ここは高松市仏生山町にある「仏生山温泉天平湯」です。
車でうどん県めぐりをしている最中に立ち寄りました。
宿泊するのならともかく、日帰りのうどん県巡りの途中で、
温泉に入ろうなんて、私の頭では思いもつかない事でした。
この場所へ導いてくれたのはTさんです。
温泉好きなTさんならではのアイデアです。
温泉へ入ったのは私とTさんのふたり。
同僚Sさんは温泉に入ると眠たくなりそうで、車の運転に支障が出るといけないとの事で、
休憩場にて体を休めていました。
こちらの入浴施設はジェットバスなどの特殊な浴槽はなく、至ってノーマルな浴槽です。
ただ、空間に拘りを持っているようで、とても落ち着ける雰囲気を醸しだしていました。
浴槽によってお湯の温度を変えているのも特徴的です。
ぬるま湯と熱いお湯と交互に入るのが結構気持ち良かったりします。
泉質も軟らかく、お肌によさそうな感じです。
そんな温泉の露天風呂にどっぷり浸かり、天を仰ぎながら、
私は先ほど立ち寄ったお店の事を思い出していました。
この温泉へ訪ねる前に、私達は1軒のお店へ立ち寄っていたのです。
↓↓こちらのお店です。
マルヨシセンター松縄町店の裏手にあるお店「元祖わかめうどん大島家」です。
わかめの練りこまれた麺が、どんな味で、どんな食感なのか?
それを知りたくて、以前から興味を持っていたお店です。
訪ねたのが昼の営業終了間近な時間、滑り込みセーフです。
店内はうどん屋さんらしいお店の造り・・・気分が落ち着きます。
神棚がある場所に、製麺道具と小麦粉の入った袋が置かれていて、とても印象的でした。
酒蔵に、お酒つくりの神様である松尾様が祀られているように、
うどんでも、そういう神様がいるのだろうか? そんな事をふと思った。
神棚のあるこの一角が、とても厳かで、伝統的な素晴らしいものを感じました。
さあて、何を食べようかな・・・。
おでんも美味しそうです。(^^)
前のお店でとり天をガッツリと食べてきたので、ここはさっぱりと行きたい・・・。
おそらく、同行したみんなが同じ気持ちだったと思います。
だから注文したメニューは全員が「ざるうどん」。
出来上がるのを静かに待ちます。
先ほど神棚の事に触れましたが、あの厳かな雰囲気、私は本当に好きです。
なんだか懐かしさが込み上がって来ます。
人は心の奥深くに、遠い記憶を持っていると私は思っています。
私の場合、
畳のにおいとか、薪をくべた時の香りとか、しんしんとする空間、そしてわびさび・・・。
そういうものに出会えた時、私が私である以前の記憶が蘇ってくるのです。
その記憶は懐かしく、私の心を癒してくれます・・・。
だから、このお店の雰囲気が好きです。
「ざるうどん」が目の前に登場です。
わかめを練り込んでいるだけあって、麺は緑色。
なかなか他ではお目にかかれない麺ですね。
さっそく食べてみますと・・・、わかめの香りが口の中で広がります。
この麺、食塩は一切使われていないのですが、わかめが持つ旨味により、麺を美味しくさせています。
すごく爽やかな味わいで、気持ちをホッとさせてくれる美味しさです。(^^)
喉越しも良いですね~、滑らかにスルスル~っと喉元を過ぎて行きます。
麺を出汁につけて口に入れると、一瞬、わかめの香りが弱くなったかな?と思いきや、
後からフワァ~と香りが口に広がります。
やっぱり気持ちがホッとします。
美味しいなぁ~。(^^♪
来てよかった・・・とても満足出来ました。
こちらのお店は通販もされていますので、皆様も是非、ご自宅で味わって下さい。
・・・またいつか立ち寄りたいお店です。
またいつの日か・・・。
大島家さんをあとにして、私達は仏生山温泉へ向かったのです。
大島家さんの麺で心が癒され、そして温泉で体が癒やされる・・・。
理想的な展開です。
それだけではなく、温泉を満喫した後に、温泉施設内の休憩場でかき氷を頂きました。
このかき氷、ほわほわしていて美味しかった。
温泉で火照った体に、この冷たさが心地よかった。
美味しいうどんに温泉・・・
良い想い出になった・・・。
わかめうどん 大島家
ジャンル:うどん
アクセス:高松琴平電気鉄道琴平線三条(香川県)駅 徒歩14分
住所:〒760-0079 香川県高松市松縄町1013-26(地図)
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情報掲載日:2018年11月22日
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