あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 広島限定、宝剣・魂心のしぼりたて&忠海・石風呂/岩風呂

2014年12月14日 | 旅するシーカヤック
先週の東京&横浜出張。

翌日の予定もあって、久し振りに銀座に宿を取り、

クリスマスのイルミネーションで飾られた、夜の銀ブラを楽しむ。

大好きな『虎屋』で、家へのお土産を購入。

その後、今年新たな縁を頂いた方々と集まり、楽しい宴の一時。

海旅や川旅の話。 ヨットやシーカヤックの話題で盛り上がり、とても初対面とは思えない楽しい時間を過ごさせていただいた。

<ぼけない五か条> *懇親会の居酒屋で見つけた張り紙より
1.仲間がいて気持ちの若い人
2.人の世話をよくし感謝のできる人
3.ものをよく読みよく書く人
4.よく笑い感動を忘れない人
5.趣味の楽しみを持ち旅の好きな人

***

2014年12月13日(土) 今日は、一年振りとなる、地元の酒蔵、『宝剣』の新種を取りにいく日。
この酒蔵は、毎年この時期に、広島限定の『宝剣魂心のしぼりたて』を、一日だけの限定販売をしているのである。

このお酒を手に入れるには、事前に予約し、当日酒蔵まで取りにいくのだ。

朝、完全防寒の出で立ちでYB125SPにまたがり、仁方にある宝剣酒造へ。
妻の友人に頼まれた1本、自家用に2本を受け取った。

夜は、さっそくしぼりたての純米酒をグビリ。 『あー、美味い。 今年もまた、この時期がやって来たのだなあ』

これからしばらく、この地元のお酒で楽しい夜が過ごせそうである!

***

2014年12月14日(日) 2ヶ月ほど前から肘を痛めており、瀬戸内横断の尺取り虫旅が終わってからは、肘を休めるためカヤックをお休みにしている。
テニス肘ならぬ、カヤック肘。 22年間漕いできて、さすがに疲労が溜まっていたのだろうか?

尺取り虫旅も無事ゴールし、強風や低温、そして雪が続く冬なので、肘を休ませるにはちょうど良い。
しばし海旅は休みとし、この冬は、YB125SPでのバイクツーリングや、ロードスターでのオープンドライブ、折り畳み自転車『Dahon Speed TR』での輪行などを楽しむことにしよう。

という訳で、今日は久し振りに『忠海の石風呂/岩風呂』へ。
瀬戸内でも減っている石風呂でたっぷりと汗を流し、遠赤外線効果で肘も癒そうという魂胆。

風は強いが晴天の瀬戸内。

海沿いを快適なドライブ。


ここの石風呂は、11時半から。

懐かしい景色。

冬の瀬戸内海は、透明度も上がって綺麗である。

少し早めに着いたので、まだおじさんが準備中。

『11時半からでしたよね?』 『ああ、もうちょっと時間が掛かるかもしれん』 『はい、待っています』

俺の前に、夫婦の二人組が先に来ておられ、オープンを待つのは3人である。

この石風呂は、瀬戸内に多い花崗岩の壁をくりぬいて作られた、特別な空間である。

初めて妻と一緒に来た時には驚いたし、入り方も分からなかったので、常連さん達にいろいろと教えていただきながら石風呂を楽しんだ事を思い出す。

***

『準備ができたよ!』とおじさんが声をかけてくださった。 待ちに待った入浴である。

この扉の奥が石風呂。 裸電球が一つ灯る空間で、床には干したアマモが敷き詰めてある。

しばし座っていると、体中から汗が噴き出してくる。 『そうそう、これこれ』
銭湯のサウナとは比べ物にならないくらいの発汗量。

たっぷり汗をかき、部屋に戻ると、まずはお茶を飲んで、床に敷いたドンゴロスに横になり、木の枕でゴロリ。

これを何度も繰り返す。

ここでは常にお湯がわかしてあり、今日のお昼ご飯はカップラーメンとおにぎり。

沸いたお湯を注ぎ、しばし待つ。

『ズルリ、ズルズル』 『あー、美味い』

***

食後はしばし休憩。

外に出て、瀬戸内海の景色を眺めながら涼しい風にあたり、体を冷やす。

常連さん達は、脱衣籠でテーブルを作り、おしゃべりと食事、そして石風呂をたっぷりと楽しまれている。


***

何度も石風呂に入り、たっぷりと汗を流すと、肌がツルツルに。
51歳の親父の肌がツルツルになっても、なんのメリットもないのだが、大量の発汗で体はリフレッシュし、遠赤外線効果で肘の痛みも改善された様子。

『あー、気持ちえかったなあ!』
今年の冬は、久し振りにカヤックをお休みして、22年間漕ぎ続けて来た肘を休め、心と体をたっぷりとリフレッシュすることにしようか!

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