後手は82玉と囲いを優先したのが危なかったので、65銀と出て
けん制しておくのが良いでしょう。77銀82玉96歩94歩37桂72金
美濃囲いだと52飛が動いたときに5筋が薄くなるので、金美濃を考慮しておくのが良いようです。この図の評価値は0付近の互角です。先手は攻めの形を作りにくいし、玉を固めるのも難しいです。作戦負けになるでしょう。
ならば66歩と
先に65銀を防いでおくのも一法なのですが、駒組を進めて (手順省略)
64の歩をねらったときに、後手としては63銀上のほうが飛を使いやすいので正着です。37桂52金左77桂15角27飛32飛
3筋をねらうのは、位取り中飛車としては常套手段です。16歩51角26飛35歩同歩同飛36歩34飛
所司先生は後手十分としていて、この図の評価値は-55です。あとで45歩として、同桂には44歩、同歩には62角29飛46歩同銀36飛というねらいがあります。
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