tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

合宿の最終日は・・・

2014-08-14 18:52:02 | 茶の湯
8月14日(木)
晴れたり曇ったりで、また雨の予報が出ております。夜遅くに降り出しそうです。
今日も合宿の続きを書いて見ます。

   

   席入り

合宿の最終日は「お茶会ごっこ」と呼ぶお茶会で、文字通りお茶会らしいお遊びです。
大學2校合同合宿ですので、最終日は、お互いが亭主となり、客となって茶を頂きます。
お遊びとはいえお稽古の一環ですので、席入りからすべて行います。

入口では躙って入り席中をうかがい床の間まで進みます。
入口に一人、床前に一人、そして足の踏み変えをする角に一人、そして風炉前に一人と、先生方についていただき、大変な思いをしての席入りでした。



  お菓子

お菓子は「青楓」が盛られて運びだされて、いよいよお点前が始まります。

   

   部長のお点前

2日間の成果が試される時ですが、落ち着いてやっておりました。

   

   こちらも部長のお点前

こちらの大学の部長はまだ2年生で、去年からお茶を始めたばかりです。
2日間ずっと今日のお点前の事が頭にあったはずです。今までと比べたら、もの凄い成長で、綺麗にやっておりました。

3日間集中的に行う合宿は、学生も私たちも大変ですが、1年生は盆略を完全に覚え、2年生は、違う大学の子達のお点前を拝見して、何かを感じ撮ってほしいと思っておりましたが、お互い良い刺激になったようです。




お茶会と同じく半東もついて

どちらの大学も私が見ておりますが、校風という見えない壁がありまして、そこを突き破るパワーに掛ける所があるように感じております。
覚えようとする意欲もその一つで、お茶室に来た時だけスラットお点前の稽古をしているだけでは、技術も知識も伸びて行きません。その辺が学校でのお稽古の限界なのかも知れません。

何とか全員が綺麗なお点前ができるようにするのが私の役目なのでしょうが、お点前だけではなく、日本人としての所作を見に付けてほしいといつも思っております。
コメント
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