ダダのミシン屋日記『ジャノメミシン米沢店です』

ジャノメミシン米沢店の店長のブログです。
https://janome-yonezawa.jimdo.com

ジャノメ マイロック3

2011年08月10日 19時19分48秒 | ミシン修理
今日も暑い一日でした。
ポスティングに歩くにも暑すぎて、熱中症の危険が危ないので、ミシン修理の勉強をしておりました。
 
 これは一年くらい前にフットコントローラーの故障で、お客様から下取ったロックミシンです。
 
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年式は今手元に資料が無いので解らないのですが、見た目よりかなり古いジャノメのロックミシンです。

フットコントローラーが今は新品での供給が無い。

国産初のコンピューターミシン ジャノメ メモリア5001と共通ですから、どれだけ古いかってとこですな。

イメージ 2
 
お客様は、出来れば直して使いたいって事でしたが、部品が手に入らないのでは仕方がないと、買い換えて頂いたのですが・・・
 
コントローラーさえ手に入れば使えると思ったので、処分せずに仕舞って置きました。
 
先日、待望のフットコントローローラーが手に入ったので動かして見ますと・・・

他にもあちこち故障が有りました。
まずはロックカッターの刃が摩耗して、布が綺麗に切れませんでした。
 
取り外してディスクグラインダーで研磨いたしました。


イメージ 3

刃を取り付けて試し縫いをしますと、布は綺麗に切れますが、ところどころ目飛びしてしまう。

ロックミシンの目飛びの場合、針がダメで目飛びすることも多いので、針を新しいのに変えて見ましたが、それでも目飛びが出てしまっていました。

後は、上・下ルーパーと針のタイミングの狂いですな。


イメージ 4

普通のミシンならば、針と釜の回転のタイミングを合わせれば直りますが、ロックミシンはそうもいきません。
 
上・下のルーパーとカッターが動いていますから、カッターはともかく、ルーパーと針のタイミングが合わないと縫えませんので難しいのです。
 
サービスマニュアルが有りますので、各項目ごとに調整していきますが、ミリ単位の調整が必要で、専用のゲージが有れば良いのですが無いので、物差しを3センチくらいに切ったものを当ててゲージ代わりに使います。


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滅多にやらない修理なので、中々ピタッと合いませんでしたが、最後にはタイミングがバッチリと合ったようです。


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目飛びはもちろん無く、途中で異音がすることも有りません。
 
試縫いすると、何と言いますか、手応えと言うか収まりのいい仕事が出来た感触が有ります。


後は外装パーツを外して、縫い埃を取って綺麗に磨けば完璧です。

また一台、古いミシンが蘇りました。

勉強に成ったし、中古で売れるミシンが出来ましたわ(。・_・。)ノ
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キャロの一念・・・

2011年08月10日 08時17分51秒 | キャロの部屋
キャロが我が家に来て5年・・・
 
来る日も来る日も休むことなく・・・
 
 
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爪とぎ器は買ってるのに見向きもせず・・・
 
かみさんに怒られながらもくじけることなく・・・
 
毎日毎日ガジガジ、ペチペチ・・・
 
 
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とうとうカーペットに穴を開けてくれました・・・
 
イメージ 3
(ノ`´)ノミ┻┻うりゃ!
 
 
 
 
張替えしなくっちゃなー・・・
 
ピアノ入れる前に張り替えれば良かった┐( ̄ー ̄)┌
 
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