昨日は、新潟県内に泊まるにあたって、「シバタ」に泊まるか「ムラカミ」に泊まるべきかと、まるでハロプロメンバーを選ぶかの如く悩みました。思案の末に結局、村上ではなく新発田に泊まりました。そんな私は、「めぐぅ…」なヲタです。
今日は、昨日に引き続き雪の道中です。新潟県から日本海沿いに進みました。奇岩が海岸沿いに現れる笹川流れを眺め、山形県に入りました。雪は強く降りしきる庄内地方。松尾芭蕉が
松島は笑ふが如く
象潟はうらむが如し
と詠んだ象潟(きさかた)も雪景色で通り過ぎました。1804年の大地震で地面が隆起したというこの地域。田んぼの中に、あちこち土が盛り上がっているような場所がいくつもあり、松がそこにそびえています。それらが松の生える小島と想像すると、かつての象潟が想像出来そうです。
山形県庄内地方は吹雪いていましたが、秋田県に入ると晴れ間が一瞬見えました。
私が以前に入院した時、仲良くなった看護婦さんは秋田県の日本海側の町、羽後本荘の出身でした。そんな私事はともかく、その羽後本荘からローカル線が出ています。かつては「矢島線」と呼ばれたこのローカル線。℃-uteヲタ的には、名前に食い付きたくなるところですが、読みは「やじま」ではなく「やしま」です。しかも、今は第三セクター化され、「鳥海山ろく線」というフツーな線名になっています。雪を少し乗せたディーゼルカーの色は、舞美色のピンクではなく、梅さん色の黄色でした。
秋田駅に着くと外は雪が強く歩くのが大変なので、駅ビルで稲庭うどんを食べてのんびり過ごしました。稲庭うどんは、細い麺にあっさりしたつゆが美味しい秋田の名物です。
秋田で昼食をしたあと、午後は大館にやってきました。昔、モーニング娘。がここ大館にある「樹海ドーム」でコンサートを行い、夜の部は当時としては異例な五千人割れとなり、盛り下がった伝説のコンサートとしてヲタの記憶に刻まれた大館です。
大館は忠犬ハチ公の生誕地でもあり、ちゃんと生家が案内板に記されていたりします。また、比内鶏の名産地としても知られ、ここ大館駅の駅弁「鶏めし」は名物駅弁として有名でして、デパートの駅弁大会で見たことある方、買った事ある方もいるかと思います。
大館から山間に向かった私は、夕方は湯瀬温泉という渓谷の温泉地に行きました。静かな温泉地で、温泉ホテルの脇に古びた八百屋があったりしました。
そんな静かな温泉、私は「ふれあいセンター」という共同浴場があると知り、足を運んでみました。入浴料200円と安価な温泉で、貴重品用ロッカー(無料)もあり、休憩所もあるなど、小さい施設ではありましたが、なかなか良い温泉でした。
今日は、そんな温泉の休憩所から撮った川沿いの風景を貼ります。薄優れの渓谷に架かる小さな橋は、通る人も車もなく、静寂な空間を作り出していました。
今日のBGM 輝きの描写(スケッチ) / 河田純子 (秋田県出身)
今日は、昨日に引き続き雪の道中です。新潟県から日本海沿いに進みました。奇岩が海岸沿いに現れる笹川流れを眺め、山形県に入りました。雪は強く降りしきる庄内地方。松尾芭蕉が
松島は笑ふが如く
象潟はうらむが如し
と詠んだ象潟(きさかた)も雪景色で通り過ぎました。1804年の大地震で地面が隆起したというこの地域。田んぼの中に、あちこち土が盛り上がっているような場所がいくつもあり、松がそこにそびえています。それらが松の生える小島と想像すると、かつての象潟が想像出来そうです。
山形県庄内地方は吹雪いていましたが、秋田県に入ると晴れ間が一瞬見えました。
私が以前に入院した時、仲良くなった看護婦さんは秋田県の日本海側の町、羽後本荘の出身でした。そんな私事はともかく、その羽後本荘からローカル線が出ています。かつては「矢島線」と呼ばれたこのローカル線。℃-uteヲタ的には、名前に食い付きたくなるところですが、読みは「やじま」ではなく「やしま」です。しかも、今は第三セクター化され、「鳥海山ろく線」というフツーな線名になっています。雪を少し乗せたディーゼルカーの色は、舞美色のピンクではなく、梅さん色の黄色でした。
秋田駅に着くと外は雪が強く歩くのが大変なので、駅ビルで稲庭うどんを食べてのんびり過ごしました。稲庭うどんは、細い麺にあっさりしたつゆが美味しい秋田の名物です。
秋田で昼食をしたあと、午後は大館にやってきました。昔、モーニング娘。がここ大館にある「樹海ドーム」でコンサートを行い、夜の部は当時としては異例な五千人割れとなり、盛り下がった伝説のコンサートとしてヲタの記憶に刻まれた大館です。
大館は忠犬ハチ公の生誕地でもあり、ちゃんと生家が案内板に記されていたりします。また、比内鶏の名産地としても知られ、ここ大館駅の駅弁「鶏めし」は名物駅弁として有名でして、デパートの駅弁大会で見たことある方、買った事ある方もいるかと思います。
大館から山間に向かった私は、夕方は湯瀬温泉という渓谷の温泉地に行きました。静かな温泉地で、温泉ホテルの脇に古びた八百屋があったりしました。
そんな静かな温泉、私は「ふれあいセンター」という共同浴場があると知り、足を運んでみました。入浴料200円と安価な温泉で、貴重品用ロッカー(無料)もあり、休憩所もあるなど、小さい施設ではありましたが、なかなか良い温泉でした。
今日は、そんな温泉の休憩所から撮った川沿いの風景を貼ります。薄優れの渓谷に架かる小さな橋は、通る人も車もなく、静寂な空間を作り出していました。
今日のBGM 輝きの描写(スケッチ) / 河田純子 (秋田県出身)