tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お菓子「清流の楓」を頂いて

2012-06-19 17:59:53 | 茶の湯
今日は朝から雨模様。何となく出かけるのがおっくうですが、お稽古では仕方ありません。

台風の影響で、九州から四国地方は大荒れのようですが、被害の出ないことを祈るのみです。

お稽古で頂いたお菓子が「清流の楓」だそうで、山道をのんびりと歩いている姿を想像しながら頂きました。小豆を岩に、葛で清流を、そして楓を一枚。餡子も程ほどの甘さが口に広がり美味しいお菓子でした。




また、梅雨に似合う花とえば紫陽花ですが、そんな中から変わった紫陽花を紹介いたします。



アマチャ(甘茶)

アマチャ(甘茶)は、ユキノシタ科の落葉低木のガクアジサイの変種だそうで、山紫陽花との見分けは難しいと言われており、今でも良く解りません。

アマチャは、若葉を蒸してよく揉んで乾燥させて煎じて、4月8日の花祭りの祭に、仏像に注ぎかけるものとして、古くから用いられております。

私も子供の頃、お寺さんでアマチャを頂いた記憶がありますが、「美味しかった」という記憶は全くありません。きっと甘くなかったのでしょう。



ベニガク(紅額)

ベニガクは別名を七変化といわれるくらい色が変わる。

紅色の額を持っている紫陽花という意味で、ガクアジサイより小ぶりで、その色が日に日に変わって行くので七変化と呼ばれているが、山紫陽花を原種にした園芸品種だそうで、栽培しやすい紫陽花です。




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