G・W直前のお稽古。
というので、主菓子は「鯉のぼり」(まつばや御製)です。
先生が楽しい蓋置をお持ちくださいました。
「一閑人(いっかんじん)」です。
「一閑人」とは、器などの淵に唐子がついている意匠で、
中国から伝わって日本では茶道具で使われています。
「ひまな人」が井戸を覗いているようにも見えることから
「井戸のぞき」とも呼ばれているそうです。
確かに。
このままでは、お釜の蓋が置けないので、一手を加えて、
こうして横にして蓋を置きます。
たかだか、それだけのことなんですが、
日頃扱い慣れていないと、
ああだっけ? こうだっけ?と惑うばかりでした。
若葉や春の花の美しい季節になりました。
お干菓子も華やか。
四天王寺の参道にある河藤御製です。
来月からお茶室も風炉になります。
次回のお稽古は5月12日、クレオ大阪中央です。
(S・K)
はじめまして。
コメントをありがとうございます。
そうなんです。
お茶のお稽古場では、忘れられがちな季節感を思い出させてくれます。
端午の節句はどなたもお忘れにならないでしょうけれどね。
また遊びにいらしてください。