興味深いお店があり、大阪府吹田市を訪ねました。
JR東海道山陽本線吹田駅で下車し、そこから徒歩で6分ほど。
今回訪ねたのは「野口製麺所」さんです。
創業は大正末期、おおよそ90年の歴史ある製麺所です。
香川県高松市にルーツを持つ創始者が、大阪市此花区で開業。
先の大戦で此花区は空襲に遭い、焼け野原と化します。
そして吹田市へ移り、現在に至っているとの事。
吹田市の綺麗な水で製麺し、これまで通り卸売業を営みながら、昨年10月に飲食部を開始。
製麺工場の一部にDIYでイートスペースを設け、
工場で出来立ての麺を、その場で味わえるようになったのです。
実はこちらの飲食部が開業した当日、偶然にも私は製麺所の前を通っていました。
同じ吹田市にある別のうどん屋さんへ向かう途中です。
”製麺所がうどん屋さんをされるんだ。” そう思い、その時点から興味を持ち始めていたのです。
店内に入りますと、製麺エリアに面してカウンター席があり、
カウンター席の背面にテーブル席が設けられています。
カウンターの向こうは製麺エリア。
大阪ではあまり見慣れない光景なので、とても新鮮に思えます。(^-^)
良いですねー!実に良い!(^_^)v
メニューは↓↓こちら。
この日、店頭に↓↓このようなポスターが貼られていました。
このポスターを見た瞬間、きつねうどんが食べたくなり、「天ぷらセット」を注文しました。
「天ぷらセット」はきつねうどん+えび天2匹+かやくごはん(小)がセットされています。
しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。
天ぷらは別盛で、香の物も付いています。
まずは出汁からいただきました。
この出汁がとても美味しい・・・しみじみと五臓六腑に沁みる・・・。
鰹の風味と昆布の旨味が口の中で広がります。
そのルーツは香川県かもしれませんが、この出汁の味は紛れもなく大阪の味です。
大阪人の心を酔わせる出汁です。(●´ω`●)
麺はモチモチと弾力性が良くてコシもあり、とても良い麺です。(^^♪
通常の大阪うどんよりも、少しコシが強く思えるのは、梘水を使っている影響かもしれませんね。
製麺所らしい麺だと思います。
えび天はアツアツのホクホクで、油のキレも良い。
噛めばサクッと音がして、そしてえびの甘味が口の中に広がります。
このえび天なら、10本ぐらい平気で食べれそうです。(^-^)
かやくごはんは、少し薄味ながらも、上品な味わいで美味しかったです。(^^♪
京都あたりで出されるかやくごはんに似ています。
野口製麺所さんの「天ぷらセット」、大変満足させていただきました。
お店の雰囲気も良いので、女性おひとりで訪ねても、全然大丈夫です。(^_^)v
ジャンル:うどん
アクセス:JR東海道本線(米原-神戸)吹田〔JR〕駅中央出口 徒歩6分
住所:〒564-0026 大阪府吹田市高浜町7-9(地図)
周辺のお店のネット予約:
・Pizzeria O’sole mio 石橋店のコース一覧
情報掲載日:2019年3月30日
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