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本格手打うどん大河 - 京都最終日 黒豚の天ぷらうどん -

2016年07月25日 | 京都府(京うどん・その他)

京都の朝は小雨が降っていました。

 

チェックアウトを済ませた私は、傘を広げホテルをあとにしました。

しばらく歩いていると、雨音がいつの間にか消えていて、

空気の中に初夏の香りが・・・。

その香りを思いっきり吸い込んで、私の体に夏を取り入れました。

 

雨上がりの四条通りを歩きます。

どうしても訪ねておきたい場所があったから・・・。

それが↓↓こちらの場所です。

 

現在は「かっぱ寿司京のとんぼ店」さんになっていますが、

現在(2016年)から遡ること149年前、この地に「近江屋」という醤油問屋が存在しました。

もうお気づきだと思いますが、この地で坂本龍馬さんは命を奪われたのです。

ここは「坂本龍馬、中岡新太郎遭難の地」なのです。

 

龍馬さんが暗殺された近江屋事件は、慶応3年11月15日に起こりました。

奇しくも11月15日は、龍馬さんの誕生日だったのです。(享年33歳)

中岡新太郎さんは近江屋襲撃から二日後の11月17日に亡くなりました。(享年29歳)

中岡さんは襲撃から二日間生き延びた訳ですが、襲撃直後は意識があり、

龍馬さん暗殺時の状況を、人に伝える事が出来たのです。

 

私はここへ来るたびに思います。

龍馬さんがこの地で暗殺されていなければ、歴史は大きく変わっただろうなと。

犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩に同盟を結ばせ、

大政奉還後、薩長と徳川の手を結ばせようとした龍馬さん・・・。

龍馬さんの前では敵とか味方とか、身分が低いとか高いとか、そんなものは無かったのです。

龍馬さんの前ではすべての人が同じ「日本人」だったのです。

徳川幕府だった頃の日本は、小さな国(藩)が集まって作られた連合国家のようなものでした。

藩主が国王で、藩そのものが国家だったわけです。

誰一人、自分が「日本人」だとは思っていなかったのです。

あの西郷隆盛や、桂小五郎でさえ、そういう考えを持っていませんでした。

だから龍馬さんのようなスケールの大きい考えを持った人物が生きてさえいれば、

あるいは西南戦争も起こらなかったと思うし、

第一次世界大戦や、第二次世界大戦だって起こらなかったかもしれない。

 

龍馬さんなら、世界を相手に貿易を行なうことによって、他国と友好な関係を結び、

日本を豊かな国に育て上げていったものと思うのです。

誰もが当たり前だと思い、行動している事が、

実はとてつもなく、スケールの小さい事をしているに過ぎないのかもしれません。

物事は一方通行で考えるのではなく、時には客観的に考える事も大事だと思います。

今回の京都では、そういう事を学んだ気がします。

 

さて、この四条から電車に乗り、今回最後のお店へ向かいます。

これから訪ねるお店、ずいぶん久しぶりの訪問になります。

 

京阪の祇園四条駅から乗車し、そして下車したのが藤森駅です。

今回久しぶりに訪ねたお店は↓↓こちら。

 

「本格手打うどん大河」さんです。

前回から3年振りの訪問だと思います。

 

カウンター席に着きます。

目の前では店主が麺を打っています。

 

この日は雨上がりという事もあり、ジメジメと暑い日でした。

そんな暑い日に、とても嬉しく思えたのが↓↓こちらのおしぼりです。

 

一見、何の変哲もないように見えますが。

キンキンに冷やされていて、とても助かりました。

さて、何を注文しようかな?

生憎、この日は「ひやかけ」の提供はされていませんでした。

でも↓↓このようなメニューが私の目に飛び込んで来たのです。

 

「黒豚の天ぷらうどん」

これは美味しそうだと思い、さっそく注文しました。

うどんはかけ(温)とおろししょうゆ(冷)から選択。

私は「おろししょうゆ」を選択しました。(ただし、おろし抜きにして頂きました。)

↓↓こちらが注文した「黒豚の天ぷらうどん」です。

 

黒豚の天ぷらがとても美味しそうでしたが、まずは麺からいただきました。

 

前回食べた時よりも、麺がすこし細くなったような気がします。

 

しっかりしたコシで、心地よい弾力感もあり、とても美味しいです。

喉越しも最高です。(^^♪

そして「黒豚の天ぷら」。

 

↓↓こちらの辛子をつけて食べます。

 

ちなみに、こちらの辛子には、予め塩が混ぜられています。

天ぷらを食べてみますと・・・これが本当に美味しい!!!ヽ(^o^)丿

やわらかくて、肉の旨味がハンパないです。

辛子もツンとくる手前の辛さで、よりいっそう天ぷらの味を引き立てています。

 

黒豚の天ぷらは昆布が乗った白ごはんにも、もちろん合います。

いくらでもごはんがすすみます。(^_^)v

「黒豚の天ぷらうどん」満足させていただきました。

とても美味しかった!!(^^♪

 

これで京都の旅も終わりです。

またいつか、京都の町をブラブラしたいと思います。

今度は、新撰組の足跡なども追ってみたいな~。

 

 

本格手打うどん 大河
ジャンル:うどん
アクセス:京阪本線藤森駅南改札口 徒歩1分
住所:〒612-0029 京都府京都市伏見区深草西浦町7-45-1(地図
周辺のお店のネット予約:
じねんと食堂のコース一覧
時代屋 大手筋店のコース一覧
はなれのコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 伏見・醍醐×うどん
情報掲載日:2018年11月18日

 

 

 

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映画『あのひと』予告編 川嶋杏奈さんが出演されています。

川嶋杏奈オフィシャルブログ
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香西志帆監督
映画「恋とオンチの方程式」公式サイト
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