「堂尾うどん」さんへ訪ねた時の記事で、
坂出を訪ねたのは心残りのお店があるからだと書きました。
行きたくても、なかなか行けなかったお店・・・。
心残りのお店は、実は2店舗あって、ひとつが堂尾さん、そしてもうひとつが亀城庵さんなのです。
以前、香川県綾歌郡宇多津町にある大和製作所という会社を見学させて頂いた事があるのですが、
その頃から、ず~っと亀城庵さんの事が頭にあって、いつか訪ねてみたいと思っていたのです。
なぜ大和製作所の事を話にしたかと言うと、
亀城庵さんは大和製作所が営んでいるお店だからです。
大和製作所という会社は、うどん・ラーメン・そばの製麺機を製造販売されている会社です。
社長の藤井薫氏は、麺に対して熱い思いとこだわりを持っておられる方でして、
製麺機の製造販売だけでは無く、
大和麺学校という、料理の技術や経営のノウハウを学ぶ為の場を設けられています。
大和麺学校を卒業された方達の中には、超有名店の名だたる店主も名を連ねられています。
その会社の直営店が「亀城庵」ですから、是非とも訪ねたい、そう思いました。
JR坂出駅前に到着です。
亀城庵さんはJR坂出駅構内にあるお店です。
今まで何度かお店の前を通った事があるのですが・・・、灯台下暗しですね・・・。
気づいているようで、気づいていなかった・・・。
駅構内にあるお店なのに、随分と遠い道のりでした・・・。
ようやくお店の正面に立つ事が出来た・・・。
お店に入ったのが13時30分を回ったところでしたが、
店内は随分と賑わっています。
メニューブックを拝見しますと、なかなかの種類です。
こちらのお店は「うどん茶屋」でもありますから、スイーツも用意されています。
↓↓ メニューです。
この中から私が選択したのは「肉うどん」です。
メニューブックの「肉うどん」の画像が美味しそうに見えたので注文する事にしました。
こちらのお店は注文後に麺を茹でるので、出来上がるまで8分ほど待ちます。
亀城庵さんの麺は3日間かけて作られる、こだわりの麺だそうです。
だから出来上がりが非常に楽しみです。(^^)
しばらく待って「肉うどん」が到着です。
見た目が凄く上品で綺麗!
この見た目だけでも嬉しくなります。
少しお出汁を飲んでみます・・・。
冷えた体に熱い出汁が染みわたり、ホクホクと体が癒される・・・。
そして、とても美味しいですね~。(^^♪
いりこの風味がフワァ~と口に広がり、あとはスッキリとかつおが・・・。
お肉の旨味も溶け込んでいて、絶品な出汁です。
お肉は出汁で煮込んでいるそうです。
そのせいなのか、さほど甘くはなく、それよりもお肉本来の味が生かされています。
柔らかくて、とても美味しいお肉です。
麺も最高です。
太めでエッジの立った麺は、熱い出汁の中であってもしっかりとコシがあり、噛んだ時の反発感や、
噛みきった時の感触がとても良い! 大満足です。
訪ねて正解でした。
また坂出に来ることがあれば、寄りたいと思います。
坂出をあとにして、高松へ戻りました。
帰りのバスが出るまで、少し時間があったので、
以前から行ってみたいと思っていた場所へ訪ねることにしました。
↓↓こちらです。
ことでん高松築港駅の目と鼻の先にある公園なのですが、まだ一度も行った事がないのです。
良い機会なので訪ねる事にしました。
こちらの公園は有料です。
入園料200円(おとな)を払って園内に入りました。
鞘橋という屋根付きの橋を渡り、まずは天守閣跡を目指しました。
天守閣は老朽化の為、明治17年に取り壊されたそうです。
なので、今は上の画像のように、少し寂しい感じになっています。
天守台の展望デッキに上がると、なんとも見晴らしが良い!
未来と過去を同時に見ているような、そんな景色です。
美味しいうどんを食べて、こんな綺麗な景色を見ることが出来て、本当に幸せな気分です。
園内には古民家もあります。
古い建物は眺めているだけで、涙が出そうなぐらいに懐かしく思えます・・・。
私の中の遠い記憶がそうさせているのかもしれません。
「ど根性松」というのを見かけました。
ど根性松?なんだろう?と思って目の前の岩を見ると、その岩の上から松が・・・。
どうやら岩に根付いているようだ・・・。
根性を出しているというよりも、
神様から与えられた場所で、健気に生きているように思える。
Let it be・・・あるがままに、緑に輝いて。
そうか・・・、
「ど根性松」と違い、私には神様から与えられた場所がたくさんある。
ひとつの場所で満足せず、どんどん歩いて行かねば。
さあ、旅はこれからもっと面白くなる。
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