先月、このブログにも書きましたが、関西に出かけ娘。コン観たり、サッカー観たり、美味いもの食べたり、と楽しんできました。
一泊目は高校サッカー優勝校野洲高校のある野洲市に泊まりました。朝、駅に向かう途中「野洲高校へはどの道ですか?」と中学生グループに声をかけられましたが、そのグループの真ん中の声をかけてきた子の顔は、今に思えば光井風味でした。
そんな滋賀県の話をいくつか。
滋賀県と言えば「琵琶湖」というイメージが一般的です。滋賀県は関西にありながら、琵琶湖の北東部の方に行くと北陸に近いせいか、北国的な趣きもあったりします。農家の佇まい、山の頂、町の空気、それらがなんとなく北国の雰囲気に近いのです。
素朴な滋賀県の趣きと言えば、先月訪れた際に夕方の電車の車内の高校生が、教科書や参考書を広げている生徒ばかりだったのも印象的でした。
そんな滋賀県も、県西部にある大津あたりになると、山隔てて隣が京都だからか俄然関西風味で、お寺が多い京都的な町並みになります。
去年の夏、姫路での亜弥コン観る前に、大津市内にある石山寺という所に行きました。
普通の電車より小振りな京阪石山坂本線の電車に揺られ、終点の石山寺駅から川沿いに歩く事20分ほど。石山寺は緩やかな斜面に建つお寺でした。
紫式部が源氏物語を執筆した場所だという石山寺は、蝉の鳴く静かな場所で、観光客で騒々しくなる事もなく、歴史好きで源氏物語好きな舞波が来たら喜びそうだなと、ヲタ妄想をしながら散策を楽しみました。
そんな石山寺から、京阪石山坂本線に乗って琵琶湖に沿ってもう一つの終点坂本に行くと、こちらもお寺や「創業○○年」な看板が似合いそうな老舗の店が並んでいます。大津の中心、浜大津周辺も昭和レトロな店がいくつか点在していました。そんな町並みの道路の上を、小振りな京阪電車が走っていく光景は、どこか懐かしさを感じるものでした。
京都でサッカーを観た時に一度泊まった事のある大津ですが、普段は大津は京都・大阪方面に向かう途中に過ぎてしまう事の多い町です。この町から娘。メンバーが誕生した事だし、いい機会ですから一度ゆっくり散歩してみたいなと思います。
今回のBGM 陽のあたる坂道で / 東京少年