河合薫さんの「孤独入門」の次は、森博嗣さんの「孤独の価値」。
目から鱗の本です。
「孤独」を感じたときには、それだけこれから「楽しさ」がある、というふうに解釈すれば良い。それを知っている人が、「さび」の世界に浸ることができる。
ちょうど、ブランコを漕いでいるようなもので、前に出たときが楽しく、後ろは寂しい、という「揺動」である。ここで重要なことは、楽しさだけを大きくすることはできない、寂しさだけが大きくなることもない、という点だ。・・・納得です。
孤独感の中、寂しくて辛いときに「ああ、これが貴重な孤独というものか」と思うだけのこと、ともいえる。
孤独を絶対駄目な状態だと思い込んでいるのは損というものである。
孤独を恐れる理由や、寂しさの価値について、今まで考えたことがなかったので、考えるきっかけになりました。
理由や価値が理解できたら、もっと人生を楽しむことができそうです。。