あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで太華園 & リモワ_TOPAS TITANIUM

2013年12月15日 | 旅するシーカヤック
2013年12月15日(日) この週末は風が強く寒い予報ということで、シーカヤックはパス。
土曜日は妻と広島市内に買い物に行き、今日はYB125SPで、竹原にあるお気に入りのラーメン屋さん、『太華園』までツーリングである。

朝食を食べ、コーヒーを飲んでゆっくりすると、着替えを開始。
冬のバイクツーリングを楽しむためには、シーカヤック同様防寒のためのウエアリングが重要なのだ。

まずは、妻が冬のシーカヤックキャンプツーリング用に買ってくれた”あったか下着”。
値段は高いのだがとても暖かく、冬にはこの下着の上に直接ドライスーツを着込んでシーカヤックツーリングを楽しめるほどの高機能で手放せない。

その上に、これまた妻が冬のバイクツーリング用に買ってくれた”あったかベスト”。
さらに、モンベルの薄手のダウンジャケットを羽織り、ユニクロのジャケットで防風、そして胸と背中を守るプロテクター。
これで、上半身は完璧。

***

下は、”あったか下着”の上に、ユニクロの冬用パンツを履き、靴下は厚手のウール。 そして足首をウオーマーでプロテクト。

そして、靴下には使い捨てカイロを張り、手袋の中には小さな使い捨てカイロを装着。

YB125SPを購入して2回目の冬を迎え、これまでの様々なトライアルで、保温ウエアリングは、ほぼ完璧なレベルに到達した。
これで、寒い冬のツーリングも快適に楽しめるのである。

***

『じゃあ、出掛けてくるよ』 『はい。 気をつけて』

家を出て、1時間ほどで太華園さんに到着。
11時の開店直後に入ったのだが、しばらくすると店内は満席。 相変わらずの人気である。

今日は、半ちゃんセットを注文。

『いただきます』

『いやあ、やっぱりおいしいな』 俺はやっぱり朱華園より太華園派である。
ラーメンを啜り、チャーハンをパクリ。 スープも最後の一滴まで飲み干した。
『ごちそうさまでした』

帰り道、ちょっと大芝島へ立ち寄る。

島内の狭い道を、時計回りで一周してみる。

風は強いが、晴れて芸予諸島らしい景色が楽しめる。

目の前の島は、ハート形に見えるという事で、最近は見学に訪れるカップルも増えているそうだ。


風は強かったが、完璧保温ウエアリングで快適な海沿いツーリングを楽しむことができた。


*** 3つのリモワ ***

昨日から、家にはリモワが3つ並んでいる。

一番手前は、数年前に俺が購入し、出張や旅行で重宝している機内持ち込みサイズのリモワ。
一番奥は、先週長男が海外出張用に購入した、『リモワ_TOPAS TITANIUM』。

彼は、このまえ中国に2週間ほど出張に行き、戻ってきてしばらくすると、今度は韓国へ1週間の出張があった。

次は、中国と韓国をハシゴする予定らしく、仕事柄、様々なモノをパッキングする必要があるので、大きなケースを購入したのである。
その時俺は、『せっかく買うんなら、ええモノを買うておけよ。 俺の経験からすると、中途半端なものを買ってもどこかで物足りなくなり、結局良いやつを買うようになるんやから』とアドバイス。
彼は店に何度か通い、親切な店主のアドバイスも受けて、リモワ_TOPAS TITANIUMの購入に至ったのだ。

彼が買ってきたチタンカラーのリモワを見て、俺は『へえ、こんな色のがあったのか! カッコええなあ』
聞いてみると、この特別色を扱っている店は限られているらしい。

俺も来年はプライベートで妻と一緒での海外旅行をプランしているため、リモワのキャリーケースを買おうと思っていたのだが、このTOPAS TITANIUMに一目惚れ。
と言う訳で、昨日妻と広島市内に買い物に行って、息子がお世話になった商売上手で親切な店主さんから、長男が購入したのより一つ小さいTOPAS TITANIUMを購入したのである。

***

それにしても驚くのは、頻繁な長男の海外出張である。
工業高校を卒業して技術職として就職し、これまで働いてきたのだが、今年になって秋以降、中国へ2週間、韓国へ1週間と2度の海外出張。
そして今回は、中国と韓国をハシゴ。 来年には、東南アジアへの出張も打診されているのだとか。

初めての中国出張こそ、先輩と二人で行ったのだが、前回の韓国は一人。 そして今回の中国&韓国も一人で出張。
現地に滞在し、取引先に出向いての検査や打ち合わせなどを、片言の英語でこなしているという。

初めての海外旅行が中国出張だった彼。
出張中は忙しくて観光どころではないらしいが、それでも夜は一人で食事に行ったり、現地駐在員の方にお世話になったりと、観光とは違った目線で様々な経験を積んでいるようである。
2週間の中国出張から帰ってきた時には、簡単な日常会話を覚えてきて、晩ご飯などは一人で行って中国語で注文したり必要な事を訪ねたりできるようになっていたのには驚いた。

たまに晩飯の時に現地の情報を教えてもらうのだが、すべて自分で経験した事なので、説得力があるし面白い。
観光地ではない中国の街での食事の様子や変わったものを食べた経験。 中国におけるビール。 移動のための長距離移動バスでの中国人達の様子。 日本ではニュースにもならない驚きの交通事情などなど。
まさに、『中国&韓国版_あるく、みる、きく』である。 羨ましい!

そんな現地での話を長男から聞いていると、『とうとう俺も息子に抜かれたのだなあ』とちょっぴり悔しくも、やはりそれはとても嬉しいものである。

***

そして次男は京都に住んでおり、とある大学の3回生で映画部の部長。
映画部といっても、映画を見るだけではなく、自分達で脚本を書き、人の作品に出演し、自分で監督して映画を作り、学内での上映会や、他の大学と協同での上映会なども行っているのだとか。

妻から時々、『今週末は脚本合宿なんだって』とか、『上映会に向けて撮影や編集で忙しいらしいよ』なんて状況報告がある。

一度、次男が他の人が監督した作品に出演したというDVDを見せてもらったが、なかなか面白かった。 と同時に、不思議な気分でもあった。
俺なんか、脚本を書くとか、自主作品とは言え映画に出演して台詞を喋るだとか、そんな事は想像すらできないのに、彼は映画に出演し、演技をして、台詞を喋っているのである。

俺にはとても真似できない。
勉強もあり、映画部の部長としての活動もあり、部員としての脚本作りや撮影、編集などなど、とても忙しいらしいが、充実した京都での学生生活を楽しんでいる模様。
バイクでのキャンプツーリングや、新宿/渋谷/吉祥寺での友人との飲みくらいしか楽しんでいなかった俺の学生生活と比べて、うらやましい限りである。

***

長男、次男とも、それぞれの道で苦労しつつも充実した生活を楽しんでいるのは、親としてとても嬉しいことだ。

50歳という人生の一区切りを過ぎ、これから俺も第二の人生。
彼らに部分部分では抜かれながらも、ちょっぴり悔しい想いは忘れずに、家族と言えどもお互い切磋琢磨する関係で居られるよう、俺の強みを活かした分野でこれからも夢の実現に向けて、楽しみながら努力して行きたいと思っている。

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