フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ASIAの純粋

2006-12-16 23:07:12 | フリーテーマ
モーニング娘。10周年記念隊の1stシングルのタイトルが「僕らが生きるMY ASIA」になるみたいですね。これがこの前のハロモニでつんくが言ってた「来年はアジア」の第一弾?とか思ってしまいました。
それにしても、なんとかならんのかこのタイトルw

アジアと言えば、今サッカーの「クラブW杯」やってますね。六大陸の各チャンピオンのチームが集まって行われるこの大会。今回のアジア代表は、今年のACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)を勝ち抜いた全北現代(韓国)。
このアジア代表という地位に、日本のJリーグチームはなかなか辿りつけずにいます。去年も今年も来年も、大会の開催地は日本だけにJのチームが出て盛り上げに一役買ってほしいものですが、なかなか勝ち抜けません。

Jチームが勝ち抜けない理由としては、アジアの厳しいアウェー環境がよく挙げられています。
芝の荒れたピッチ、アウェーチームに浴びせられる罵声怒号、ホーム贔屓な審判の判定… そこには、綺麗ごとでは済まされない勝ちへの執念とズル賢さが存在しています。

正々堂々と勝つという日本の美徳で勝ち上がって行きたいものですが、現実はなかなか大変なようです。

これは何もサッカー或いはスポーツの中の話に限らず、どうも日本は外交や商売などの交渉事でも、アジア諸国に対してはどこかぎこちなさを感じるところです。
その理由、原因などを綴っていけば何冊もの本が書けるほどの分析が出来そうですが、アジアのチーム相手には普段の力を発揮出来ずにあっさり負けてしまうJチームの姿に、その理由と現状が凝縮されているような気がして仕方ありません。

来年のACLに出場する浦和レッズは、ACL優勝のために他Jチームの主力を移籍で獲得も辞さない覚悟なようです。そこには、綺麗ごとだけでは済まされない勝負へのリアリズムが存在しています。これくらいでないと、アジアで勝ち抜く事は困難である事を理解しているからなのでしょう。

翻って、娘。或いはハロプロのアジア進出(後藤さんは先日、韓国ソウルでライブやりました)では、ビジネスとしての成功を狙っているのであれば、シビアな気持ちとリアリズムを持って臨んでほしいものです。
まあ、これからはアジアだ!みたいな軽いノリなのかもしれませんが。
まあ、そういう軽い気持ちで楽しむのも、日本らしくて微笑ましくありますが。

今回のBGM Japanese Girl / 生稲晃子
コメント
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