかいを出す角猫。そんな角猫を嫌うミイケさん。
 中々に複雑なサンショ家の猫関係です。

 ポ「何とかしなさいよ」。
 サ「猫のことは猫同士で解決してください」。

 時間が経てば何とかなるさ。と、サンショさんは傍観しているのです。






「とちにゃん」さんの活動に興味を持たれた方も、お読みください。
 https://ameblo.jp/sakura-9545/entry-12366920989.html


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