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2015 リレー・フォー・ライフ・ジャパン大阪あさひ ー パープルな朝へ ー

2015年10月25日 | リレー・フォー・ライフ・ジャパン

ー その1 ー

いつものように朝がやって来て、

いつものようにカミさんと朝食をとります。

そしてこの日はカミさんとお出かけ。

京阪の京橋駅ホームでカミさんと一緒に名物のフランクフルトを食べたりしました。

その後は電車に乗り、カミさんと何気ない会話を楽しんでいるうちに目的の駅に到着。

私達が下車した駅は京阪森小路駅です。

カミさんと一緒にこの駅で降りたのは、随分前のように思えます。

駅を離れ、少し歩いたところで「リレー・フォー・ライフ」の文字を目にしました。

この文字を見て、私の中で緊張が走りました・・・。

このあと私は、どのような人生と関わる事になるのだろう・・・。

目の前の道は、私が度々訪ねるお店「うどん蔵十」さんへ続く道・・・。

もう見慣れた風景なのに、今日は何故か違う・・・。

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」の幟が・・・。

会場はもうすぐ目の前に・・・・。

私とカミさんは「リレー・フォー・ライフ・ジャパン大阪あさひ」という、

チャリティイベントに参加するため、大阪市旭区を訪ねました。

「リレー・フォー・ライフ(RFL)」とは? 

リレー・フォー・ライフ・ジャパンの公式HPに下記の事が記載されていました。

がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指します。
1年を通じて取り組むチャリティ活動です。

私がこのイベントを知ったのは「うどん蔵十」木下大将が、一年前に書かれたブログ記事からです。

当時の記事は↓↓こちらです。
http://ameblo.jp/udon-kurajuu/entry-11932918563.html

大将の記事を読んだ私は、是非ともRFLに参加したい、そう思ったのです。

ただ、昨年は残念ながら仕事の都合で不参加となりました。

なので一年越しの参加となるわけです。

会場は旭区民センターです。

入口付近では、着ぐるみのキャラがいました。

そのキャラ達を見て、なんとなく緊張の糸がほぐれました。

会場に入って受付を済ませます。

受付では、どのような立場で参加するのかを選択する項目があります。

私達は「一般」のところに◯囲いして入場しました。

RFLでは、24時間病気と向き合っているガン患者の思いを共有し、支援しようという事で、

「夜通しウォーク」というのをされています。

文字通り、24時間交代で歩き続けるチャリティーイベントです。

「夜通しウォーク」はグループでも個人でも参加出来ます。

会場通路には矢印でウォークコースが案内されていました。

また、コースの脇にはルミナリエ袋というものが数多く置かれています。

ルミナリエ袋には、応援のメッセージなどが書かれていました。

私とカミさんは、少し戸惑いながらウォークコースを歩きました。

初参加という事もあり、なかなか感情の整理がつかない。

イベントの趣旨は理解していたつもりでしたが、感情の持って行き方が分からなかった・・・。

がん患者の皆さんと、どう向き合えば良いのか・・・。

知らない人生を知るということは、とても大変な事かもしれない。

生半可な気持ちで、他人の人生に関わることは出来ない・・・。

だから私は、このイベントに末永く関わって行かねばと思った。

そういう覚悟が必要だと思った。

感情の方はまだまだついてこないけど、とにかく、知らない事を知って行かなければ。

旭区民センターの大ホールでは、多くのブースが設けられていて、

募金を募ったり、グッズ等の販売をされていました。

大ホールのステージ上では、バンドによる演奏や講演などが行われています。

歩いていますと「疲れたでしょ、これをどうぞ。」と、栄養ドリンクを頂きました。

私もカミさんも歩き始めたばかりで、さほど疲れてはいなかったのですが・・・。

せっかくのご好意を断るのも申し訳なく思い、いただく事にしました。

また「レモンドロップス」というブースでは、レモン色のリストバンドと、キャンディーを頂きました。

あと、メッセージなども書かせていただきました。

それから「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」と刻まれたリストバンドもいただきました。

このリストバンドの色には深い意味があります。

夜が明ける時のパープルな空をイメージしているのです。

”眠ってしまうと、もう二度と目を開けることが出来なくなるのでは・・・。”

そんな恐怖と闘いながら、辛い夜を過ごしている人達にとって、夜明けは希望なのです。

リストバンドのパープルは、希望の色なのです。

私は、それぞれのブースに募金をして行くうちに、少しづつ見えてきたものがありました。

「いつものように朝がやって来て、いつものようにカミさんと朝食をとる。」そういう日常が、

尊く、かけがいのないものだと。

だから祈りたいのです・・・すべての人に朝が訪れることを。

・・・ようやく感情の整理をつけて、私は歩くことが出来るようになりました。

会場ではチームを組んで夜通し歩いて来た人達や、個人で時間の許す限り歩いている人達がいました。

多くの人の思いを背負って、皆さん歩いてられます。

多くの人に寄り添うため、歩いてられます。

生きる為の風景が、この会場にはたくさんあります。

ガッチリと、手と手を結んで歩いて行こうという力強い絆もあります。

ヒーローとなって、正義を貫く強さもあります。

だけど、もっともっと多くの人達の協力が必要なんだと、

ヒーローの背中が語っているように思えました・・・。

私は来年、夜通し歩こうと思います。恐怖と闘い、辛い夜を過ごしている人達と共に。

そして、あなたの背中から涙が消えることを祈って・・・。

 

ー その2 ー

RFLイベントでは、会場内の特設食堂(調理場)で飲食することでも募金につながります。

早速訪ねてみました。

会場内の「RFL食堂」に到着。

「RFL食堂」は区民センターの調理場を利用した食堂です。

メニューを見ますと、りんごジュースにコーヒー、そしてゆで卵。

焼き飯とフランクフルトと副菜1品のセット、そして豚汁。

 

焼き飯あたり食べてみたいと思ったが、朝食はすでに食べていたし、京橋駅でフランクフルトも・・・。

なので、ドリンクのみを注文しました。

私はりんごジュース、カミさんはコーヒー。

コーヒーにはクッキーが付いていました。

それからドリンク類すべてに「しかぽてち」が付いています。

「しかぽてち」は鹿エキスを配合したポテトチップスとの事。

食べてみますと、う~ん・・・鹿エキスの効果が私には分からない・・・(^^ゞ

普通のポテチと食べ比べると違いが分かるかもしれませんね。

カミさんのコーヒーに付いていたクッキーがとても美味しかったので、そのクッキーを購入。

自宅でも美味しくいただきました。

RFL食堂で少しのんびりした後、私とカミさんは再びウォークコースに戻り、会場内を歩きました。

来年は本当に夜通し歩きたい・・・。

そしてイベント参加者と共に朝を迎えたい・・・。

そんな思いを持って、私は会場をあとにしました。

 

ー その3 ー

会場をあとにした私とカミさんは「うどん蔵十」を訪ねました。

お店に入り、カミさんとふたりカウンター席に座りました。

注文する品はお店に入る前から決めていました。

私は鶏天ぶっかけとかやくご飯の定食、そしてチョイカレーをオプションで注文しました。

カミさんは鶏天カレーうどんと卵かけご飯の定食です。

↓↓ 私が注文した鶏天ぶっかけ定食とチョイカレー。

蔵十さんの鶏天ぶっかけは、見た目のボリューム感でも食欲をそそります。

コシがあり、歯当たりの良い麺も相変わらず美味しい!

鶏天はほんとボリュームがあります。

そしてジューシーで、お肉の旨味たっぷりで、かなり美味しいです。

あと、麺をチョイカレー(カレースープ)につけて食べると・・・これがまた旨い!

ぶっかけうどんとカレーうどんの両方を楽しめるので、チョイカレーは本当に重宝します。

↓↓ こちらはカミさんが注文した鶏天カレーうどん定食です。

京橋駅でフランクフルトを食べ、コーヒーを飲んで、クッキーとポテチを食べたカミさんは、

お腹がいっぱいとなって、鶏天カレーうどんを途中で食べきれなくなり、私にバトンタッチ。(^^)

鶏天カレーうどんが美味しかっただけに、フランクフルトを食べた事、後悔していました。(^^ゞ

兎にも角にも、私もカミさんも大変満足させていただきました。

大将も元気そうで何より、少し細くなったような気が・・・。

この日蔵十さんでは、RFLイベントに参加した人や参加する人を対象に割引のサービスをされていました。

もちろんRFLの募金箱も設置されています。

大将も昨年からRFLイベントに関わるようになり、

出来る範囲で協力して行こうと、そういう強い思いを持ってられます。

お店の営業終了後には、イベント会場に出向いて、

ウォークコースを時間の許す限り歩いていたそうです。

大将も一生(RFLに)関わっていくのでしょう・・・。

最近、ふと思うことがあります。

東日本大震災直後、多くの人が募金に協力されていたと思います。

でも、あの震災から、今でも募金を続けている人は何人いるのだろう?

また、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の研究支援で氷水をかぶって寄付をしていた人達、

今でも氷水をかぶっているのだろうか?

「ALS」の言葉さえ忘れてしまったのではないのでしょうか?

すべては現在進行形なのです。

今でも震災の苦しみを背負っている人達がいます。

ALSと懸命に闘っている人達がいます。

その人達の人生に少しでも関わったのなら、

その人生を知り、いつまでも関わっていくことが大切な事だと思います。

この日の夕方、テレビのニュース番組でRFLイベントの事が紹介されていました。

 

リレー・フォー・ライフ・ジャパン
http://relayforlife.jp/

リレー・フォー・ライフ・ジャパン大阪あさひ
http://relayforlife.jp/osaka-asahi/



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