春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

自民党の逆襲

2005年02月08日 | 日記
8日の予算委員会は「政治とカネ」に関する集中審議だった。民主党の強い要求により小泉総理出席のもとで行われた。
この日、質問に立った自民党議員は馳浩氏と宮路和明氏。両議員は「政治とカネ」の問題で民主党を攻め立てた。
自民党逆襲の第2弾だ。両議員の質問内容の要旨を記録しておく。

馳氏の質問。「売られた喧嘩は買いたい」「食品産業労働組合協議会から民主党の政治資金団体である国民改革協議会へ
500万円の寄付がなされ、しばらくして同党から城島正光氏が支部長を務める同党東京都第13区総支部へ同額の
500万円が寄付されている。これは民主党が自民党に対し迂回献金はけしからんとしていることとどう違うのか」
「国民改革協議会の所在地は民主党と同一、看板もなければ収支報告書に人件費の記載もない」。

宮路氏の質問。「山梨県教職員組合と輿石東・民主党参議院幹事長の後援会がすさまじい選挙活動をやった。
神奈川県の日教組も那谷屋正義・同党参議院の当選を目指しものすごい選挙運動をやり、同県教組委員長ら2人が刑罰を
処されることとなった。しかし、地方公務員である学校の先生の政治活動は原則的に刑罰の対象になっていない。
国家公務員は国家公務員法110条で刑罰対象になっている。地方公務員が野放図なのはおかしい。民主党と地方公務員と
その労働組合が一体となった政治活動を規制し、取り締まってほしい」。

テレビ放映を意識した民主党の勝手な言い分を自民党は黙って見過ごしはしなかった。目には目、カネにはカネである。
殴られたら殴り返す。暴露合戦、泥仕合との批判もあるが、仕掛けたのは民主党だ。判定は国民が下す。