フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

八人の音色 八人の記憶

2005-09-29 23:30:04 | ライブ!2005
 早いもので、その出来事からはもう十日経ってしまったが、まだ具体的に自分の感想を形にしていないので、この話題から書こう。
    そう、Berryz工房ライブ名古屋公演

 一年前、いや半年前の自分からすると、ここに自分が居るという事がとても不思議だったベリin名古屋だった訳だが、すべては大きな波が公演8日前に起こってしまった事が動機である。石村舞波卒業、つまりは引退…
 約一年前、私は「渋々」ベリのステージを生で観た。目当ての歌手とセットで出ていたからに他ならないのだが、その時に名前もよくわからない子が一人居た。それが石村舞波だった。
 ライブでの彼女に対する記憶がほとんどないのだが、今はこうして舞波の踊っている姿を観たい!と、のぞみに乗ってまでしてライブを観に行っている自分がそこにはいる。

 本題、ライブの感想。「楽しかった以上!」
 単純だけど終演直後は、これしか頭に浮かばなかったのが事実。いつもなら、こういうグループ物ライブは全方位で楽しむ自分が、不本意(ではないか、やっぱり)にも舞波に気を取られすぎて全体を見られなかったのである。まあ、舞波を観に行ったのも確かだが。

 ベリのライブって、ありきたりの言葉だけれど「理屈抜きに楽しめる」ものであるのは確かだと改めて確信した今回な訳だけれど、理屈というより理性が邪魔をしてベリを楽しむ事が出来ない人が、ハロプロヲタの中ですらまだまだ少なくない。面白い物に年齢性別地位などなどは関係ないし、カテゴリー分けも必要ないと自分は思っているけれど、ベリって存在自体が認めてもらえるまでにはまだ時間がかかるのかな。少なくともゴールデンタイムには、ほとんど出てこないアンダーグラウンドなものだけに。

 ベリの八人は目まぐるしく動く踊る。だから観客も、つられるかのように踊る。振り真似なんて当たり前、完コピしてる奴も結構いる。ステージから見える景色はどうだかわからないが、客席から見るベリのライブの風景は華やかで、それは勿論八人の華が成せる業でもあるし、踊り楽しむ客席との一体感が生んでるとも今は言い切れる。
 ふと気づいた。ベリの八人には序列がない。全員が、芸能界入りもベリーズ入りも同期。これって重要な意味を持つのではないだろうか。モーニング娘。が体育会系的序列で成り立っているのとは対照的である。
 そんな、序列のない八人に初めての変動が間もなく起きる。八人の醸し出す不思議な調和を楽しめるのも、もうすぐ映像の中だけとなる。

    2005年10月2日  石村舞波 Berryz工房 卒業


               BGM:好きにならずにいられない
                    Can't Help Falling Love/
                    エルビス・プレスリー
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