放浪うどん人 ☆これから うどんに 会いに 行きます。☆

うどん食べ歩きブログ
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糸庄 ー 幻の立山連峰、そして、もつ煮込みうどん ー

2015年05月01日 | 富山県(氷見うどん・もつ煮込うどん・その他)

新潟で1夜を過ごした私は、富山へ戻る事にした。

午前7時前にホテルを出て、高田駅へと歩きました。

本当はもっとゆっくりと出発する事も出来たのですが、

最後の最後、北陸本線をじっくりと味わいたかったのです。

それから・・・富山へ戻るのにも理由がありました。

氷見市の雨晴海岸で見る事の出来なかった立山連峰を、もっと最高な場所で見ようと思ったからです。

この日は晴天で、高田駅から眺望出来る金谷山がすごく綺麗でした。

この天気なら立山連峰の眺望も期待できる!

直江津から各駅停車の電車で富山へ向かいます。

北陸本線のひとつひとつの駅を味わいたかったのです。

私と同じような思いを持ってられる方も多かったようで、どの駅にもカメラを持った人達がいました。

北陸本線の中で、一番印象に残った駅は新潟県糸魚川の筒石駅です。

暗いトンネルの中で電車が停まったので、何事かな?と思ったら、そこにホームがあるのです。

それが筒石駅だったのです。

撮影がうまく出来なかったので残念ながら画像は無いですが、その駅から乗車される人もいました。

少しばかりのカルチャーショックです。

今思えば降りておけば良かったかなと・・・後悔しています・・・。

↓↓こちらの駅も、私にとっては印象的な駅です。

富山県泊駅です。

映画「少年時代」のロケがこの周辺で行われたからです。

藤子不二雄A氏の作品「少年時代」も、この駅から物語が始まっているのです。

この駅にも降りたかったのですが・・・あまりに時間が無さすぎて断念しました・・・。

・・・後悔ばかりです。(^_^;)

でも、こういう後悔の積み重ねが、また、旅へと向かわせるのでしょうね。

直江津から富山までの約2時間20分の鉄道の旅はあっという間でした・・・。

富山県に到着後、とにかく歩きたかった私は、呉羽山まで3キロの道のりを歩く事にしました。

天気が良いし、気持ちの良い空気でしたから。

歩く、歩く、歩く、遠くの街を歩く。

思えば、今年に入ってから月イチで旅行をして、いろいろな場所を歩いています。

私の足は、アクセルを踏みしめる為にあるのではなく、大地を踏みしめる為にあるのです。

毎月毎月、どの場所を歩こうかと計画を立てるのが、本当に楽しいです。

のんびりと、日本全国のうどん屋さんを食べ歩きしたいと思います。(^^♪

目の前に緑の映える場所が見えてきました。

呉羽山公園です。

ようやく到着したと言いたいところですが、まだまだです。

ここから軽い登山がはじまります。

軽い登山とはいえ、私の体力ではなかなかキツかったです。

あとで気づいたのですが、登山中、まったく撮影をしていませんでした・・・。

多分、登るのに必死だったのでしょう・・・。

坂道を登りきり、目の前に青空が広がった時、目的の場所に到着です。

「立山あおぐ特等席」、ここは呉羽山公園展望台です。

ここからの立山連峰の眺めが最高なのだと聞き、やって来たのです。

いよいよ立山連峰を眺めることが出来るぞ!そう思い展望台に立つと・・・。

どうも立山とは相性が合わないようだ。

目の前に広がっているはずの立山連峰が、まったく見えない! (>_<)

↓↓ 本来なら、こんな感じで見えるはずなのに・・・。

展望台には、立山を開山したといわれる佐伯有頼の石像があります。

腕には鷹が乗っていて、指をさす方向に立山連峰があるのです。

しかしこの石像を見ていると、風を感じます。

鷹が本当に飛んで行くのではないかと錯覚します。

私は石像と共に、しばらくこの場所で鷹が飛んでいく姿を妄想していました。

すると、ほんの少しですが、立山連峰の片鱗を眺める事が出来たのです。

ただ、感動するには至らない・・・。

雨晴海岸に続き、こちらでも残念な結果になりましたが、きっとリベンジします。

呉羽山を後にして、私は富山地方鉄道の大学前駅を目指しました。

その道中ですが、ようやく山が見えました。

うっすらとですが、神様がようやく願いを叶えて下さったような気分です。

さあ、これで元気よくうどんを食べに行ける!!(^_^)v

富山地方鉄道の大学前駅から市電に乗りました。

この市電の車両、とてもオシャレです。

車内は広いし、窓が大きくてとても明るい!

そのオシャレな電車に乗って、向かった先が小泉駅です。

目的のお店は、小泉駅から徒歩で7分ほどの場所にあります。

電車を降りて、もう一度市電の車両を見ました。

やはりオシャレですよね。

確か似たようなのが広島でも走っていたと思います。

大阪の阪堺線でもあるのかな?

今度、天王寺へ出る事があれば確認してみましょう。

小泉駅に到着した頃、青空が消え、雲が多くなっていました。

イヤな事がおきる前兆でなければ良いですが・・・。(^_^;)

ほどなくしてお店に到着。

今回訪ねたのは「もつ煮込みうどん」で有名な糸庄さんです。

時計を見ると10時53分。

11時開店なので、少し早めに到着した訳ですが、お店はすでに営業開始していました。

店内にはお客さんが入っていて、カウンターは満席でした。

お店に入るとすぐに食券機があります。

私の後にお客さんがいなかったので、食券機を撮影させていただきました。

もちろん、私は「もつ煮込みうどん(もつうどん)」を選択。

その後スタッフの方に4人掛けのテーブル席に案内されました。

食券を撮影した直後、私が座っていたテーブル席も満席となり、

店内を見渡すと、どの席も埋まっていて、お待ちのお客さんもいらっしゃいました。

超人気店です。

それに、殆どのお客さんが「もつ煮込みうどん」を注文されているのが、厨房を見ればわかります。

15分ぐらい待って、私の前にも「もつ煮込みうどん」が運ばれて来ました。

すごい湯気で、ぐつぐつと煮えたぎっています。

熱さに警戒しつつ、出汁を飲んでみました。

にんにくの香りと白味噌の味がなかなか良いです。

他にも、いろいろな素材の旨味が交わっています。

でも、結構辛い・・・。

富山県は雪の多い土地ですから、このような「辛さ」を求めるのかも知れません。

辛味は体を温めますからね。

麺は氷見うどんを使用しているらしい。

熱い出汁の中、ブツブツ切れる事なくモチモチ感の良い麺です。

メインのもつですが、もつ自体が結構辛い・・・。

もつの旨味よりも、辛さが前に出ている感じです。

個人的にこの辛さは苦手かな・・・。

麺をすべて平らげた後も、どっさりと、もつが残っていました。

周りのお客さんの表情を見ていますと、みなさん美味しそうに食べています。

私にとっては苦手な辛さですが、一般的には問題の無い辛さなのかもしれませんね。

まあでも、富山県の名物うどんを食べる事が出来て良かったです。

お店は盛況で、次から次へとお客さんが来られます。

私が訪ねた時は、雪のかけらもありませんでしたが、

この一週間後、富山県は大雪に見舞われたのです。

雪の寒さの中、この「もつ煮込みうどん」は、人の心と体を温めたのでしょうね。

私も、そういう環境の中で過ごせば、きっと、あの辛さも好きになっていただろうな・・・。

そんな事を思いながら、糸庄さんを後にして、この旅最後のお店へと足を向けました。

富山県へ来たならば、見過ごしてはいけない名物料理があります。

それは「富山ブラック」です。

せっかくここまで来たのだから、食べておかないとだめでしょう。

店名はあえて公表しませんが「富山ブラック」で有名なお店を訪ねました・・・。

↓↓ 私が食べた富山ブラックです。

ブラックと言われるだけあって、スープが黒い・・・。

山盛りになっているのは焼かれたネギと、チャーシューです。

スープを少し飲んでみました・・・。

これが凄く辛い!!! 醤油の辛さです!

旨味も何も消えて、辛さONLY!!

とてもじゃないけど飲む事は出来ない!(>_<)

次に麺を頂きました。

結構固めの麺で、弾力があります。

でも、味は醤油の味しかしない・・・麺も辛い!!(>_<)

そして山盛りに入っているチャーシュー・・・これも麺と同じで醤油辛い!!(>_<)

チャーシューも麺も、醤油にどっぷり浸かっているような感じ・・・。

「味が深い」とか「辛さのあとに旨味を感じる」とか・・・、

そんな事を書いているブログを見かけたけど、本気でそう思っているのかなぁ~?

はっきり言って美味しくないし、二度と食べたいとは思わない。

超辛い醤油味の麺と、超辛い醤油味のチャーシューやメンマ、そして超辛い醤油味の出汁・・・、

もう超辛い醤油の味しかしない!(>_<)

味覚は十人十色と言うが、これに関しては「美味しい」と言う人の舌を信用出来ない・・・。

久しぶりに食べてはいけないものを食べた気がします・・・。

でも、怖いもの見たさ的な感じで食べるのなら、楽しめるかもしれませんけど・・・。

あと、「富山ブラック」を提供されているお店は他にも沢山あります。

そして、それぞれ味に個性を出していると思います。

今回、私が食べたお店の味は、私にはまったく無理でしたが、

他店ですと、私好みの「富山ブラック」があるものと、そう信じています。

さあ、富山と新潟の旅が終わります。

いろいろとリベンジしたい場所がたくさんあるので、いつかきっと再訪したいと思います。

富山ブラックについても、このまま辛口な評価で終わるわけにはいかない!

私の舌にあった富山ブラックを、きっと探し出してみせます・・・。

もし、こんな私におすすめの富山ブラックがあれば、お店をご紹介願います。m(__)m

JR富山駅です。

私にとって、富山発の最後のサンダーバードです・・・。

今回の旅は、自然に相手されなかったり、レンタサイクルが出来なかったり、

富山ブラックにがっかりしたりしましたが、そういう事が、ガチに生きている証なのです。

いい事ずくめなんて無いのです。

だから何クソっ!と頑張ることが出来るし、目標も出来るのです。

長く生きていると、本当にいろいろとあります・・・。

苦しいこと、悲しいこと、傷ついたり傷つけたり・・・。

だからこそ、死ぬ時は笑って死んでやろうと思っています。

貧乏だろうが、金持ちだろうが、権力が有ろうが無かろうが、

最高の笑顔で死んで行ければ、人生の勝者なのです。

その為には、毎日を楽しくイキイキと過ごさねばなりません。

それが私の生きる覚悟なのです。

富山弁で言うと「きときとな人生」です。

 

糸庄
ジャンル:うどん
アクセス:富山地方鉄道市内線小泉町(富山県)駅 徒歩8分
住所:〒939-8272 富山県富山市太郎丸本町1-7-6(地図
周辺のお店のネット予約:
居楽屋白木屋 富山南口駅前店のコース一覧
Bistro du marche Gozzoneのコース一覧
廻転とやま鮨 富山きときと空港店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 富山市×うどん
情報掲載日:2018年11月22日

 

 



6 コメント

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Re:Unknown (tati)
2018-01-04 22:19:36
primex64さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
また、貴重な情報もお知らせ頂き感謝致します。
富山県へ再訪の際は、是非参考にさせて頂きます。

じょんならんさんの閉店は本当に残念でしたね。
良いお店でした。
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Unknown (primex64)
2018-01-04 16:02:46
うどん店を検索していて偶然拝見しました。
私は富山県出身で、現在は横浜在住・東京都内勤務のシニア世代です。以下、大喜の系列について3か所のレポートを貼っておいますので、次回行かれるならご参考にされて下さい。

http://musicarena.exblog.jp/26100778/
http://musicarena.exblog.jp/26142787/
http://musicarena.exblog.jp/26246918/

因みに、別稿でご紹介されていた、横浜・六角橋(白楽)の讃岐うどん・じょんならん、ですが、昨年末に惜しまれながら閉店しました。
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Re:Unknown (tati)
2015-09-24 13:25:26
通りすがりの県民さん、初めまして。
コメントと情報をありがとうございます。
実は12月にまた富山県へ行こうかと思っています。
その時に再度、富山ブラックに挑戦しようと思っています。

私が食べた富山ブラックは、県内でも辛い方だと聞きました。
ですから全く違うお店で挑戦しようと思います。(^ ^)
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Unknown (通りすがりの県民)
2015-09-24 00:20:44
放浪うどん人さん、はじめまして

通りすがりの県民です。
富山ブラック、お口に合わなかったようで残念です。
県民でも好きではない方がとても多い一品ですが、何度か食べるうちに中毒になることもあります。
私も初めて食べたとき(小学生の頃)は、「なんだこれ?」という感じでしたが、今では最低でも月一で欲してしまいます^^;

お写真を拝見するかぎり、行かれたお店が元祖なのですが、そこの「のれんわけ」のお店は比較的評判良いようです。※それでも結構塩辛いですけども・・
もし興味があれば「富山ブラック 団地」と検索して頂ければ、検索トップに出てくるお店です。

通りすがりで失礼いたしました
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Re:Unknown (tati)
2015-05-02 06:53:02
Unknownさま
はじめまして、コメントありがとうございます。
また、富山ブラックに関する情報もありがとうございます。

富山ブラックはどのお店も同じ様な味なのですね。
だとしたら残念です。

ただ、富山ブラックを販売しているお店で、富山ブラック以外のラーメンメニューがあれば、そっちを食べてみたい気がします。
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Unknown (Unknown)
2015-05-02 00:46:36
富山ブラック、私は大好きなのですが、放浪うどん人さんのお口には合わず、残念でした。

ご存知かと思いますが、富山ブラックは、ご飯のおかずとしてのラーメンが発祥だそうです。有名店を筆頭に、彼の地では長年支持されていますので、それ系は似た味です。お互い近づかないのが吉ですね。
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