十年ほど前では考えられなかったくらい、今のハロプロは外のイベントに出るようになりました。昔は「鎖国アイドル」と思われていたんですよ。
女性アイドルとの共演を積極的に始めたのはスマイレージあたりからでしたが、スマイレージが良かったのは共演者と友好関係を築きながら爪痕もしっかり残してきたこと。そんなスマイレージの歴史を紡ぐアンジュルムも外に強いグループであります。
週末、R-1フェスというイベントが行われ、ハロプロからはアンジュルムとつばきファクトリーが出演。ステージには人気男性アイドルグループも数組出演しました。これも昔なら考えられない仕事です。テレビの音楽番組で男性アイドルと共演するのさえも、ヲタには拒絶反応があった時代を思えば、隔世の感があります。
男性アイドルが出演するイベントですから観客も女性が多い。ハロヲタではない人々(いわゆる非ヲタ)の感想を公演後ツイッターで拾っていました。
出るわ出るわ、称賛の声!
メンバーの名前を知らないような人が、衣装の色や髪型で気になったメンバーを挙げています。アンジュだとりかこ。つばきだときしもんが特に評判なようでした。りかこはファッション誌でモデルをやっているので知っている人もチラホラ。モデル活動は彼女の魅力アピールに繋がっている仕事だと再認識。
りかこやきしもんはビジュアル的にも目立つし、それにプラスしてパフォーマンスも良い。私はりかこのダンス、きしもんの歌声が好きです。会場で二人に驚愕した人たちもそこに惚れたに違いない。
さて、ツイッターを眺めていると、あるキーワードが飛び交っていることに気づいた。
アンジュルムに赤ちゃんみたいな子がいる!
勘のいいハロヲタなら、というかアンジュルムヲタの皆さんはこのパワーワードに、すぐ一人のスーパーガールを思い浮かべたことでしょう。そうです。その名も、わーちゃんこと松本わかなちゃん。スーパー中学生。アンジュルムの若き歌姫。アンジュルムの未来。ハロプロの未来です。
見た目が子供だという子は、これまでのハロプロにも例はありました。わーちゃんが良いのは、その見た目と実力のギャップです。そのキュートでファニーな雰囲気に似合わず歌声は低音にパンチがあり、しかも上手い。逸材、天才、次々と賛辞の単語が浮かんできます。
ついにハロプロの秘密兵器が見つかってしまった。そう思いながらも、ハロプロがもっと見つかってほしいとも思うのでした。
アンジュルム加入の時の画像。
まだ中学生の彼女。身長も実力もこれからまだまだ伸びていく筈。一年後どう変化しているか。数カ月の間にがらりと変わる年頃ですから。
アンジュルムに疎かった非ヲタの皆さんが、わーちゃんの見た目に驚き(本人は子供に見られるのが嫌な年頃)、歌の上手さに更に驚いた夜、私はこの早熟の天才少女にハロプロの未来を感じとっていたのであります。
ただ、ひとつ心配があるとすれば、ハロプロの早熟の天才さんは卒業が割と早いという過去の事例ですね。理由は各人それぞれでしょうけれど、わーちゃんは成人してもハロプロメンバーとして活躍していてほしく思います。目指せアンジュルムのエース。ハロプロのエース。
【スター誕生】アンジュルム 松本わかな「大器晩成」2021-03-28 (コメ有)
一年前のステージより。コメントの文字が邪魔に感じるかもしればませんが、ソロパートでの視聴者の感動が見どころなので、あえてコメント付きの動画を紹介します。