なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2024年10月17日のお稽古

2024年10月19日 | 今週のお稽古日記

10月に入って、中置のお点前中。

少し肌寒くなってくるこの季節に

風炉をお客側に少し寄せるお点前ですが、

残暑厳しい今年は、ありがた迷惑?(笑)

 

主菓子は「すすき」(千寿堂春蘭御製)。

 

お干菓子は鶴屋吉信御製の「ハロウィン」。

 

Kさんの四国旅行のお土産もいただきました。

 

初釜の準備が本格的に始まりました。

今年は初めての会場です。

いろんなことで「初めて」を企画しており、

最近は、猫の手も借りたいほどに社中が手薄ななかで、

一丸となって協力しあって、良い初釜にしたいと思っています。

 

次のお稽古は、11月7日(木)クレオ大阪中央です。

 

(S・K)

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講演会「茶の湯と香」

2024年09月24日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

3連休の最終日「秋分の日」に

表千家同門会大阪支部主催の「茶の湯文化にふれる市民講座」に

社中有志で伺いました。

今年のテーマは「茶の湯と香」。

京都・松栄堂の主人・畑 正高氏のお話でした。

 

講演会の前にお茶もいただきました。

御名も御製も不明。

 

茶道でお香のことを「梅ヶ香」というわけや、

「蘭奢待(らんじゃたい)」のこと、

そして『源氏物語』の中で描かれている香りの話などなど、

とても幅広くて頭に入りきらないほど濃い内容でした。

 

個人的には、つい先日の「光る君へ」の中で

中宮彰子のご懐妊がわかったシーン。

「カヨウの香りでございます」と薫物(たきもの)を嗅がされて

彰子が「うっ」と気持ち悪くなったシーンです。

その時、カヨウという響きを頭の中で漢字に変換できませんでした。

何なんだろう?と思っていたのが、

今回のお話で「六種(むくさ)の薫物」の一つ、

「荷葉の香り」ハスの花の香りだったことを教えていただき、すっきり。

ドラマでは年がら年中、十二単を着ているからよくわかりませんが、

あの時、季節は夏だったんですね。

 

演台で焚かれた1本のお香が

広いホールの会場内に広がってびっくりしました。

以前に、うちのトイレでお香をたいた時、

ドアを開けたら中がモクモク真っ白だったのを思い出します(笑)。

 

有意義な休日の午後でした。

いろいろお世話いただいたY先生、ありがとうございました。

 

(S・K)

 

 

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2024年9月19日のお稽古。

2024年09月22日 | 今週のお稽古日記

9月17日は中秋の名月でした。

というので、今週のお菓子もそれにちなんだものでした。

「初雁」(千寿堂春蘭御製)。

満月の前を横切る雁の姿を描いたものだとか。緑は松。

こういう感性って、日本人独特のものですね。

 

お干菓子は「行雲流水(こううんりゅうすい)」(末富御製)です。

行く雲、流れる水。

どちらも無念無心の境地を示す禅語だそうです。

さくっとした軽やかな歯ざわりも美味しいお煎餅でした。

 

9月23日(祝)は、社中有志でお出かけ。

またレポートします。

 

次のお稽古は10月3日(木)クレオ大阪中央です。

 

(S・K)

 

 

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特別稽古@おにクル

2024年08月14日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

8月10日は、茨木市の「おにクル」内のお茶室で

特別稽古として「花寄せ」と「花月」を勉強しました。

 

花寄せとは(表千家HPより)

日常茶室で使っている花入を出来るだけ多く茶室へ取出して並べ、それに同席する方が順次花入を選んで花を生けるという式法があります。これを「花寄せ」と呼んでいます。

 

お花がこれだけ並ぶと圧巻です。

夏なので、すぐに花が痛んでしまい、

撮影した時には、しなしなになっていたのが残念ですが、

(そこを考慮してご覧いただけると嬉しいということで)

左から、Nさん

 

Y先生

4人が生けたあとの残り物の花で生けられたのに、

やっぱりすごい!と一同唸りました。

 

Kさん

 

Mさん(夫)

ピンクの秋海棠を選ばれた段階で、ちょっとしたサプライズでした(笑)。

 

そして、私、S(リンドウが好きです)。

 

それぞれに個性が表れて楽しかったです。

 

主菓子は鶴屋吉信御製の「ほおずき」と「乱桔梗」。

お干菓子は吉富御製の「うすべに」です。

ほんのり梅の香りの餡がおいしかったです。

 

ところで、次に行なった茶道七事式の一つ「花月」も初めてのこと。

簡単に言えば、こんなくじ引きのようなものを引いて、

 

お茶を点てる人と、お茶をいただく人を決める

遊びのようなお稽古方法だそうですが、

いろんなことが細かく定められていて、

これは次やっても絶対に覚えていないねという話をしていると、

Mさん(妻)がこんな言葉を教えてくれました。

花月 百遍 おぼろ月

 

今回、お稽古場にお借りしたのは、

昨年11月に開館したばかりの「おにクル」@茨木市です。

https://www.onikuru.jp/

 

茨木市在住のNさんの情報で、

一度視察がてら使ってみようということで今回の特別稽古となりました。

建築家・伊東豊雄氏の設計で、フロアごとにいろんな表情を持つ施設でした。

 

和室(本格的なお茶室仕様にはなっていません)で

お茶のお稽古される方が少ないのか、

お棚も釜も新品を開けさせていただいて恐縮。

そして、この和室は

実は今年11月に行われる竜王戦の会場なんです!

ここをどう使うんだろうね、

茨木のおやつって何だろう?とワイワイ言いながら

楽しませていただきました。

 

最後のおまけ画像は、先生がお持ちくださった「井戸のぞき」の蓋置。

 

何か愛らしい蓋置でした。

 

次回のお稽古は8月22日 クレオ大阪中央です。

 

(S・K)

 

 

 

 

 

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2024年7月4日のお稽古。

2024年07月05日 | 今週のお稽古日記

今週のお稽古では、「四滴茶入」の一つ、

「水滴」を使ってお点前をしました。

お菓子は、「京観世」(千寿堂春蘭製)  。

能楽の家元・観世家の鎮守である観世稲荷の井戸「観世井戸」に

天から龍が舞い降りて以来、

井戸の水が常に揺れて美しい波紋を描くようになった

という言い伝えが、このお菓子の名の由来だそうです。

 

猛暑のなか、涼しさを演出してくれるお菓子でした。

 

次のお稽古は7月18日(木)布施です。

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