伊田八段が井山本因坊の大石を仕留める☆

　井山裕太本因坊に伊田篤史八段が挑戦する囲碁本因坊戦第4局の結果は、139手まで黒番の伊田八段が中押し勝ちをおさめ、シリーズ初勝利をあげた。
　終局は18時58分、持ち時間8時間のうち残り時間は黒番の伊田八段が34分、白番の井山本因坊が1分だった。
　伊田八段が、黒模様に深く入った井山本因坊の大石を見事に仕留めた。
　彼の兄弟子である彦坂九段の一言。「彼の碁は、小さい頃から相手の石を殺して勝つのが持ち味です。これまでの3局も本局も彼らしい碁を打っていると思います。」
　井山本因坊3勝、伊田八段1勝で迎える第5局は6月30日（月）、7月1日（火）に大阪府吹田市「ホテル阪急エキスポパーク」で行われる。
　伊田八段の戦いぶりに注目したいと思います。

巨人が苦手金子投手を攻略したが8連勝を逃す☆

　昨夜、東京ドームで行われたオリックスバファローズとの４回戦。交流戦首位と２位の一戦は、巨人が先行を許す展開となりましたが、三回に坂本選手が同点ソロホームラン、五回に亀井選手が同点タイムリー二塁打、六回には代打・セペダ選手が同点３ランを放ち、試合を何度も振り出しに戻しました。しかし七回、押し出しの死球で１点を失ってしまうと、終盤はオリックスの救援陣をとらえきれず、５対６で敗れました。巨人の連勝は「７」でストップしました。
　苦手の金子投手を攻略したが、投手陣が踏ん張れず8連勝を逃したのは残念。切り替えて明日のソフトバンク戦に期待したい。