『スパイ失業』赤川 次郎著 かなりご無沙汰でした赤川作品📚
心臓を患い入院中の夫と中学生の娘を持ち、家族のために働く伊原ユリの表の顔は、英語・ドイツ語・フランス語が堪能な通訳。 その裏の顔はポメラニア共和国(ユリの祖国でもあった)のスパイだったのです。 しかし財政破綻で祖国は突然消滅(これが事件の始まりに)、ユリが表の仕事である通訳に専念しようと決めた矢先、 駅のホームから突き落とされそうになったり、派遣先のパーティ会場で大臣を狙う暗殺者に遭遇したり、そのうちに夫や娘にも災いが降りかかり・・・ 途中から登場する見習社員の河本くん、この若者には色々助けられましたね(^_-)-☆
登場人物のほとんどが一癖も二癖もある(事件関係者?)人物、集団でしたが始末?一掃?されて一安心、家族に平和が戻ってきました。
ドキドキ感はありながら、何だかホンワカ感があるのは赤川作品だから?(今まで私が読んできたのがそうだったので?)
久々に一気読みしてしまいました。