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でも、その盲愛で可愛いマルの命を縮めてしまいました。じじいとばばちゃんは悔やんでも悔やんでも悔やみ切れない過ちで可愛いマルをわずか7年の短い命で星空に旅立たせてしまったのです。
原因はこれです。
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そしてこれです。台所でばばちゃんの調理の音が聞こえるとマルはとんでいってお行儀よくお座りして待つのです。ばばちゃんからおいしいお肉がもらえるからです。
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ワンの先祖はオオカミだと言われています。集団で狩りをして暮らすオオカミは一頭のボスのオオカミを頂点にした厳しい序列があって、集団で狩りをした獲物は平等に食べられるのではなく序列の上のものが食べてる時は序列の下のものは食べたいふりさえ見せないと言われています。それがオオカミの本来持っている習性だと聞いています。
だから盲導犬や介護犬は飼い主が食事をしているときでもおとなしく伏せをして待つしつけが出来るんだと思います。それは可愛そうなことではなくてワン本来の習性なんだと思います。
それを知識として知っていたのに、じじいとばばちゃんは盲愛に目がくらんで食卓を一緒にすることが愛情だと思い込んでしまったのです。
ワンは人間ではありません。食事を管理されてないワンは与えられたものは限りなく食べてしまいます。たとえワンにおいしくてもワンの害になるものでも限りなく食べてしまいます。ワンは人間の孫娘ではありません。オオカミを先祖にもつワンです。ワンに適した食事があったのにバカな爺とばばちゃんでした。
ワンをきちんと飼っていらっしゃる方は食事の管理を厳しくなさって決して一緒に食卓を囲むようなことはなさいません。それが本当のワンへの愛情だったのです。
盲愛に目がくらんだじじとばばちゃんはそれが出来ませんでした。だから若犬の頃スタイルのよかったマルは五歳の頃から足取りが重くなって愛犬仲間の間では肥満犬で名が通っていました。
そして七歳の秋、わんにゃんクリニックの先生の懸命の治療にもかかわらず病名もはっきりしないままついに昼間は入院して治療を受け、夜は家に帰るような生活をするようになってしまったのです。そして5日目の夜マルはじじいが目を離した隙にじじいの脇の自分の布団の上で静かに星空に旅立ってしまったのです。
原因はじじいとばばちゃんの盲愛による食事管理のミスのよる肥満だったと思っています。
悔やんでも悔やんでも悔やみ切れません。もし正しい愛情で正しい食事管理をしていたなら、マルは確実に今も私の散歩を一緒して楽しんでくれたと思うとほんとに悲しく悔しいです。本当にマルごめんなさい。
いつかおまえと虹の橋のたもとから虹の橋を渡る日を楽しみにしています。そのときしっかりと愛撫しておまえに詫びたいと思っています。それまでほかのワンちゃんと楽しく遊んでいて待っていてちょうだい、可愛いマルちゃんそのうちに。