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うどん食べ歩きブログ
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さぬきうどん 山ざき - 東京都武蔵村山市で食べる讃岐うどん -

2017年01月15日 | 東京都(武蔵野うどん・その他)

私はお店の店主に「また来ます。」とか「ぜひ訪ねます。」という言葉をよく使います。

その言葉は単なる社交辞令ではなく、心の片隅で本音として言っている部分があります。

ただ、しがないサラリーマンの私の小遣いでは、毎日毎日食べ歩きが出来る訳もなく、

遠くのお店へも、なかなか出向く事が出来ません。

「また来ます」と言いながら、なかなか訪ねられないのが現状なのです。

いや、そういう現状が、しがないサラリーマンのリアリティなのです。

だけど、心の片隅に留まっている言葉は、何年掛かろうとも、現実のものにするつもりでいます。

今回、関東を目指したのは、心の中の言葉を現実のものにする為、向かいました。

 

この日は午前4時に起床し、4時30分に自宅を出ました。

夜明け前の道を駅に向かって歩きます。

この感じが好きです。

今から遠くへ行くんだ、そういう気持ちになります。

新大阪駅についたのは午前5時40分頃。

こんな早い時間に新幹線へ乗車するのは久しぶりです。

 

午前6時発のぞみ200号東京行に乗車しました。

西へ向かう新幹線とは違い、車内は人で賑わい、満席です。

実はわたくし、たったひとりで東へ向かう新幹線に乗るのは初めてなのです。

ですから、緊張感とワクワク感がいつも以上に感じられました。

天気も晴れ!

前日まで天気予報では「雨」となっていたのですが、奇跡的に晴れました。

ですから↓↓富士山も綺麗に見る事が出来ました。(^_^)v

 

新横浜駅に到着したのは午前8時過ぎ、そこから八王子を目指しました。

50分ほど電車に揺られ八王子に到着。

ラッシュ時だったので、電車内の混雑を予想していたのですが、意外と空いていました。

八王子でキャリーバッグをロッカーに入れ、身軽になって電車を乗換えました。

JR八高線川越行きの電車に乗車。

 

電車が動き出して暫くすると、隣の黒人男性から「ハシマ、イキマスカ?」と声を掛けられました。

私は「I’m From Osaka(私は大阪から来ました)」、

「I’m Sorry I don’t Know This Train(申し訳ないですが、この電車の事は知りません)」と返事。

黒人男性の方は「Ok Thank you」と言いましたが、表情を見ると不安そう・・・。

そこで私はスマホで調べてあげる事にしたのです。

黒人男性は「ハシマ」と言っていましたが、実は「拝島(はいじま)」の事です。

スマホの画面を見せながら「This Train is Fine(この電車で大丈夫です。)」と説明。

黒人男性の方にとても感謝されました。

何だか清々しい気分になり、この旅はきっと良い旅になる・・・そう確信出来ました。

 

八王子を出て30分ほどして目的の駅に到着しました。

JR八高線箱根ヶ崎駅です。

この駅前から、今度はバスを利用します。

バスで10分ほど揺られ、下車したのが↓↓こちらの停留所。

 

三ツ木停留所です。

もちろん、生まれて初めて訪ねる場所です。

目的のお店までは、この停留所から徒歩1分ほど。

静かな住宅街の中を歩きます。

 

そして、到着したのが↓↓こちらのお店です。

 

「さぬきうどん 山ざき」さんです。

話は逸れますが、私はうどん屋さん巡りの計画を立てる時、未訪問のうどん屋さんに関しては、

必ず事前にネットでアップされている麺の画像を複数チェックします。

麺の画像を参考にして、美味しそうだと思うお店へ、基本的に訪ねるようにしています。

遠くに限らず、関西での食べ歩きでも同じです。

いくら周りが絶賛していたとしても、私から見て、麺の出来が悪そうなお店は、極力避けて訪ねず、

ブログで紹介しないようにしています。

ただ、例外としては、スタンプラリーのようなイベントや、ロケーションが面白いお店、

その土地の名物うどんなどは、麺の出来に関係なく訪ねたりしています。

今回訪ねた山ざきさんも、ネットでアップされている麺の画像を見て、

「美味しそうだ!」と判断し、訪ねる事にしたのです。

 

お店には出入口扉が二箇所あり、

「さぬき手打うどん」の暖簾が掲げられている扉がメインの出入口です。

もう1ヵ所の扉はどうやら常時施錠されているようでした。

メインの扉を開けると、いきなり陳列ウインドがあり、その中に天ぷらなどが並べられていました。

その陳列ウインドの向こうは厨房で、まるでテイクアウト専門のお弁当屋さんです。

食べる場所は、メインの扉を入ってすぐ左側に短い通路があり、その通路を抜けると、

食べるスペースがありました。

 

先ほどの弁当屋さんの雰囲気から想像出来ないぐらいに洒落た空間です。

ちなみに、私はこの日最初のお客です。

 

注文の方は、先ほどの弁当屋さんみたいな場所で済ませています。

メニューは↓↓こちら。

 

なんと!冷かけがありました。

注文の時に嬉しそうな顔して「冷かけを下さい!」と言うと、

お店の方がきょとんとした顔で私の方を見る・・・“あれれ?何かまずかったのかな?”と思い、

お店の方に「え!?ダメなんですか?(笑)」と訊ねると、お店の方が「寒いのに大丈夫ですか?」と・・・。

「はい!大丈夫です。冷かけが大好きなんです。」と応えると、

笑顔を見せて「それならいいけど。」と言ってくれました。

 

店内は貸切状態なので、私は日が差し込む窓際の4人掛けのテーブル席に座りました。

この空間が妙に落着き、睡魔が襲ってきます。

4時間近く電車やバスに揺られているから、疲れもあるのでしょう・・・。

でも、この空間が、そんな疲れを癒してくれます。

しばらくして「冷かけ」が運ばれてきました。

 

「冷かけ」と一緒に胡麻風味のきんぴらごぼうが添えられていました。

まずは出汁からいただきますと・・・、

 

この出汁、かなり美味しい!!!(^^♪

ただ、イリコやカツオとは少し違うような・・・。

どのような節が使われているのか?私のバカ舌では分からなかった。

出汁を飲んでいるうちに、もの凄く気になってしまった・・・。

普段は出汁の材料など、店主に直接訊ねることはあまりしないのだが、凄く気になったので、

訊ねることにした・・・。

帰りがけに「あの出汁にイリコは入ってますか?」と訊ねてみました。

すると店主は「いりこは使っていません。」と。

その言葉のあとに「宗田節、うるめ、あご等を使った出汁です。」と。

とにもかくにも、味に深みがあって美味しい出汁でした。(^_^)

 

麺は讃岐らしく、コシのしっかりとした麺で、歯当たりもよく、

麺の旨味も存分に味わえて美味しかった。(^^♪

 

厚いかまぼこも印象的だったし、きんぴらごぼうの甘さ加減がよく、とても美味しかった。

 

このお店は東京都武蔵村山にあり、周辺のうどん屋さんといえば、武蔵野うどんが主流となっています。

なので頑張ってほしいですね・・・さぬきうどん。

 

山ざき
ジャンル:讃岐うどん
住所:〒208-0032 東京都武蔵村山市三ツ木5-29-2(地図
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情報掲載日:2018年11月18日

 



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