フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

今年の夏のハロプロコンサート

2009-08-09 21:11:23 | ハロプロ2009

 今週末は中野サンプラザにてハロプロコンサートが行われています。昨日は中野駅北口に麻生総理が演説にやってきたそうで、中野駅前は活気づいていた事でしょうね。
 と、なんか他人事みたく書いてますが、それもそのはず「今回のハロプロコンサートは観に行っていない」からです。地方に住んでいたり、学生でお金の余裕がなくコンサートは映像で観るものだという在宅応援な方も少なくないと思いますが、今回は私も仲間です。

 スルーした理由は色々ありますが、「チケット代が高い!」、「会場規模か小さくなり夏祭りな感じが消えた」、「ヲタの一体感が近年なくなりつつある」といったところが大きいです。

 チケット代一般料金8,400円。ハロプロコンサートは通常のコンサートより料金が高く、娘。コンの約1.000円増し、Berryz工房や℃-uteの約2,000円増し。高い分だけ内容が濃いとか、公演時間が長いとかなら不満はないのですが、そういう訳でもなく、単に出演者が多いから経費の分を上乗せしているだけに見えてしまいます。
 それは今に始まった話ではなく、以前から抱えていた不満でした。むしろ、ハロプロコンサートは日頃の応援に対する感謝価格にして、通常の料金より安くてもいいくらいなのでは?とも思います。内容的にも、顔見せ興行な中身で、特に凝った事をやる訳でもないから尚更そう感じます。
 それでも今まで参加してきたのは、大会場ならではのお祭り気分。全国から集まるハロプロ好きが作り上げる夏祭りな雰囲気(冬ハロコンの場合は冬祭り?)が好きでした。
 夏ハロは代々木第一体育館が定番会場でした(二年前は改装工事のため、さいたまスーパーアリーナを使用)。一万人以上入る会場ですから、グッズ売場の列も凄く、会場前には大勢の人達が入場待ちをしている。中には、ラジカセを持ち込んで曲に合わせて踊っているグループもいる。
 そんな光景が、原宿駅から会場へと向かう歩道橋の上から見えると、コンサートに向けて気分が高まってきたものです。

 (昨年の会場前の写真が載っている記事)
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/38cd78d5259ca1ef5209c4b2fe7e617c

 自分は初めてハロプロの現場に足を運んだのは「LOVEセンチュリー」(モーニング娘。の初ミュージカル)でしたが、初コンサートはその2ヶ月後の2001年夏のハロプロコンサートでした。
 大きな会場内に輝く無数のサイリウム。客席には予想以上に女性ファンが多く、そして年齢層が幅広い。それはまさに「異空間」でした。席は二階スタンドの上の方でステージは遠く、モーニング娘。のメンバーで瞬間的にすぐ判別出来たのはヤグチと飯田さんだけでしたが、とても楽しい空間でした。
 そういえば、このコンサートまでは「シェキドル」が出ていました。

 この一年でハロプロファンになった人がどのくらいいるのかわかりませんが(実は友人に一名います)、そういうライトファンな人では中野サンプラザのハロプロコンサートチケットは取りにくいキャパシティ。
 代々木の規模の1/5になってしまった今回のハロプロコンサート東京公演。事務所はコアヲタだけに観てもらえればよしとしているのか?そんな残念な思いもあります。会場規模を下げざるを得ないのならば、一気に1/5ではなく、せめて5000人規模の会場にしてほしかった。

 そして、客席の一体感の問題、私がハロプロコンサートを初めて観た時も、確かに「メロン記念日」や「シェキドル」はあまり盛り上がっていませんでした。その頃のメロンはまだ「ロックなメロン記念日」ではなくマイナーな地下アイドル的存在。シェキドルも同様で、しかも事務所が違うせいか他のメンバーと雰囲気が違う。今で例えるなら、ガルネクがハロプロにいるような感じ?
 しかし、2002年くらいからは各メンバーに大きな声援が飛ぶようになり、演歌を歌う前田ゆきどんにも大きな拍手が送られたりするのを見て、「ああ、ハロプロヲタは温かい人が多いな」と思ったものでした。メロンも大盛り上がりになる存在になり、声援が均等に飛ぶようになる=ハロプロの戦力層の厚みを感じたものでした。

 しかし、最近は客層が入れ代わっているのか、考え方が変わっているのか、「自分の応援しているもの以外は興味ない」、「だから曲もよくわからないからノッたりしない」という人が増えたと、ここ数年のハロプロコンサートを観て感じています。
 去年の夏ハロについて書いた記事にも、その事を触れていました。
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/159532a76aa57e747c4dfcc35bddbbc4

 興味が無いのだからどうしようもない!と言われてしまえばそれまでですが、なんか寂しい気がしています。

 今回のハロプロコンサートは今日までですが、来週末からは℃-uteツアーが始まります。このスケジュールでは℃-uteはあまり活躍するコンサートではないであろう。そう予想したのも観に行かない理由でもあり、セットリストを見て予想が確信に変わったので、ますます行く動機が減りました。「オマエも自分の興味がないものはスルーしてんじゃん」と言われそうですが、そうなのかもしれません。スイマセン。(相場が高くてギブアップしたのは内緒です)

 チケット代、夏祭り気分の欠如、客席の雰囲気、色々理由を書きました。でも、観に行かない一番の理由は、やはり中身にあるような気がしています。ここで観ておかないでいつ観るんだ?というセールスポイントが少ない。今回の場合は新ユニットが、それに該当する訳ですが、その新ユニットに興味がないと「テンション下がるわね~」になると思うのです。新ユニット達、興味がない訳ではないのだけれど、何がなんでも観なくてはという気分にまで達しなかったです。

 そんな訳で、冬のハロプロコンサートは、もう少し大会場で「ここで観ないでいつ観るんだ」と思い立つようなコンサートを期待しています。ただし、誰かが辞めるから「必見なコンサート」というのは無しでお願いします。

 <夏祭りな一曲> モ-ニング娘。- SEXY BOY~そよ風に寄り添って~ (HP-W 2006夏)

 

コメント (8)
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