放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
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いなもく - 里で味わう絶品うどん -

2017年11月25日 | 香川県・中讃

塩江温泉郷をあとにして、次の目的地へ向かいました。(前回の記事はこちらから)

塩江温泉郷から次の目的地までは車で20分程の距離ですが、

ナビの命ずるままに車を走らせていると、何故か高松市の市街地へ・・・。(^_^;)

目的地の周囲は田園風景が広がっている筈なのに、何故か繁華街の中を車は走る・・・(^^

栗林公園の紫雲山が見えた時に、はじめて誤りに気づきました・・・気づくの遅いし。(-_-;) 

市街地から引き返す事30分、ようやくお店の案内板を発見。

えっ!この道で間違いないの?と思わせるぐらい、静かでひと気の無い道路へと導かれる・・・。

車は緑の深い方向へと突き進みます。

やがて道路の目の前が開けてお店に到着。

そこで不思議な光景を目にしました・・・。(・・?

深い山間の土地でボートが遭難している???

誰かが捨てて行ったのかもしれませんね・・・。(^_^;)

でも、どうしてこんなところに・・・。(?_?) 

ボートの事はさておき、周囲を見ると、田園風景が広がるのどかな場所です。

空気が澄んでいて、とても気持ちの良い場所です。

お店の方へ目をやると、目の前に見える家屋と、周囲の緑がとてもマッチしている。

そして、里の風を感じます。

と、ここでHさんと合流。

10月初めに香川県をひとり旅した時、大変お世話になった方です。

こちらのお店で待合せしていたのです。

本当なら、1時間前に合流している筈が、私達が誤って高松市街地まで行ってしまった事で、

大変長い時間お待たせしてしまいました。

Hさん、その節は大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m

さっそく4人でお店へ。

今回訪ねたお店は「いなもく」さんです。

自宅の納屋を改装し、営業されているお店です。

納屋を改装したこの建物に、業種の違う2つのお店が入っています。

うどん店と木材店です。

私達はまず初めにうどん店に入りました。 

手作り感溢れる店内は、木材店を営んでいるだけの事はあります。

お世辞にも広いとは言えませんが、カジュアルな感じで雰囲気がとても良いです。

ちなみにこちらはセルフ店です。

とり天が美味しそうだったので、思わずお皿の上にのせてしまいました。(^^ 

うどんは、数量限定の「肉ぶっかけ(小)」を選択しました。

「数量限定」という言葉に弱い・・・。(^_^;)

とり天と「肉ぶっかけ」を持ってテーブル席へ。 

大きなとり天に「肉ぶっかけ」、このボリューム感がたまりません!!(^v^)

この後にも数軒のお店を食べ歩く予定ですが、そんな事はもうどこかに飛んでいました。 

麺も美味しそうです。

このお店の大将は、

同じ香川県のとあるうどん屋さん(かわたうどん?)で4年間修業されたそうです。

ですから、昨年の11月にオープンした新店とはいえ、大将の腕は本物です。 

さっそく麺からいただきます。

もっちりとした食感に、噛みしめると、しっかりとしたコシが感じられる麺です。

とても美味しい麺です!!

ぶっかけ出汁も、麺の持ち味を充分に活かしています。(^^ 

お肉も美味しかったです。

ぶっかけ出汁と、お肉の甘辛い風味が良い感じに混ざって最高でした!!(^_^)v 

とり天はホクホクで、味もしっかりとしていて、とても美味しくいただけました。(^^

「肉ぶっかけ」にとり天、大変満足させていただきました!!ヽ(^o^)丿

さあ、ここからは木材店の話です。 

うどん店と木材店は同じ建物内にありますが、入口は別になっています。

1階フロアーの約3分の2がうどん店で、3分の1が木材店になっています。

また、木材店は1階だけではなく、ロフトタイプの2階もあります。 

こちらの木材店は、うどん店の大将のお母様、安川早苗さんが営んでいます。

材木商をされていた早苗さんの実の父親(故稲田英雄さん)の意思を継いで、

嫁ぎ先のこの地で木材店を始めたそうです。

「いなもく」という店名も、稲田英雄さんが始めた「稲田木材店」からきています。 

木材店の1階には、テーブルとして使えそうな木材などが販売されていました。

2階にはテーブル、イス、木工雑貨が販売されています。 

女子に受けそうな可愛い木工品などもあります。

作り手の気持ちが伝わってきそうな品物ばかりでした。 

美味しいうどんを食べたあと、木材店の方も訪ねてみて下さいね。

そうそう、こちらの木材店1階では「土佐の名物よさこいアイスクリン」が販売されていました。

大谷さん(JUN大谷製麺処店主)の奢りでいただきました。(^v^)

何故に高知の氷菓子がこのお店で販売されているのか?

木材店の店主である早苗さんは、高知県で生まれ育っています。

その頃に味わったこのアイスクリンの味が、忘れられずにいたのではないでしょうか。 

あと、このアイスクリンがなぜ高知の名物なのか?

元々アイスクリンは、横浜で生まれたそうです。

アイスクリンは乳固形分と乳脂肪分が少量の為、いわゆるシャーベット状の食べ物です。

アイスキャンディーやかき氷と同じ分類の氷菓子になります。

時代の流れと共に、乳固形分と乳脂肪分が多く含まれたアイスクリームが主流となり、

当時の味をそのまま受継いでいるのは、現在では主に高知県だけだそうです。

このアイスクリン、シャリシャリとした食感と、

さっぱりとした甘さでとても美味しかったです。(^^ 

Hさんとふたり、お店の裏側に出ると、そこにはとうがらしが栽培されていました。

このとうがらし、お店で使うのかな?

「裏の畑からとうがらしを取って来て。」という声が、お店の中で聞こえるかもしれませんね。 

自然に囲まれたお店。

ロケーションは最高ですし、うどんも美味しかった!

またいつか訪ねたいと思います。(^_^) 

 

 
いなもく
ジャンル:うどん
住所:〒761-2202 香川県綾歌郡綾川町枌所西甲1420-3(地図
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情報掲載日:2018年11月18日
 


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