フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

スリムTがやって来た

2007-03-07 23:13:33 | 写真とカメラ
最近、中古でちょこちょこカメラを買っている私ですが、また買ってしまいました。今回はコンパクトカメラ、それもAF、しかもプラスチックボディ。見かけは普通の大衆向けコンパクトカメラ。リサイクルショップのジャンク品コーナーに、500円とか1000円で置かれていそうな風貌です。
ちなみに、私は7000円ほどでこのカメラを入手しました。色も欲しかった「アースグリーン」。
そのカメラの名は「京セラ スリムT」。

スリムTは、以前から探していました。しかし、その見かけと安価なカメラゆえに、カメラマニア以上にカメラマニアではないユーザーに使われていたケースが高いのか、なかなか姿を見かけませんでした。
ごく希に売っていたとしても、一部での中古人気を反映して一万を超す値付けがされていたものです。

そんなスリムT。なぜこのカメラが欲しかったのか?それは、レンズの描写に尽きます。
このカメラに付いているレンズは「カールツァイス テッサー35mm F3.5」。ドイツが誇る世界のツァイスレンズが、高級なカメラ例えば「コンタックス」や「ローライ」や「ハッセルブラッド」に付いているツァイスレンズが、見かけ普通なAFコンパクトカメラに付いているというこのアンバランス。

そんな訳で、ボディは普通なのに、レンズはさすがツァイス!という作例をいくつか見かけ、その写りに惚れて気になっている一台でした。
羊の顔した狼という感じな面白さ、そこに惹かれたわけです。決してコンタックスが買えない貧乏だからではありません(苦笑)。

そんなスリムTを、人間というかアイドルに例えると、特別美人ではないし、スタイル抜群という訳ではない。でも、深みがある人間性がある。或いは特異なキャラを持っている。そんな感じでしょうか。

「スリムT」という名前に、「スリムな徳永千奈美」をイメージしつつも、手にすると名前ほどスリムではない丸っこいボディが、どこか愛らしく、ふと「スリムT」の「T」はツグナガの「T」と、特別美人ではないけど、特異なキャラを持つ桃子の事を思い出したのでした。

そんなスリムTを早く使ってみたいところですが、実写レポートはまた後日にいたします。
スリムTが似合う町はどんな町でしょうか?町を撮る…そう、軽くて簡便なスリムTは、素晴らしき町撮りスナップカメラです。

今回のBGM 朝は朝 嘘は嘘 / 谷村有美
コメント (2)
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