意地悪ポンコ。

ブラッシング待ちのミイケさん。


どんな顔しているの？　こんな顔でした。


机の上を占領する角猫。


グッチャグチャの卓上を気にもせず伸びきってジャマする角猫。

　どうやらミイケさんは、脱走の過去を消したようです。何事も無かったかのように過ごしています。それでも、意味不明な雄叫びを上げたり、窓越しに外を凝視したりと、サンショさんには不安な面は否めません。
　当初は、ポンコが「シャーッ」と威嚇ていましたが、昨日の夜には関係は修復されたようです。多分、ミイケさんから、見知らぬ匂いでもしていたのでしょう。そして、ようやく、ミイケさんだと認識したのでしょう。
　そんなポンコは、今、直ぐそばに居ます。これが大変に迷惑でしてねえ。深夜2時。ここから凡そ午前9時まで続く、ポンコの執拗な「かまって」。
　正直、朝の忙しい中、拳の効いた雄叫びやら、アピールなのか、未使用なトイレをバンバン叩いて、サンショさんを無駄にこき使ったりと、サンショさんには迷惑以外なにものでもないのです。
　何より、ブラッシングやネコジャラシを強要しておきながら、カリカリ食べたり、爪研ぎしたり、猫草食んだりなどなど、サンショさんをほったらかし。
　なら良いやと、ほかのことを始めると、拳の効いた雄叫び、トイレをバンバン叩く。
　底意地の悪い猫なのです。