映画鑑賞🎦 2024年9月 4本目 Total-35本 アップリンク京都にて・・・『パリのちいさなオーケストラ』
原題・英題:Divertimento フランス制作 事実に基づいて作成されたこの映画、「ボレロ」から始まり主人公の楽団「ディベルティメント」の「ボレロ」演奏で締めくくられました。 不平等や差別などの問題は今もあり続けていると痛切に感じるものでした。 昨日観た「チャイコフスキーの妻」ほど酷いものではないにしろ・・・
アップリンク京都の待合スペース&「Cafe」スペースです☕⇓
指揮者になりたいという夢を持つザイアは、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入が認められたのですが、女性で指揮者を目指すのはとても困難な上、クラスには指揮者を目指すエリートの男子生徒がいる上に超高級楽器を持つ名家の生徒たちに囲まれ、指揮の練習の授業では指揮台に立っても真面目に演奏してもらえず苦労する姿がありました。
ある日、特別授業に来た世界的指揮者に才能?を認められ指導を受けることができるようになりますが、悩むことも多くなっていきます。
師匠(指揮者の)に「指揮台に立っていると孤独を感じる」と打ち明けると「みんなと一体だと感じられたら奇跡は起こるはずだ」と励まされるのでした。 映画の中で、刑務所で演奏した「夢のあとに」では、刑務所内の父と演奏者の息子の対面にもなっていてチョッピリ泣けちゃいました。
耳に馴染みのある曲が沢山あって、映画が終わったら出町柳のレコード喫茶に行きたい気分になりました。
対面読書を終えての映画鑑賞だったので、時間的に無理があって断念しましたとさ☕🍰
因みに「ディベルティメント・オーケストラ」とは、1998年にザイア・ジウアニがパリとセーヌ・サン・ドニの音楽院の学生や指導者と一緒に設立。 現在も70人程の団員を有し、交響曲に加えてワールドミュージック、伝統音楽、ポピュラー音楽など幅広いレパートリーで年間約40のコンサートを開催しているとのことです。