大失敗そして反省

昨日、鈴鹿　御在所岳に登って、降りて来る時に裏道登山道を降りて来たのだが、国見峠を過ぎて6合目の標識を過ぎた辺りで一寸した気の緩みが出たのか、岩場で足を滑らせて見事に背中から1回転して転んでしまった。
気がついたら左膝から下は沢の中、帽子は何処かに行って分らず、眼鏡とタオルは50Cm位先に落ちていた。
やってしまったと思いながら立ち上がろうとしたら、腰が痛い　どうも転んだ時におもいっきり打ち付けたようだ、とりあえず立ち木につかまりルートの脇に座り込んでザックを下ろし、気持ちを落ち着かせながら怪我の程度を調べようと思ったが痛くて動けない、仕方が無いので其のまま30分位はボーっとしていただろうか、高校生位の5人組みのグループが声を掛けて通り過ぎていったが此方は返事をするのがやっとの状態で、変なおじさんと思われたかも知れない。
少し座っていたら何とか歩けそうな感じになってきたので、ゆっくりと又歩き出す。
ザックの重みと腰の痛さで、思うように歩けないがこんな処で止まっているわけには行かない、無理を承知でも歩けるのだから骨には異常は無いだろうと勝手な判断をして、通常の３倍位の時間を掛けて途中の藤内小屋まで降りてきた。
小屋の前のベンチでまたまた30分位座り込んで、少しでも体が楽になるように休憩をする。
何時もなら少し休憩してすぐに降りて行くのだが、今回ばかりは辛く痛かった。
小屋のおばさんも変な目で此方を見ていたが、客でもない山家に声を掛ける前に自分のお喋りに熱中していた。
此処から自分の車が停めて在るところまで30分位だろうか？などと思いながら再びザックを担いだ所なんか腰の辺りの感触がおかしい、手で触ってみると丁度骨盤の上ぐらいの所がぷよぷよしている、内出血だと思いながらザックが腰に当らないように握り拳で隙間を作り、バランスを取りながら何とか車の所まで戻ってきた。
其処でまたまた座り込んで、山仲間に失敗の報告兼アドバイスを求めてTEL　携帯が通じて良かった。
後は痛いのを我慢して碧南まで車を運転して帰り、そのまま市民病院の休日外来に直行　レントゲン写真では骨には異常は無さそうだが、もう一度専門の先生に診察してもらってくれと言われシップ薬をもらって帰宅。
今日、朝一番で又病院に行き診てもらった所問題なし、1週間位で痛みも引くでしょうと言われて又シップ薬をもらって帰ってきました。


今回の反省
もう若くはないのだから決して一人では無理をしない事。
そして家族にも心配をかけない事。
何よりも、慣れた所ほど慎重に行動する事。
以上の事を肝に銘じて今回の反省とします。