フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

夏の西日本の旅第三日目~兵庫県~

2010-07-27 22:17:14 | 遠征&旅行日記
 昨夜は、京都府福知山市に泊まりました。中澤裕子さんの出身地です。この辺りは昔、丹波と呼ばれた地域で、丹波の黒豆と言えばブランド豆でもあります。
 福知山も他の地方都市同様に国道沿いにファミレスなどが点在してまして、駅前で店を探すのが面倒な気分だった事もあり、そういう店の中から和食系の店を選んで入ったら、なかなか美味でした。あなどれないなファミレス。

 今日は福知山からのんびり鈍行に揺られて山陰本線の旅。日本海の入江を眺めながら、青い空と青い海を眺めながら、カニが美味しい町香住(かすみ)に到着。
 この辺りは鳥取県が近いのですが兵庫県です。神戸や芦屋や姫路や明石の兵庫県です。のどかな駅前は神戸とかまったく別世界な眺め。タクシーの看板の太字ペンキで書いたような書体が昭和しています。昭和40年代、いや30年代でも通じそう。
 香住駅前からバスに乗り換え。この先にある鉄橋の付け替えのために1ヶ月ほどの間、バスが列車の代わりとして走っています。
 20分ほど峠道を走り、バスの目の前に高い橋が現れました。今月中旬に98年の歴史に幕を閉じた余部(あまるべ)橋梁です。
 明治45年春に完成したこの鉄橋。高さ41m。海の前に広がる谷のような地形に架けられています。当時は道路がないため、アメリカから取り寄せたという部材は全て船で運んだそうです。
 既に撤去作業が始まっており、新しいコンクリートの橋と線路も繋がり、来月から新しい橋を列車が走ります。しかし、その隣で1912~2010年まで潮風に耐え抜いた赤い鉄骨の橋は、まさに威風堂々と青い空と青い海の風景に溶け込んでいました。
 私は岩が転がる海岸に出て橋を見上げながら、98年前にこの大きな橋を作った人々の、何としても線路を通すのだという執念に想いを馳せるのです。
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夏の西日本の旅第二日目~滋賀県~

2010-07-26 20:46:54 | 遠征&旅行日記
 昨夜は三重県の津に泊まりました。津は世界一短い地名と駅名でギネスブックに載っている町で、三重県の県庁所在地でもあります。
 今日は三重県から滋賀県に移動して、昼時は信楽(しがらき)に行ってきました。信楽焼で有名な町ですから、駅前からあちこちに、大小様々なサイズの「タヌキの置物」を展示している店がありました。お腹の大きなタヌキ達のユーモラスな表情が可愛くて、暑さも少し吹き飛びました。信楽は高原らしく、吹く風も涼しかったのは確かですが。
 昼食は信楽駅前にあった蕎麦屋に入りました。リーズナブルな値段を掲げた看板につられて店の前に行くと、入口というか玄関が見当たらない。おそるおそる小上がりの引戸を開けると、そこは大広間。そして店内でした。
 まるで人の家に上がってご飯をいただいているような気分になりながら、座布団に座りながら昆布蕎麦を食べました。冷や麦を思わせる細い麺に、昆布だしが利いたつゆが美味い逸品でした。お値段500円。

 午後は琵琶湖を見てきました。琵琶湖は日本一大きな湖ですが、対岸が遥か遠く、そして行けども行けどもいつまでも広がっている湖の大きさは、まさに「海」でした。機会があったら、自転車で琵琶湖を一周してみたいです。一泊二日くらいになりそうですが。

 そうして、夕方は福井県に足を延ばし、更に京都府へ。鈍行の旅でも結構遠くまでいけるものです。
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夏の西日本の旅第一日目~静岡県から三重県~

2010-07-25 21:50:37 | 遠征&旅行日記
 今日から4日間、旅に出ています。青春18きっぷを使いながら鈍行に乗りながらの貧乏旅。泊まる所も安い旅館をネットで調べて予約しました。

 初日の今日は東海道本線を乗り継ぎながら、まずはひたすら名古屋を目指しました。東海道本線に乗る度にいつも思うのは静岡県内の電車の混雑。静岡県内の東海道本線の電車は3両とかで走っていたりします。熱海までのJR東日本の電車は15両とかでありながら、熱海から先のJR東海になった途端この仕打ち。まるでJR東海が、
「混雑が嫌なら新幹線に乗れ」
と言っているみたいで、私はますます意地になって鈍行を乗り継ぐのでした。

 天気は晴れなのに雲が厚くて富士山が見えないし、テンションが下がりかねない状況でしたが、乗り換えで降りた浜松で、二年前に℃-uteがコンサートを行なったアクトシティの建物が目に入ったら、懐かしさでテンションが上がりました(苦笑)。
 あの℃-uteコンサートは台風の影響で電車が止まり、終演後にヲタも、℃-uteメンバーも帰れなくなるというツアータイトルにふさわしい公演でした。そう「忘れたくない夏」(笑)。
 浜松には最近新たな思い入れも誕生しまして、ももいろクローバーのリーダー百田夏菜子ちゃんが浜松在住(新幹線通勤をしている)という事や、アイドリング!!!12号河村唯さんの出身地というのが、浜松を好きな町にしてくれています。

 そんな事を思いながら、走るのぞみ号の車内から自分の出身幼稚園を携帯で撮影するという離れ業をやってのけた河村唯さん(※)に敬意を表し、浜松の写真を撮ってみました。後ろの大きな建物がアクトシティです。

(※) 昨日の河村唯ブログより。
http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=kawamura-yui&articleId=10599510919&frm_src=article_articleList&guid=ON

 名古屋で東海道本線とは別れて三重県に入りました。
 夕方は、松阪牛で有名な三重県松阪市から出ている名松線(めいしょうせん)というローカル線に乗ってみました。これといった観光地でもない場所をのんびり散策するのが好きな私は、JR東海の職員さんに「どちらから来ました?」と声をかけられ、「記念に途中下車印を切符に押しましょう」と、降りた駅の駅名が入ったハンコを切符に押してもらいました。
 JR東海、電車は混んでいて辟易するけれど、職員は良い人なのでした。
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京都旅日記三日目~予備知識との付き合い方~

2009-09-28 22:22:33 | 遠征&旅行日記
 旅も三日目。今日はこの旅で初めての曇り空の下、東福寺~宇治平等院~昨日に続き錦市場~祇園というコースで回りました。

 東福寺は元々コースの候補の一つに入れていましたが、足を運ぶに至った理由は某ハロプロ雑談掲示板に昨日、京都のオススメの場所を教えてほしいというスレが立っていて、そこに東福寺を薦める人がいた事が理由です。
 推薦者の文章を読んでいると、どうやら日本庭園が美しく落ち着ける場所らしい。静かな場所に行きたかった自分の希望にピッタリだったので、今日足を運んだ次第です。

 現地では、地元のおばさんが見所を教えてくれたり、境内を掃除していた女性職員の方が「紅葉の時期は凄い混雑になる」というエピソードを教えてくれたり、気さくな人たちのおかげで楽しく散策出来ました。

 東福寺の境内には小川が流れていて、そこに架かる木の橋が良い雰囲気を作り出していましたが、石で模様を作った庭を廊下で座ってゆっくり眺める事が出来まして、非常に心が落ち着きました。
 心が落ち着いたのは眺めによる癒し効果だけではなく、拝観客が少なかったのも理由だと思います。朝はゆっくり落ち着いて観られ、団体客もいなかった事で静かに観る事が出来ました。スレにて東福寺を推薦していた人にお礼を言いたい気持ちです。

 旅の情報はインターネットで仕入れる事が簡単に出来るのが、20009年現在の日本。旅先の列車の乗り継ぎなども時刻検索をしてくれるサイトですぐに時刻がわかります。
 旅に出かける前でも、目的地の見所などもインターネットで検索すれば色々な情報を入手出来ます。自分も色々調べたりしています。

 こういう状況は確かに便利だし、自分も利用しているし、東福寺に行くきっかけもネットが与えてくれた。有難い事です。

 それは理解した上で、敢えて書かせてもらえるなら、やはり便利過ぎるのも味気ないものです。東福寺の紅葉についての話も、現地の人から聞いたという事で記憶に残るし、今度見てみたいと興味も湧く。アナログ志向ですかね(苦笑)。

 宇治平等院は、あまり予備知識を仕入れて行かなかったので、千年近い歴史がある事を現地で知り驚きました。まあ、寺社は歴史の勉強をしてから訪れた方が面白いのは確かですが。

 予備知識無しの衝撃。最近はコンサートでも、初日の初回でない限りネットに情報が氾濫して、セットリストから内容まで色々知ってしまいます。それらのネタバレを回避するのもなかなか大変。
 知って得する嬉しい情報と、知らない方が知った時に喜びが大きい情報とを、上手く取り込みながらインターネットと付き合って行きたいですね。

 今日の午後、二つの発見がありました。祇園で昨日の夕方に偶然見つけた行列店で抹茶パフェを味わい楽しめたのも、京都駅の駅弁「京洛紀行」を買ったらとても美味だったのも、予備知識がなかったからこそだと思っています。
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京都旅日記二日目~ハマる年齢~

2009-09-27 22:21:39 | 遠征&旅行日記
 今日は、京都駅からバスで三十三間堂。その後、徒歩で京阪七条駅、京阪電車で出町柳に向かい、出町柳から叡山電車で八瀬。バスに乗り換え大原。大原で三千院を見て昼食を食べて、折り返しバスと電車で出町柳まで帰ってきて、更にバスに乗り換えて祇園。八坂神社や祇園の町を見て、徒歩で鴨川を渡って寺町や錦市場。四条駅から地下鉄で京都駅。という一日でした。

 三十三間堂は修学旅行以来でしたが、中学生の頃は寺社への興味が薄く、大人になった今の方が何倍も楽しめました。千手観音がたくさん並ぶ様子は圧巻でした。

 多くの人に支持される物に、どの年齢の時に出会うか?それは非常に重要な事であるような気がします。

 ハロプロを応援する人の年齢は幅広い。本来、アイドルというものはメンバーと同年代の男女が応援するのが自然なのかもしれません。しかし、ハロプロはメンバーより年上のファンが多い。
 この「多い」がミソです。基本的にはメンバー同年代の人がハマるのは親近感や憧れという、正常な思考回路から導き出された意思と思います。
 しかし、メンバーより年上のファンは何がきっかけで、何を求めているのか?気になる方もいるのではないでしょうか。

 それは皆さんが中高生時代のハマったアイドルがあって、その時の楽しさが忘れられない。或いは学生時代は推していたアイドルにお金を注ぎ込めなかったから、ある程度金銭的な余裕が出来た今、昔の熱い気持ちを補完するようにハロプロに夢中になっている。そんな説を立ててみました。

 今日、初めて大原に行きましたが、山を越えた小さな盆地の大原は修学旅行生の姿もほとんどなく、落ち着いた雰囲気の場所でした。それこそ、大人になって初めて良さがわかるような場所なのかもしれません。
 それに対して八坂神社周辺は修学旅行生が多く、祇園の商店街にも大勢の生徒さん達の姿がありました。寺町通りも同様です。
 祇園は色んな店があるし、よそ者が京都に抱くイメージの一つ。寺町はたくさんの店が並ぶショッピングゾーン。どちらも年齢を問わず楽しめる町。更に、寺町は若いほど楽しさが感じられる町。

 ハロプロが幅広い年齢層のファンを抱えているという事は、色んなメンバーを揃えているという多様性も一因な気がします。
 同年代の憧れの存在になるアイドル性。大人も楽しめるエンターテイメント性。そのどちらも大切であり、現在学生であるファンが社会人になっても応援出来る存在であってほしいとも思います。
 その時は、きっと中高生時代には気づかなかった魅力を発見出来る事でしょう。アイドルも寺社も、年齢も変われば見方も変わる。そんな気がしています。

 今回の旅はコンパクトデジカメとデジタル一眼レフを二台抱えて、ストリートスナップはコンデジで、寺社などをじっくり撮る時は一眼レフという感じに使い分けています。
 夢中で写真を撮りまくっていたら、ブログ用写真を携帯電話で撮影する事を忘れました。帰宅後、改めてデジカメの写真を貼り付けます。
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京都旅日記一日目~サービス~

2009-09-26 22:16:38 | 遠征&旅行日記
 今日は、神奈川県のハーモニーホール座間で℃-uteのCDイベントが行われました。三日前に、この会場でコンサートを行なった事はレポートに書きましたが、コンサートもイベントにも両方足を運んだ方もいるのではないでしょうか。
 今回のイベントでは、「Bye Bye Bye!」のC/W曲である「Go Go Go!」を歌ったそうで、これは観てみたかったと悔しい思いです。
 この曲は春ツアーでも歌われていたのですが、何故かツアー途中から歌わなくなりました。なので、春ツアーのDVDには残念ながら収録されていません。
 私はこの曲が大好きで、春らしい爽やかな曲調も好きな理由でありますが、歌詞の内容が「栞菜に対するエール」と解釈出来るものである事から、私の心を掴んでしまった一曲なのです。

 ℃-uteのイベントは、ツアーで歌っていない曲を選曲する事が多く、そこにスタッフのこだわりを感じています。入場料は無料ではありますが、参加するためにはCDを買って、更に当選しなくてはならない。ファンへの感謝祭として、選曲にこたわるというファンサービスはこれからも続けてほしいです。

 さて、「歌ったそうで、これは観てみたかった」という書き方でお分かりの通り、自分はイベントには参加していません。今日は京都にいます。
 Berryz工房の舞台の大阪公演が行われているので、それを観るための遠征と思われそうですが、残念ながら違います。母との観光旅です。
 今日は、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗って保津峡の渓流を楽しみ、嵐山へ行き、太秦映画村に行き、夕方は二条城に行ってきました。
 嵐山は観光客が多く落ち着きませんでしたが、トロッコ列車は風が気持ちよく癒されました。

 トロッコ列車も観光客の姿は多く、賑わいを見せていましたが、その観光客を楽しませるために色々な事を行なっていました。インスタントカメラで写真を撮る乗務員。鬼のお面を被って乗客を楽しませる乗務員。渓流に架かる鉄橋の上でサービス停車したりと、乗っていただいた観光客を楽しませようという必死さが伝わってきました。
 知名度が高く、次々と観光客が訪れる嵐山が受けの体勢で観光客を迎え入れていたのに対し、知名度では劣るトロッコ列車はサービスに力を入れ、攻めのサービスをていた。好感を持ったのはトロッコ列車だった事は言うまでもありません。

 サービスというものを色々考えさせられながら京都駅前に戻ってくると、京都タワーがライトアップされている姿が見えました。
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東北一泊二日旅日記~コバルトーレ女川の町~

2009-04-26 14:57:59 | 遠征&旅行日記
 昨夜は仙台でぶらりと入った店で魚介類を味わい、東北の地酒を楽しんできました。釣り好き夫婦が営業している小さな店でしたが、アットホームな良い店でした。仙台に来たら、また寄りたいと思います。

 昨日に引き続き、今日も天気は雨。やはり水の精のパワーは強力なのだなと感心しつつ、グレーに曇った空を見上げながらホテルから仙台駅に向かって歩き始めました。
 地下にホームがある仙石線電車に乗り、松島海岸を車内から眺めながら石巻へ。石巻で石巻線というローカル線に乗り換えです。
 石巻線は二両のディーゼルカーにあまり多くない乗客を乗せて、カキの養殖用の灌木が並ぶ入江の横をゆったりと走ります。
 終点の女川(おながわ)は駅のすぐ近くに港がある町。港の前にある魚介類販売所を目指し歩きます。
 女川は海の傍だからなのか、雨だけではなく風も強く、水の精を少し恨みながら歩いていると、サッカーのポスターが貼ってありました。コバルトーレ女川という地元のアマチュアクラブの試合日程が書かれたポスターです。
 コバルトーレは東北社会人リーグ二部に所属していて、地元の支援を受けながら活動中でして、その存在は知っておりました。しかも、今日はホームゲームがあるようです。ちょっと興味が湧いてきますが、この風雨では観戦は見送らざるを得ません。あくまで今日のメインイベントはこれから。体力温存をしないと。

 港の前にある「シーパル」という建物は、1Fが魚介類販売所、2Fがレストランになっていました。1Fで、毛ガニ、カレイ、ウニ、岩海苔、サンマ、ホタテなどを眺め、2Fで「海の幸カレー」(893円)というのを食べました。エビやアサリが入っていて、なかなか美味でした。

 本当は港をノンビリと散歩と行きたいところですが強い風雨でそれは難しく、結局は食事をするために女川に来たような形になりました。雛ぴた漁港の町の風情の女川、少し名残惜しく白と緑のディーゼルカーに乗り込むと、日曜日だというに高校生で賑やかな車内。
 そんな明るい車内の雰囲気に引っ張られたかのように、空はだんだんと青空に変わっていきます。ついに水の精のパワーは消えた?

 そんな感じで、去年よりはパワー落ちぎみな水の精に、これから会ってきます。今日のTシャツは、水の精のピンクTではなくオレンジだったりしますが。
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東北一泊二日旅日記~モンテディオ山形を観る~

2009-04-25 19:38:56 | 遠征&旅行日記
 今日から一泊二日で旅に出かけています。目的の一つは明日にあるんですが、今日の午後にまずはJリーグを観に行きました。モンテディオ山形-鹿島アントラーズ。場所は山形県天童市 NDスタジアム山形。
 今日は関東も雨でしたが南東北も雨です。指定席も自由席も満員な山形新幹線に揺られ、雨雲と靄(もや)に霞んだ山の眺めを見つつ、12時06分天童駅に到着。ホームに降りたったら寒い。そして、あちこちに鹿島サポーターが。皆さん遠征お疲れ様です。
 これといって店もあまりない天童駅前を歩き、ランチをやっている一軒の寿司屋を見つけ「ちらし寿司」を食べました。他所者とすぐわかったらしく、店のおばさんに「どこから来ました?」と質問を受け、神奈川県から来たと答えたところ、わざわざ遠い所からようこそと歓迎されて、山菜(たらのめ)の天ぷらを戴きました。
 店のおばさん曰く、「近くなのに、なかなか観に行けない」というスタジアムまではシャトルバスで10分ほどでした。
 スタジアムに着いて驚いたのは食べ物の充実度。お祭り?と思うほど色んな食べ物の露店が並んでいました。値段も手頃です。こういうところが地方のスタジアムの良いところ。しかし、雨で心の余裕がない自分は、ゆっくり食べ物屋を眺める事なく、そそくさとスタジアム内に向かうのでした。
 記事に貼った画像でわかるように、スタンドの向こうには山々が並ぶのどかな風景のスタジアムです。しかし、そんな景色のスタジアムですから吹く風が冷たい、山の天然水が冷たいように、山の風も冷たい。

 雨と風の中、試合は昨年のJリーグチャンピオン鹿島のペースで進行。しかも、PKで鹿島先制。寒い中訪れたホームのサポーターに気を使って、ここはPKを取らず流してもいいようなファウルでした。審判厳しいなあ。
 風も審判も冷たいとあって、ますます寒い気分になっていきましたが、後半開始早々に山形長谷川の鮮やかなヘディングシュートで同点になると、スタジアムは熱くなってきました。
 試合が熱気を帯びると、不思議なもので寒さも和らいできます。雨の中訪れた、ほぼ満員16,658人の観客も手を叩いたり、叫んでみたり、気がつけば90分が過ぎていました。
 鹿島相手に引き分けなら大したものです。日本代表クラスのメンバーが何人もいる鹿島に対して、山形は一般的には無名な選手ばかり。しかし、サッカーは名前でやるものではないのだ。そんな事を、今日の山形から改めて教えてもらったような気がします。

 帰りは山形駅行きのシャトルバスに乗りました。バスの車内が嬉しいほど暖かく感じられ、このまま気分は盛り上がって、さあ山形で飲むぞ!食べるぞ!と行きたい所ですが、今夜の私は山形ではなく仙台に向かうのでした。「山形ゴメン。太平洋の海の幸が呼んでるんだ。」と心で山形に謝りつつ、米沢牛も捨てがたいと山形に未練を残しつつ、いざ仙台です。
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℃-uteを観に仙台へ ~2008夏~

2008-08-31 23:36:20 | 遠征&旅行日記
 今日は鈍行を乗り継いで仙台へとやって来ました。上野を出たのが8:16。仙台に着いたのが14:35。なかなかの旅気分。
 しかし、旅気分もそこそこにライブ会場に向かわないと行けません。今日は℃-ute仙台公演。会場のZepp Sendaiは仙台駅東口すぐです。駅の横ともいうべき距離。

 早速会場前を下見に行くと、グッズ列が伸びています。日替わりソロ写真は開場前に完売したとの事。なかなかの盛況っぷり。ただし、松戸や浜松に比べて客層は少し濃い。昨日のパシフィコ横浜は、女の子が三割とかいうガセネタがネットに書き込まれたっていうのに、今日は5%いるかどうか。

 とりあえずまだ時間があるので、すぐ近くのヨドバシに入ってみたら、℃-uteのTシャツ着たヲタが歩いているという(苦笑)。
 実は仙台までの道中でも車内でヲタを見かけた。その人は、さりげなくシャツの下に舞美Tを着ていたのでした。
 あまり会場を離れて散歩するのは危険なので、開場時間20分前に会場に戻りロッカーに荷物をしまいました。なっきぃTに、栞菜タオルに、サイリウムに、チケット。完璧です(笑)!

 入場が押しまくり、開場時間を15分くらい過ぎたかなという頃、入場が始まった。入口で整理番号チェックがあり、手荷物検査、チケットもぎり、ドリンク引換を行い中の入口に向かうと、ここでも整理番号チェックが行われ、番号順に中に入れる仕組み。厳重過ぎる…。
 中に入り、整理番号70番台の自分は、真ん中やや右寄りの柵前に場所をキープ。松戸と浜松が左の席だったので、今日は右を選択です。ステージまで5mもない距離にワクワクしながら、17:00の開演待ち。

 単純にステージまでの距離にワクワクしていたこの時の自分は、仙台公演だけサプライズで「越えろ!楽天イーグルス」を歌うなんて、これっぽっちも予想していないのでした。多分、会場の誰もがそうだっただろうと思う。
 さあ、℃-uteスタンディングライブが始まる。

 ~ライブレポートは後日書きます~
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宇都宮日帰り紀行

2008-04-27 23:15:26 | 遠征&旅行日記
 今日はモーニング娘。を観に、宇都宮に行ってきました。日帰り、それも鈍行です。
 会場は二年前にも娘。コンで訪れており、JR宇都宮駅から遠い事は知っていたので、FCからチケットと一緒に送られてくる会場道程案内(私はこれを各会場毎に参考資料として捨てずに保存している)を引っ張り出し検討した結果、東武宇都宮線南宇都宮駅から行く事にしました。こちらだと徒歩7分との事。
 そんな訳で、浅草から東武電車を乗り継ぎ向かったのですが、これが乗り換えが多い(苦笑)。
 浅草を各停に乗り出発したあと、曳舟で急行に乗り換え、東武動物公園で快速に乗り換え、快速の向かい合わせの座席で浅草のコンビニで買ったパンとおにぎりで昼食。新栃木で東武宇都宮行きに乗り換えといった具合で、都合三回も乗り換え。更に、東武動物公園と新栃木ではそれぞれ20分ほど待ち合わせ時間があり、やっと会場に着いた頃は開場時間でした。浅草を出てから三時間ほど経ってました。
 それでも運賃は安くて、JRで上野-宇都宮は1890円ですが、東武は浅草-源宇都宮は1160円でした。

 コンサート終了後は、会場前から臨時バスが運行されていたので利用しました。15分ほどの所要時間で運賃200円。バスはコンサート帰りの客でぎゅうぎゅう詰めの満員でした。電車で来た遠征組はこのバスが便利なので、利用者が殺到したんだと思いますが、バス会社も見込み違いだったかと思います。危うく全員乗れないところでした。
 地元民は車で来るケースが多いのでしょうけど、娘。コンは遠征組も多い事をバス会社は予想していなかったのかもしれません。
 ただ遠征組にも車で来た人はそれなりにいる訳ですが、話によると会場周辺の駐車場に停めてある車のナンバーは、メンバーの誕生日ナンバーが多かったとか(笑)。

 JR宇都宮駅に着いてからは、同行の友人と餃子夕食会です。駅ビルには有名店「みんみん」もありますが、今日も相変わらず混んでいるので、隣の「青源」にしました。
 二年前も確か終演後に一人ぶらりと青源に入りましたが、今日も青源の餃子は旨かったです。特製味噌スープ水餃子は初めて食べましたが、これがツボでした。ビールで乾杯して、味噌おにぎりと焼き餃子と合わせて楽しみました。
 グルメ情報も楽しめる狼の「一人で行くモーニング娘。コンサートスレ」にも、みんみんはいつも行列だが青源も旨いと書かれてありましたが同感です。
 宇都宮の餃子店を色々食べ歩いてきた身としては、次回は違う店を開拓してみようかなと好奇心が湧いていたりしますが、青源はおいしかったです。

 帰りはJR湘南新宿ラインです。二時間ほどで都内山手線沿線に到着しました。JRは運賃は東武より割高ですが、その分速く快適でした。行きはともかく、帰りは速いに越した事はないので良い選択でした。
 まだ夜公演もあるからか、電車車内にはヲタは見かけませんでしたが、駅の土産品売場にはチラホラとヲタがいました。お土産買うのはいいとして、宇都宮に何しに行ったと説明をするのか興味あります。どんな嘘が相応しいのでしょうか? 正々堂々と言えるに越した事はないですが。

 ~コンサートレポートは次回以降に書きます~
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