tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

灰と灰形 淡交社刊

2012-06-18 18:59:54 | 本棚の中から
昨日から夏日だとか云われておりますが、爽やかな風のお陰で暑さはそれ程でもありません。心地良い一日でした。

午前は歯の定期診察のため歯医者さんに行って、あちこち、ガリガリと口の中が道路工事現場のような凄まじい音と共に削られた為なのか、今でも鈍い痛さが続いております。どこが悪い訳でもありませんが、先生は、あちこち検査して悪いところを探してくれます。
これから暫く通院です。



灰と灰形 淡交社刊

さて、このところ毎週のように灰形を整えたり、新たに作ったりと頭を悩ませているところですので、午後からは本を見ながら基礎からの勉強です。

やわらかく綺麗な灰形を作ることは、茶道を志している人の憧れでもあります。

そこで、積読状態の本棚から、灰形の基本を収めた立派な本があることに気が付き、手にとってパラパラとしている内に、本格的に読み始めている自分に気がつきました。



本は基本から丁寧に解説されております。

それでも、本を読んだからからといって灰形が直ぐにできるという事ではありません。ある程度の経験を積んだ人であれば解るかも知れませんが、初心者では理解できない事がたくさんありますから・・・。

本を読んでいる内に、実際にやってみたくなり、稽古に使っている風炉の灰を出し、篩って灰を入れ直し、五徳を据え始めてしまいました。



先週使用した風炉

綺麗に作った灰形も、一度使うと新たな灰汁ができ、形も炭ででデコボコになってしまいます。



灰を篩い、再び風炉に灰を戻して、形を整えてゆきます。

五徳の据え方。水平の取り方。灰の配分など細やかに説明しておりますから、同じ事をして見るには時間がかかります。
今日は、とても仕上げるところまで行きませんでした。

これは大変だ・・・。
コメント
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