tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ウツボ草が咲いた棚では・・

2012-06-11 18:33:29 | 日常雑感
今日は朝からどんよりとした曇り空。作陶に行った昨日の晴れは奇跡とでも言いたいほどの変わりようです。
空は雲っていて今にも降り出しそうですが、茶花がたくさん並んでいる野草棚の花たちは水が必要です。

棚の上は日光を遮る遮光幕ともいえる寒冷紗で日差しをやわらかくしているために、雨も直接当たりませんので、水遣りは欠かせません。
その棚に、綺麗な花が咲いておりました。



ウツボ草(靱草)

ウツボグサの名前の由来は、花の形が武士達が矢を入れて背負っている道具を「靱(うつぼ)」といい、その靱という道具に似ていることから付けられたといわれております。

私の参加しておりますsnsがありますが、知人の日記に、「狂言 うつぼざる」の絵本の紹介がありましたが、この花は、そのウツボからの命名なのです。

前にも書いたとおり、花の名前の付け方の面白さは、漢字で書くと良く分ります。その物に似ていると事から付けられた名前。または、発見者の名前など、花の名前だけでも追求すると非常に面白いと思っております。

シソ科ウツボグサ属で、日当たりの良い野原に群生している多年草。

繁殖力は強く、ツルを伸ばして隣の鉢に根を張り、翌年にはそこで花を咲かせます。注意していないとあっちこっちに広がってしまい、元の鉢が分らなくなってしまいそうです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする