なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

初釜2025

2025年01月22日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

この日曜は初釜でした。

前々から記事に書いてるように、会場は茨木市の「おにクル」。

昨年11月の竜王戦の会場となった和室です。

今年は、会場だけでなく、いろんなことが初めて尽くしで、

社中一同、少々緊張しました。

例年の大阪市内での初釜なら、

点心のお弁当をいつものお店に配達してもらえますが、

今回は、会場から離れた日本料理店でいただくことに。

この後、天ぷらや茶碗蒸し、ご飯、赤だしなどをいただきました。

 

そして、主菓子もいつもの「福寿草」ではなく、

茨木市の花「薔薇」(石州御製)としました。

このお菓子は、竜王戦の時に、

藤井王将の対戦相手の佐々木八段が、2日間に4回あったおやつタイムに

4回ともこのお菓子を2個ずつ、計8個も召し上がったというものです。

 

お薄席のお干菓子は、干支のおせんべい(鶴屋八幡御製)と

「おにクル」にかけて「おに」(甘春堂御製)です。

お薄席の主茶碗には、昨年、成穂会OGのIさんが

「節分の時にでも使ってください」とお持ちくださった

鬼のお茶碗をさっそく使わせていただきました。

内側に描かれたおたふくがかわいい。

 

Oさんが水引で作った干支の「己」を持ってきてくださったので、

お客様にお持ち帰りいただきました。

 

Oさん、お土産もありがとうございました。

鳴門金時のクリームサブレです。

 

今年のお客様へのお土産は、おにクルのサブレにしました。

 

おにクルのおにの由来は、茨木童子だそうで、

おにクルの名付け親は6歳の男の子だったそうです。

 

今年の初釜も、ほぼ無事に終わりました。

お越しいただいた皆さまには、ありがとうございました。

 

(S・K)

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2025年1月11日、予行演習。

2025年01月15日 | 今週のお稽古日記

今年のお稽古始めは、

初釜の会場である「おにクル」で

初釜の予行演習をしました。

初釜で予行演習なんて例年はしませんが、

初めての会場で、しかも

炉は切ってあるもののお茶室仕様になっていないので

お水屋がないこともあり、

裏の動きなどを社中みんなで確認し合いました。

 

本当に、やって良かった予行演習! でした。

 

今回は、今年限りの特別な主菓子を用意するので、

成穂会恒例の「福寿草」(鶴屋八幡製)はお稽古始めでいただきました。

 

干支のお干菓子。

 

玉三郎さんの舞台をご覧になったというNさんのお土産は

「益壽糖」でした。

一見、普通の生八つ橋でしたが

霊芝やクコ、高麗人参、桂皮などの和漢薬が入っていて不思議な味わいでした。

栞には、明治天皇が病弱な皇太子(のちの大正天皇)の食が細いことを案じて

漢方医に命じて従来のお菓子に和漢の妙薬を加えて作らせたものだとありました。

 

さてさて、初釜は今度の日曜日。

例年と違う段取りですが、無事に務められますように。

 

(S・K)

 

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