塩江温泉郷をあとにして、次の目的地へ向かいました。(前回の記事はこちらから)
塩江温泉郷から次の目的地までは車で20分程の距離ですが、
ナビの命ずるままに車を走らせていると、何故か高松市の市街地へ・・・。(^_^;)
目的地の周囲は田園風景が広がっている筈なのに、何故か繁華街の中を車は走る・・・(^^ゞ
栗林公園の紫雲山が見えた時に、はじめて誤りに気づきました・・・気づくの遅いし。(-_-;)
市街地から引き返す事30分、ようやくお店の案内板を発見。
えっ!この道で間違いないの?と思わせるぐらい、静かでひと気の無い道路へと導かれる・・・。
車は緑の深い方向へと突き進みます。
やがて道路の目の前が開けてお店に到着。
そこで不思議な光景を目にしました・・・。(・・?
深い山間の土地でボートが遭難している???
誰かが捨てて行ったのかもしれませんね・・・。(^_^;)
でも、どうしてこんなところに・・・。(?_?)
ボートの事はさておき、周囲を見ると、田園風景が広がるのどかな場所です。
空気が澄んでいて、とても気持ちの良い場所です。
お店の方へ目をやると、目の前に見える家屋と、周囲の緑がとてもマッチしている。
そして、里の風を感じます。
と、ここでHさんと合流。
10月初めに香川県をひとり旅した時、大変お世話になった方です。
こちらのお店で待合せしていたのです。
本当なら、1時間前に合流している筈が、私達が誤って高松市街地まで行ってしまった事で、
大変長い時間お待たせしてしまいました。
Hさん、その節は大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m
さっそく4人でお店へ。
今回訪ねたお店は「いなもく」さんです。
自宅の納屋を改装し、営業されているお店です。
納屋を改装したこの建物に、業種の違う2つのお店が入っています。
うどん店と木材店です。
私達はまず初めにうどん店に入りました。
手作り感溢れる店内は、木材店を営んでいるだけの事はあります。
お世辞にも広いとは言えませんが、カジュアルな感じで雰囲気がとても良いです。
ちなみにこちらはセルフ店です。
とり天が美味しそうだったので、思わずお皿の上にのせてしまいました。(^^♪
うどんは、数量限定の「肉ぶっかけ(小)」を選択しました。
「数量限定」という言葉に弱い・・・。(^_^;)
とり天と「肉ぶっかけ」を持ってテーブル席へ。
大きなとり天に「肉ぶっかけ」、このボリューム感がたまりません!!(^v^)
この後にも数軒のお店を食べ歩く予定ですが、そんな事はもうどこかに飛んでいました。
麺も美味しそうです。
このお店の大将は、
同じ香川県のとあるうどん屋さん(かわたうどん?)で4年間修業されたそうです。
ですから、昨年の11月にオープンした新店とはいえ、大将の腕は本物です。
さっそく麺からいただきます。
もっちりとした食感に、噛みしめると、しっかりとしたコシが感じられる麺です。
とても美味しい麺です!!
ぶっかけ出汁も、麺の持ち味を充分に活かしています。(^^♪
お肉も美味しかったです。
ぶっかけ出汁と、お肉の甘辛い風味が良い感じに混ざって最高でした!!(^_^)v
とり天はホクホクで、味もしっかりとしていて、とても美味しくいただけました。(^^♪
「肉ぶっかけ」にとり天、大変満足させていただきました!!ヽ(^o^)丿
さあ、ここからは木材店の話です。
うどん店と木材店は同じ建物内にありますが、入口は別になっています。
1階フロアーの約3分の2がうどん店で、3分の1が木材店になっています。
また、木材店は1階だけではなく、ロフトタイプの2階もあります。
こちらの木材店は、うどん店の大将のお母様、安川早苗さんが営んでいます。
材木商をされていた早苗さんの実の父親(故稲田英雄さん)の意思を継いで、
嫁ぎ先のこの地で木材店を始めたそうです。
「いなもく」という店名も、稲田英雄さんが始めた「稲田木材店」からきています。
木材店の1階には、テーブルとして使えそうな木材などが販売されていました。
2階にはテーブル、イス、木工雑貨が販売されています。
女子に受けそうな可愛い木工品などもあります。
作り手の気持ちが伝わってきそうな品物ばかりでした。
美味しいうどんを食べたあと、木材店の方も訪ねてみて下さいね。
そうそう、こちらの木材店1階では「土佐の名物よさこいアイスクリン」が販売されていました。
大谷さん(JUN大谷製麺処店主)の奢りでいただきました。(^v^)
何故に高知の氷菓子がこのお店で販売されているのか?
木材店の店主である早苗さんは、高知県で生まれ育っています。
その頃に味わったこのアイスクリンの味が、忘れられずにいたのではないでしょうか。
あと、このアイスクリンがなぜ高知の名物なのか?
元々アイスクリンは、横浜で生まれたそうです。
アイスクリンは乳固形分と乳脂肪分が少量の為、いわゆるシャーベット状の食べ物です。
アイスキャンディーやかき氷と同じ分類の氷菓子になります。
時代の流れと共に、乳固形分と乳脂肪分が多く含まれたアイスクリームが主流となり、
当時の味をそのまま受継いでいるのは、現在では主に高知県だけだそうです。
このアイスクリン、シャリシャリとした食感と、
さっぱりとした甘さでとても美味しかったです。(^^♪
Hさんとふたり、お店の裏側に出ると、そこにはとうがらしが栽培されていました。
このとうがらし、お店で使うのかな?
「裏の畑からとうがらしを取って来て。」という声が、お店の中で聞こえるかもしれませんね。
自然に囲まれたお店。
ロケーションは最高ですし、うどんも美味しかった!
またいつか訪ねたいと思います。(^_^)
ジャンル:うどん
住所:〒761-2202 香川県綾歌郡綾川町枌所西甲1420-3(地図)
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情報掲載日:2018年11月18日
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