モーニング娘。のメンバーである事 リーダーである事

以前、つんく♂Ｐはこんな事を言っていたと記憶してます。

～年齢的に十代くらいのうちは、恋愛するとアイドルという仕事に打ち込めなくなる。だから恋愛禁止なんです。つまり、ある程度の年齢行ってる子であれば、禁止という訳ではありません。～

大体こんな内容だったと記憶しています。
ある程度の年齢というのが、具体的にはどの程度なのかはともかく、単純に実年齢というよりは精神年齢と考えるべきでしょうか。


モーニング娘。リーダー藤本美貴さんのグループ脱退が今日発表されました。本人からの申し出によるもので、それを事務所が受理する形になったそうです。ケジメをつけるために辞めさせてほしいと言ってきたようです。

このまま続けても、グループに与える影響を考えると辞めさせるのが妥当と、この一週間考えたりもしましたが、なんでもかんでも、辞めさせればイイというのも違うな。という風にも思っていました。「娘。続けるより恋愛をとります」というのが、一つの手段になってしまってもそれはそれでおかしいと思うのです。



人気が落ちたと言われても、モーニング娘。新メンバーオーディションをやれば一万人を超す応募がある。つまり、全国にモーニング娘。のメンバーになりたい子がそれだけいる訳です。
もちろん、全員が純粋に娘。に入りたい訳ではなく、芸能界入りするための手段として娘。オーディション受けてくる子もいる事でしょう。
それはさておき、このような大勢の中から「選ばれた存在」であるという事を、今一度メンバーには考えてほしいのです。
メンバーの後ろには、娘。になりたくてもなれないたくさんの女の子達がいるのです。モーニング娘。は、その女の子達の代表なのです。

恋愛至上主義が普通の考え方であるという思想が、学生のみならず社会人にまで浸透しているご時世ですが敢えて言えば、恋愛したけりゃアイドルという仕事を選択せず、違う道を行けば良いのです。
いや、もう少し突っ込んで言うと、トップアイドル目指すなら恋愛にうつつぬかす暇はそれほどない！大きな仕事をしていくためのリスクは覚悟するべきなのです。
恋愛とアイドルを両立させたければ、マイナーな存在になる事です。って、これはちょっと言い過ぎかな。意味深になるし。


今、モーニング娘。あるいはハロプロが、名誉回復を大事に考えているのなら、今後はストイックさを前面に押し出すくらいで行くのが良いように思います。
もう茶番はいらないのです。シュートな戦いを見せてほしい！

新リーダー高橋愛、新サブリーダー新垣里沙、期待してます。