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うどん食べ歩きブログ
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尾道で岩に登る そして絶品出汁の蕎麦!手打ちそば笑空

2016年01月25日 | 広島県(大豆うどん・細うどん・竹原いもタコカレーうどん・その他)

広島県尾道です。

千光寺公園にある八畳岩の上で、秋の風が、冬の風に押されていくのを感じていました。

この八畳岩には、その昔、物見櫓が建っていたそうです。

近くには出城が築城されていたとの事。

見晴らしの良い場所ですから、出城があった事も頷けます。

八畳岩をあとにして、千光寺公園をぶらぶらしていますと、

↓↓このような立札を発見。

この立札を発見したと同時に、私の目の前を猫が横切りました。

素早い動きだったので撮影は出来ませんでしたが、この小道を歩けば、たくさんの猫に出会えると思い、

胸をワクワクさせながら小道に入って行きました。

結果を言うと、首輪をしていない犬(もしかして野犬?)と出会いましたが(笑)、

猫達と巡り会うことはありませんでした・・・残念。

ただ↓↓このような顔つきの悪い猫には出会いましたけど。(^^♪

「猫の小道」のあとは「文学のこみち」を歩きました。

大きな岩が所々にあり、それに紛れるように、著名人の句碑も点在しています。

大きな岩の間をくぐり抜けるようにして歩く場所もあります。

そういえば、大林宣彦監督の「転校生」では、この場所もロケ地になっていましたね。

文学のこみちをさらに進んで行くと、

もう終わってしまったと思っていた紅葉を見ることが出来ました。

まだまだ秋が頑張っていました。(^^)

たくさんの仏様にも出会いました。

深く頭を下げ、このあと私は千光寺へ向かう事にしたのです。

千光寺まであと少しのところで、「鼓岩」という大きな岩に辿り着きました。

この岩は別名「ポンポン岩」と云われていて、大林宣彦監督の作品にも登場しています。

詳細は下の画像にある立札を読んで下さいね。

この岩の上からの眺めも最高です。

岩の上にはカナヅチが置かれていて、これで岩を叩くと「ポンポン」と音がするらしい。

さっそく叩いてみました。

う~ん・・・「ポンポン」を濁らせたような音にしか聞こえません。

「ポンポン」ではなく「ポムポム」ってところかな・・・。

まあ、どっちでも良いか。(^_^;)

千光寺に到着。

なんだか大きな岩に包まれたお寺のように見えます。

千光寺の三十三観音堂へ行きますと、団体客でいっぱい・・・。

三十三観音堂の正面には大念珠が下げられています。

この大念珠を、幸せを祈りながら下へ下へと引くと、上部からカチカチと音が鳴ります。

この音で、煩悩を打ち消して下さるのです。

私は幸せを祈りながら、何度も何度も大念珠を引き、音を鳴らしました。

私の中にある煩悩は、かなり多いものと思えたからです。(^^ゞ

三十三観音堂から少し歩いた所で、キツネが集会を開いているような祠を見かけました。

なんだか賑やかそうです。

ただ、どのような謂れがあって祀られているのかは分かりません。

でも、私の目には楽しそうに見えました。

このあと、本堂へ行こうと思ったのですが、団体客が多いため、後回しにして、本堂の裏手に回りました。

そこには大きな岩がありました。

そして↓↓このようなものが・・・。

「石鎚山鎖修行」・・・。

よく見ると、岩に鎖がぶら下がっています。

どうやらこの岩を登って行けるらしい。

注意書きには「子供だけでは登ってはいけません 大人と一緒に登ってください」と書かれています。

ということは、子供でも登れるんだ。

子供でも登れるのなら大丈夫だろうと思い、挑戦してみることにしました。

鎖に手をかけ、ひとつの岩を登り切ったところで後悔・・・怖い!(>_<)

下を見るとさらに怖い!!まるで崖の上!!(>_<)

引き返そうと思ったが、注意書きには「一方通行ですのでここには戻れません」と書かれていた。

怖いけど行くしかないのか・・・。( ;∀;)

いや、戻るにしても怖い!!(>_<)

覚悟を決め、先をすすむ事にしました。

もう、そうするしかないし・・・。(´;ω;`)

この後、ふたつほど岩を越え、目的の場所に辿り着きました。

そこには小さな祠が・・・。

石鎚山のご本尊様です。

怖い思いをして来たのだから、きっとご利益があるだろう。

私は手を合わせ、目を閉じて、静かにお祈りをしました。

この場所から見る景色も最高でした。

帰りは岩を下ることは無く、秘密の裏ルートからあっさりとお寺の方へ戻ることが出来ました。(^-^)

さあ、千光寺のご本尊に向かおう。

先ほど、岩を登っている時に見えていたけど、正三角錐の形状をした岩の上に、

玉がひとつ乗っていました。

昔は光を放つ宝玉が乗っていたという言伝えがあります。

私が先ほど登っていた岩も見えます。

こうやって改めて見ると、怖い場所だったと恐怖がよみがえります・・・。(^-^;

千光寺本堂からの景色を眺め、心がホッと一息・・・。

千光寺を去る時に、撫で地蔵さんのお顔を見てふたたび心がホッと一息・・・。(*´ω`*)

さあ、下山しよう!

↓↓こちらの画像、NHK朝の連続ドラマ「てっぱん」を見られた方ならご存知の場所ではないでしょうか?

さらに坂道や階段を下っていると、向こうから一匹の猫が私に近づいて来ました。

かわいい。( ´艸`)

この猫がよくなついて、手を出すとじゃれて来ます。

で、ここがどういう場所かと言うと・・・。

↓↓こちらです。

「猫の細道」の入口なのです。

この細道、なかなかアーティスティックな細道です。

おとぎ話の世界に入ったような感じです。

古民家を利用した洒落たショップなどもあり、とても楽しめる場所です。

そして、黒猫くんとも出会いましたよ。(*´ω`*)

千光寺公園から猫の細道まで、ほんと楽しかった!

素晴らしい景色をたくさん見ることが出来た!

尾道は本当にいい町です。

さあて、お腹が減ったので食べ歩きを開始しましょう。(^^♪

この日の1軒目は、前回紹介した「朱華園」。

今回紹介するのは、この日2軒目になります「手打ちそば笑空(えそら)」さんです。

お店の外観がとても良い雰囲気です。

暖簾に「打」の一文字、味がありますね。

お店へ入る前にメニューを拝見。

ざるそばを食べたいところですが、この時の私は無性に出汁を味わってみたいと思っていたのです。

ちなみに前回の記事で、朱華園のスープに魚介の風味を感じた旨を書きましたが、

いろいろ調べると、魚や海藻類は入れていないとの情報が多いようです。

ただ、私のように魚介の風味を感じる人達もいます。

そこで私は断言します。

あのスープには確かに魚介の風味がありました。

バカ舌かもしれませんが、情報に流されず、私は私の舌を信用したいと思います。

きっと、お店のマル秘な隠し味として、魚を使っているに違いないと思っています。(^_^)v

話しがそれたので戻します。

店内に入りますと↓↓このようなメニューがありました。

私が飛びついたのは「地鶏南蛮そば」。

多少値段は張りますが、是非食べてみたいと思い注文しました。

そうそう、こちらのお店は店内の撮影は禁止されています。

ノスタルジックな雰囲気で、感じが良かっただけに、撮影が出来ないのは残念でした・・・。

ただし、自分が注文した品物やメニューボードの撮影は問題ありません。

しばらく待って「地鶏南蛮そば」が運ばれて来ました。

熱々のため、湯気でレンズがくもってしまいました。

おそばには、鶏肉、鶏のつみれ、煮玉子、ネギがトッピングされています。

見た目だけでも食欲がそそります。

丼ぶりが深いので、ボリューム感もあります。

まずは出汁からいただきました・・・。

これが驚きの美味しさ!!!(@_@)

鰹、昆布以外の節も使われているようで、深みを感じます。

その上、鶏肉の旨味も溶け込んでいて絶品な出汁です!(^^) 

鶏のつみれや鶏肉は、とても丁寧に作られているのが分かります。

煮玉子も絶妙なとろみ加減です。

どれもこれも美味しくて嬉しくなります。(^^)

お蕎麦はコシが優しく、ほんわりした感じ。

口に含んだ時、上品なお蕎麦の風味が広がります。

美味しいですね~。(^^♪

今回尾道を訪ねて、唯一、出汁をすべて飲み干したのは、こちらのお店だけです。

この出汁、うどんでも味わってみたいな~。

今思えば、1350円以上の価値があるお蕎麦だと思います。

大満足です。(^^)

 

笑空
ジャンル:そば
アクセス:JR山陽本線(岡山-下関)尾道駅南口 徒歩11分
住所:〒722-0035 広島県尾道市土堂2-5-15(地図
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情報掲載日:2018年11月18日

 



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