GoGoマクロのブログ

初心者向けマクロ講座「Go!Go!マクロ」の筆者三太郎の公式ブログです。

GoGoマクロ

エクセル仕事の自動化が誰でもできる本

4名での請求業務の人件費が4分の1に!

2010-08-23 16:57:04 | ITの仕事
にほんブログ村 IT技術ブログへ


以前、私がコンサル&開発したある貸布団会社の請求書の
自動発行システムの話なんですが、

そもそもリース業やレンタル業というのは請求処理がやっかいで、
基本は、貸し出した日数によって金額を計算するわけではあり
ますが、

当然、延滞の割り増し料金もあれば、初日と2日目以降や
短期と長期、等々といった条件によっても1日あたりの
リース料金が違ってくる商品ですので、複雑怪奇な計算を
しないと請求書が作れないという厄介なものなんです。


特に建設の重機や布団のような、お客さんの所まで運ぶこと自体も
大変で、その輸送経費が高く掛かってしまうような大きい物を
貸し出しているリース会社の場合には、

間に使わない期間があった場合でも、輸送費や配送の手間を省く
ために、客先に置きっぱなしにしておくというケースが多々あり
ます。

その期間は当然ながらリース料金というのは請求ができない
(タダの貸し出し期間として)計算をしなければならない、
すなわち、貸し出している期間でも料金が発生する日としない
日があるなど、単純に

返却日 - 貸出日 = 貸し出し日数

という計算式にはならないという、これまた請求業務が非常に
厄介な要因になっています。


で、請求書の自動発行システムの開発をしてほしいとの
ご依頼を受けて、その会社へ初めて訪問した時に

丁度、依頼主の社長さんが面接中とのことでしばらく事務所で
待っていたのですが、その当時、その会社の事務所には3名の
女性パート事務員さんがいて、いかにも忙しそうにその厄介な
請求業務に追われているといった様子でした。

そのあと社長さんから聞いた話では、現状の3人では請求業務は
手一杯でとても足りない状況なので、増員する為のパート面接を
行っていたということで、

2回目の仕様検討で訪問した際には、ほどなく4人目の事務員さん
も雇われていて、計4名の体制でどうにか請求書発行業務をこなし
ているといった状況でした。


それから、弊社で(エクセルマクロにて)請求書の自動発行システム
の開発を1ヶ月ほど掛かって終え、実運用が始まってみたところ、
当然ながら、業務負荷は可也軽減されていったわけではありますが、





納入の半年後に、久しぶりにシステムのメンテナンスでその会社
を訪れた際には、

既に女性事務員は1名しか見あたらず、しかも、その1人も3時
になったので私がメンテしている最中に帰宅されました。

午後のまだ3時過ぎでしたが、他に女性の事務員さんはもう1人も
いませんでした。

その辺、社長さんに聞いてみると、

つまり、以前はパート事務員4名を雇ってめいっぱいのフルタイムで
なんとかこなしていた請求業務が、システム導入後はほぼデータ入力
業務だけでよくなったので、

今ではパート2名(1名は午前中だけでもう1名は3時まで)の勤務
だけで十分にこなせるようになったということです。

単純に月の作業時間にして、約800時間掛かっていたものが
200時間以下となった計算で、そのリース会社の請求業務の人件費は
それ以前の4分の1程度に圧縮でき、既にシステムの開発費が3ヵ月で
ペイできたということです。


この成果には、貸し布団屋さんらしくたいへん我体のよい社長さんも
相当にご満悦なご様子で、私も随分と感謝の言葉をいただきましたて
システム屋冥利に尽きるというものです。


このような結果からしても、今更ながらに特に中小企業の経営には、
エクセルのマクロというのは多大な威力を発揮する、ということを
疑う余地はないだろうと思います。



 ▼マクロを始めてみたい方へ▼ 

 マクロのプロが直伝する「エクセルマクロ成功の鉄則」



個々の部門に必要なアプリケーションは・・・

2010-04-07 15:49:51 | ITの仕事

大手の会社では、メインフレームと呼ばれている大型のコンピュータで処理を
したデータを、各部門が受け取って、各部門ごとに個々のデータ加工を行って
業務に役立てている。ということをやっていると思いますが、

メインフレームから取り出したCSVデータは、今どきですから当然、必ず
一旦はエクセルに取り込むことになるわけですね。

手軽に、手間無く、データの集計や加工が可能であれば、各部門の業務にも
無限の可能性が生み出されることは紛れもない事実なわけですが、

中々どうして、メインフレームからの大量のデータの中から必要なものだけを
取り出し、且つ、加工して見やすい表にまとめる。といった作業を通常のエク
セル操作だけで行うのは、時間的にも、人員的にも、中々難しい面が多々ある
と思います。


市販のものや本社から支給されるアプリケーションにはない、個々の部門の
個別の機能を有する業務支援系の領域をカバーできるソフトがないわけです。




そんな時、まさにエクセルのマクロは多大な威力を発揮します 


エクセルのVBA言語を用いたソフトというものは、表という形(入力シート
や出力帳票)さえあれば、それ自体が仕様書の代わりとなる場合も多く、
また、他のプログラム言語を用いた場合より桁違いに少ない処理スッテップ
数のプログラムで済むという場合が殆どといったものです。

「マクロができる人」を養成するということは、会社(特に個々の部門)に
とって、多大なメリットをもたらすであろうことは明白な事実です。


新たにプログラム経験者を雇うという必要はありません。経験が無くても
興味があり、チャレンジ精神旺盛な社員が居れば、それで十分です。




Windows7はIT化ではありません!

2009-12-09 10:22:34 | ITの仕事
                   にほんブログ村 IT技術ブログへ



先ごろ出たマイクロソフト社の新OS、Windows7ですが、
そのWindows7の7というのは7番目(正確には7世代目)のWindowsだ
という意味だそうですが、

IT系のコンサルの仕事をやっていますと、最近ちょっと気になっている
のが、Windows7に代表される最新のOSや新しいPCを導入するという
ことがIT化だ!最新IT技術の導入だ!
という事では決してないワケです。(色々な会社を回っていると、ちょっと
その辺を勘違いされている経営者さんや担当部長さんがいらっしゃるように
思います。)


大手の会社では、メインフレームと呼ばれている大型のコンピュータで
処理をしたデータを、各部門が受け取って、各部門ごとにデータ加工して
業務に役立てている。ということをやっていると思いますが、

メインフレームから取り出したCSVデータは、今どきですから当然、
必ず一旦はエクセルに取り込むわけですね。

手軽に手間無くデータの集計や加工が可能であれば、各部門の業務にも
無限の可能性が生み出されることは明白な事実なわけですが、

中々どうして、メインフレームからの大量のデータの中から必要なもの
だけを取り出し、且つ、加工して見やすい表にまとめる。といった作業は、
技術的にも時間的にも人員的にも、難しい面が多々あると思います。


そんな時、まさにマクロは多大な威力を発揮します。


でも、マクロのようなどんなに便利で有意義なものがあったとしても、
世の中の人に(そうした会社に)受け入れられなければ何の意義もあり
ません。

「あの孔子が当時の中国の中の多数の国々を回っても、孔子の言を用いる
人はきわめて少なかった。用いさせるということの技術、考え方という
ものが、非常に高く評価されなければならない。・・・」 松下幸之助書
「道は無限にある」より


私もそのような想いが強くありまして、利益を上げなければならないいち
民間企業にあっては極めて異例、タブーとも言える無料のメルマガ講座
というものを、5年半ほど前に始めました。


ご登録いただいたメルマガ会員の皆さんへ、私の持てる経験とノウハウを
駆使した誰にでも出来る「マクロの簡単な作り方」というのを完全無料で
毎週公開していった次第です。

完全無料のメルマガ講座ですので、どんなに書き上げるのに時間が掛かった
としても、1円の売上げにもなりません!(^_^;)
そのくせ、執筆に要した時間には当然ながら経費(高い人件費)が掛かり
ます。


それで、1年半ほど続けた段階ではさすがにこれでは(善意だけでは)とても
もう長くは続けていけるものではないなぁ、と廃止も考えていた矢先、
「バックナンバーを売って下さい。」とのご要望が、読者さんの間から何件も
寄せられるようになりました。

(その当時は、まだバックナンバーも全て無料公開をしていたにも係わらず
です。)


それならばということで、より使いやすいパッケージ化をしたバックナンバー集
というものの販売を開始し、その売上げをその後のメルマガ講座の運営経費費に
当てることができたおかげで、どうにか講座廃止の危機は間逃れることができま
した。


それで、マクロの学習教材を売って行く際に、いま強く思うことは、
「決して売りっぱなしの教材であってはならない。教材は質問に十分お答え
できる体制において販売していかなくてはいけない。」ということです。


また、どんなに開発費の掛かった手の込んだボリュームのある教材であった
としても(プログラミングを習いにいく場合には20万や30万円はざらに
掛かってしまうといったパソコン教室的な)高額な金額であってはならない!
ということ、


更には、プログラムを習う場合は回答者の質がPC教室のインストラクター
のレベルでは(教える事が専門で普段プログラム作りなんてやっていない人
では、教科書に書いていない質問に答えられない人が多いというのでは)
ダメだ!ということです。


実際に、普段からマクロ作りをやっているSEのレベルの人間がご質問に
お答えしてこそ意味があり、業務に活用できる生きたマクロが学べるのだ!
ということで、

ただPCの操作方法を教えるのとは違う高いクオリティーというものが、
マクロ学習教材には重要になるわけです。


でも、SEの高い人件費を考えればこれは非常に難しいことではあります。


この講座も例外ではありません。ある程度までは無料で、ある程度の人数
までは低料金でお教えすることも可能ではあったのですが、それも限界
というのがあるワケです。

残念ながら、いざ限界となればパソコン教室かそれ以上の料金設定をして
いかなければ、とうてい民間企業のビジネスとしては成り行かなくなって
しまいます。


申し訳ございませんが、そんなこんなの理由で、この教材の限定販売数も
残り僅かとなってきました。ご希望の方はどうぞお早めにお申込ください。



 ▼6ヶ月間の無料サポート特典付きマクロ教材▼ 

 マクロのプロが直伝する「エクセルマクロ成功の鉄則」




「Windows7」と「Office 2010」

2009-10-30 09:22:00 | ITの仕事
                にほんブログ村 IT技術ブログへ



みなさんもう既にご承知のように、先週いよいよマイクロソフト社の

最新OS「Windows7」が発売となりましたが、なに分にも

前回のVistaがすこぶる 重たく、使い辛く で評判が悪かっただけに、

今回の「Windows7」は発売前から評判も上々、その分ユーザーの

期待も高いようです。



Excelの方も、来月には「Office 2010」のβ版が公開になるそうなので、

予定されている通り来年の前半には正式版がリリースされるのだろう

とは思いますが、

今回の「Windows7」にはXPモードというものが付いていますし、

「Office 2010」の方もマクロを含めて2007と殆ど従来機能に変化は

ないとの報告も出ていますので、

今回のマイクロソフトのバージョンアップに関して言えば、

我々マクロユーザーにとっては前回の様な右往左往もなく

「特に今までと変わりなし。」ということでいけるだろう

と思います。






無料メルマガの登録は、▼こちらから▼
        「Go! Go! エクセルマクロをはじめよう!」



もうExcelには戻らない?

2007-08-20 10:48:42 | ITの仕事
にほんブログ村 IT技術ブログへ


今日の気になるニュースから


・Appleの「美しいNumbers」はExcelの代わりになるか (ITmedia)



この記事に書かれている

「たくさんの人がMicrosoft Officeを買っているが、
彼らは欲しいからではなく、買わなくてはならないから買っている」

ってのは正しいのかも知れませんが、


「もうExcelには戻らない」

ってのは、自分だけでデータを使っていて、新しいものに直ぐに乗り換える
ことができる人ってある意味うらやましいですが、

Excel2007への移行でもそうなんですが
他部門とか取引先とのデータのやり取りができなくなってしまってはと考えると、
新しいものに移行するのは中々難しいという人の方が、世の中圧倒的に多い
んだろうと思います。


無料メルマガの登録は、▼こちらから▼
「Go! Go! エクセルマクロをはじめよう!」