昨日14日に、無事に初釜を開くことができました。
(待合の床の間)
インフルエンザにかかられて、
欠席された方が2人いらっしゃったのは残念でしたが、
ほぼほぼ、滞りなく進めることができました。
(お濃茶を点てています)
2席目の続き薄のお点前を担当したN村さんは、
初釜でのお点前デビューです。
今年は長板に、皆具「オランダ」を使いました。
床の間のお軸は、会場のクレオ中央大阪のものをお借りしました。
「閑坐聴松風」(閑坐して、松風(しょうふう)を聴く)
前大徳 文雅筆とありました。
「心静かにして、松風を聴く」とは、まさに初釜のお席にふさわしい言葉です。
ちなみに「松風」とは、茶釜のお湯が沸いて立てる音のことです。
釜は、会場にあったものがあまり良くなかったので、
Y先生がご自宅から運び入れてくださいました。
鶴に亀がしがみつくように乗っているお香合が愛らしかったです。
お花は椿とロウバイ。いい香りがしてました。
お楽しみのお菓子は、
主菓子が、N先生時代からの成穂会のお決まり「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。
私がこの教室でお稽古を始めた33年前には、もうこのお菓子でした。
お干菓子は
干支せんべいが末富御製、手前の「戌張り子」が鶴屋八幡御製です。
おまけで、「ぶらタモリ」でも紹介されたという
みなとや御製の「幽霊子育て飴」もお出ししました。
この飴にまつわる物語は、こちらでどうぞ。
↓
http://kyoto.wakasa.jp/detail/27/967/
食事は今年も「さえき」さんにお願いしました。
同じN先生のもとで学ばれたY原様や、
私たちのクラスのOGであるT郷さん、I江さん、T下さん、A川さん。
毎年初釜には参加いただいて、
1年に1回、お会いできるのが本当に嬉しいです。
今年一年の精進を誓いつつ、無事に初釜も終了しました。
ありがとうございました。
(S・K)