フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

JFL初の国立競技場開催試合を観に行く

2008-03-17 21:41:23 | サッカー
 昨日の関東地方はとても暖かい日でした。そんな日に、狼の℃-uteバスツアースレなんぞをずっとウォッチしていても寂しいので、国立競技場へと出かけました。サッカーJFLの試合です。
 JFLとは「日本フットボールリーグ」の略で、Jリーグ(J1、J2)の下のカテゴリーに位置するリーグです。参加チームには、Jを目指しているチームから、企業アマチュアチームに、大学生チームまであります。普段の観客数は、Jを目指しているチームだと四桁も普通ですが、そうでないチームだと三桁も珍しくない。そんな状況でありながら、「サッカーの聖地」国立競技場で試合を開催する。客は集まるのだろうか?そう疑問に思いながら向かいました。

 噂では一応招待券なども配られているそうで、また前売りが800円のところ今回は500円というバーゲンもあったので、それなりに入るかもしれません。自分はそのバーゲンを知ったのは前日だったので、仕方なく当日券1000円で入場です(涙)。

 千駄ヶ谷駅に着くと、さほど混雑はないものの、家族連れなどが目につきます。途中、コンビニで昼食を買って国立競技場に到着。到着したんですが、普段なら開いている入口が閉鎖中。やはりJFLだから、そんないくつも門は開けていられないんでしょうね。係員雇うの大変ですから。そういえば、いつもなら場内整理に立っているシミズスポーツの人達もいない。本当に試合あるのか?
 私が通せんぼ食らったのは日本青年館横の門でした。メインスタンド下を千駄ヶ谷門目指して移動。千駄ヶ谷門は開いていました。というか唯一開いている入口でした。当日券買っている人は若干いましたが、ほとんどは招待券っぽい感じ。ちょっと悔しい(苦笑)。

 入場してすぐ横に、グッズ売場のテントがあった。本日主催の横河武蔵野FCのグッズを売っています。タオルマフラーやフラッグなど。
 私は、サッカーの応援フラッグのコレクターなので、横河武蔵野FCのフラッグも持っているのでそれは買わず、JFLの2008シーズンプログラムを買う(1000円)。各チームのメンバーや試合日程が書いてある良き資料。

 スタンドに足を踏み入れると、割と席は埋まっていた。私はホーム側で、ゴールラインより後ろな席にポジションを見つけ座りました。国立競技場のメインスタンドに座るのは、2004年なでしこジャパンの五輪予選以来。あの日はガッタスメンバーも観戦に来ていたんだっけ。今日は、その五輪予選試合を観ていた位置にほど近い位置の席を選んでみました。JFLだから席は自由席なのです。さあ、キックオフまで30分。

 ホームの横河武蔵野FCには数は多くはないがサポーターがいて、声を張り上げている。アウェイのアルテ高崎の方もサポーターが数名来ていた。高崎名物ダルマから取った赤と黒のチームカラー。横河武蔵野は、横河電機のコーポレートカラーである青と黄色。

 試合前に、中央大学のチアリーディング部によるパフォーマンス披露が行われるなど、やはり今日は特別なお祭り状態だ。招待券が多いとはいえ、スタンドの賑わいも喜ばしい。その祭的雰囲気でいよいよ選手入場。なんと代表戦みたいに「FIFAアンセム」が流れての入場だ。ちょっとやり過ぎな演出じゃないのか(苦笑)。横河武蔵野サポーターは選手入場直前に「君が代」歌ってるし、気分は日本代表戦。

 試合は、横河武蔵野が早いパスワークを見せ、積極的に仕掛けるミドルシュートもちゃんと枠に行くなど、なかなか見応えある試合。招待客ばかりだと盛り上がりに欠けるかと言えば、そんな事もなく拍手もよく出る。
 良い意味で和やかな雰囲気の90分。試合は、2-1で横河武蔵野FCが勝った。試合後、監督のインタビューと挨拶が行われた。今日来たお客さんのうち、何割か…いや数%でも普段の試合、武蔵野陸上競技場とかでやっている試合に来てくれれば、そんな願いと熱意のこもった挨拶でした。
 そして、退場ゲートには選手達が立ち、「ありがとうございました」と帰路につく観客達に頭を下げていた。その姿はまるで新人歌手みたいな健気さに思われて、好感を持ったのは私だけではない筈。この日訪れた人達、どのくらいがまた横河武蔵野を観に行くだろうか?JFL初となる国立競技場開催。この日の観客数4101人。大健闘。

 この日のBGM 銀河鉄道999 / ゴダイゴ (横河武蔵野FCサポーターが歌っていました)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする