2015年12月19日(土) この週末は晴れの予報。 今日の午前中は野暮用があるので、少し遅めの出発である。
向かうは、年に何度も訪れるお気に入りの生名島。
この島を初めて訪れたのは2006年だから、もう10年近く通っていることになる。
***
この10年の間に、生名島のある上島町にも様々な変化があった。
因島と今治を結んでいたフェリー航路の廃止。
生名大橋の架橋。 それに伴う、弓削と因島を結んでいた『青丸』航路の廃止。
フェスパの開業。
生名島の玄関である、立石港の大幅改装。
最近では、因島から生名島を経由して三原へ向かう高速船が因島モールを経由するようになり、買い物利便性の向上が期待されている。
この中で一番インパクトが大きかったのが、やはり生名大橋の開通であろう。
それまでは、夕方になるとフェリーで因島に渡り、銭湯に入り、買い物をして島に戻っていたのだが、生名大橋が開通してからは、弓削のフェスパでお風呂に入り、弓削のスーパーで買い物をするようになったのだ。
上島町内の人の流れは、確実に変わっている。
今後、生名島と岩城島との間にも橋を架ける計画があるというが、そうなればまた大きな変化があることだろう。
お気に入りの島に年に何度も通う定点観測。
改めて振り返ってみると、感慨深いものがある。
***
キャンプ場に到着。
午後からは雲が広がる予報だが、今はまだ晴れ間が覗いている。
風もそれほど吹いておらず、冬にしてはいい感じの漕ぎ日和。
ケープホーンを車から降ろし、出艇の準備。
今日はそれほど寒くないので、ドライスーツはやめてパドリングパンツで漕ぎ出すことにした。
しまなみ海道の海は、冬らしい透明度の高さ。
***
今日は午後遅めの出発なので、近場での、のんびりまったりお散歩ツーリング。
いつもは行かないスポットへも立ち寄ってみる。
ここからは、造船所のある岩城島へ。
次第に厚い雲に覆われ始め、冬のツーリングらしい雰囲気に。
ここでは、いつも二隻のコンテナ船が建造されている。
これぞ兄弟船。
造船所の近くでは、クレーンが並んでいる眺めが俺の好み。
***
小さな港に入り、しばし休憩。
缶コーヒーをグビリと飲み、再び漕ぎ出す。 雲が厚くなってくると、さすがに風の冷たさが身にしみて感じられる。
シーカヤックを浜にあげると、カートップしてポータブル洗車機で潮抜き。
PFDやパドル、パドリングパンツなどは、キャンプ場の洗い場で潮抜きさせていただき、干す。
『じゃあ、お風呂に行ってきます』と管理人さんに一言声をかけてフェスパへ。
ロビーからの笠岡諸島の眺めが美しい。
露天風呂に入り、サウナで汗を流し、水風呂で体を冷やす。
いつものローテーションで、1時間ほどのんびりまったり。 『あー、気持ち良かったなあ』
キャンプ場に戻る頃には、静かな島に黄金色の空が広がる。
***
キャンプ場に戻り、管理人さんに許可を得てカマドで焚き火。
冬のキャンプの楽しみの一つは、やはり焚き火であろう。
暖が取れることはもちろんだが、メラメラ、ゆらゆらと揺らめく炎を独り静かに眺めるのは、何にも代えがたい貴重な時間。
これぞ、キャンプの醍醐味の一つである。
今日のメインは、豆腐をたっぷり入れたすき焼き。
焚き火を眺めながらビールをグビリ。
誰もいない静かなキャンプ場で、しみじみと幸せな一時。
***
翌朝は、6時過ぎに目が覚めた。
コーヒーを飲み、蕎麦で朝食を済ませると、着替えて自転車を車から降ろす。
朝は、自転車で生名島一周サイクリング。
今日はクロックワイズで一周してみることに。
少し風はあるものの、空は晴れて爽快な冬のお散歩サイクリング。
適度な運動を楽しみ、キャンプ場に戻ってきた。
『今回もお世話になりました。 また来ますので、よろしくお願いします』と管理人さんに挨拶して、キャンプ場を辞す。
***
『あるくみるきく』をテーマに、瀬戸内や中国地方で続けている様々な地域の定点観測。
2006年に初めて訪れて以来、年に何度も通うようになり、まるで第二の故郷のようになったお気に入りの生名島も、その定点観測地点の一つである。
これまでも様々な変化があったが、これからも様々な変化があるのだろう。
シーカヤックや自転車で島の自然を楽しみながら、その変化を肌で感じ、記録していきたいと思っている。
向かうは、年に何度も訪れるお気に入りの生名島。
この島を初めて訪れたのは2006年だから、もう10年近く通っていることになる。
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この10年の間に、生名島のある上島町にも様々な変化があった。
因島と今治を結んでいたフェリー航路の廃止。
生名大橋の架橋。 それに伴う、弓削と因島を結んでいた『青丸』航路の廃止。
フェスパの開業。
生名島の玄関である、立石港の大幅改装。
最近では、因島から生名島を経由して三原へ向かう高速船が因島モールを経由するようになり、買い物利便性の向上が期待されている。
この中で一番インパクトが大きかったのが、やはり生名大橋の開通であろう。
それまでは、夕方になるとフェリーで因島に渡り、銭湯に入り、買い物をして島に戻っていたのだが、生名大橋が開通してからは、弓削のフェスパでお風呂に入り、弓削のスーパーで買い物をするようになったのだ。
上島町内の人の流れは、確実に変わっている。
今後、生名島と岩城島との間にも橋を架ける計画があるというが、そうなればまた大きな変化があることだろう。
お気に入りの島に年に何度も通う定点観測。
改めて振り返ってみると、感慨深いものがある。
***
キャンプ場に到着。
午後からは雲が広がる予報だが、今はまだ晴れ間が覗いている。
風もそれほど吹いておらず、冬にしてはいい感じの漕ぎ日和。
ケープホーンを車から降ろし、出艇の準備。
今日はそれほど寒くないので、ドライスーツはやめてパドリングパンツで漕ぎ出すことにした。
しまなみ海道の海は、冬らしい透明度の高さ。
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今日は午後遅めの出発なので、近場での、のんびりまったりお散歩ツーリング。
いつもは行かないスポットへも立ち寄ってみる。
ここからは、造船所のある岩城島へ。
次第に厚い雲に覆われ始め、冬のツーリングらしい雰囲気に。
ここでは、いつも二隻のコンテナ船が建造されている。
これぞ兄弟船。
造船所の近くでは、クレーンが並んでいる眺めが俺の好み。
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小さな港に入り、しばし休憩。
缶コーヒーをグビリと飲み、再び漕ぎ出す。 雲が厚くなってくると、さすがに風の冷たさが身にしみて感じられる。
シーカヤックを浜にあげると、カートップしてポータブル洗車機で潮抜き。
PFDやパドル、パドリングパンツなどは、キャンプ場の洗い場で潮抜きさせていただき、干す。
『じゃあ、お風呂に行ってきます』と管理人さんに一言声をかけてフェスパへ。
ロビーからの笠岡諸島の眺めが美しい。
露天風呂に入り、サウナで汗を流し、水風呂で体を冷やす。
いつものローテーションで、1時間ほどのんびりまったり。 『あー、気持ち良かったなあ』
キャンプ場に戻る頃には、静かな島に黄金色の空が広がる。
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キャンプ場に戻り、管理人さんに許可を得てカマドで焚き火。
冬のキャンプの楽しみの一つは、やはり焚き火であろう。
暖が取れることはもちろんだが、メラメラ、ゆらゆらと揺らめく炎を独り静かに眺めるのは、何にも代えがたい貴重な時間。
これぞ、キャンプの醍醐味の一つである。
今日のメインは、豆腐をたっぷり入れたすき焼き。
焚き火を眺めながらビールをグビリ。
誰もいない静かなキャンプ場で、しみじみと幸せな一時。
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翌朝は、6時過ぎに目が覚めた。
コーヒーを飲み、蕎麦で朝食を済ませると、着替えて自転車を車から降ろす。
朝は、自転車で生名島一周サイクリング。
今日はクロックワイズで一周してみることに。
少し風はあるものの、空は晴れて爽快な冬のお散歩サイクリング。
適度な運動を楽しみ、キャンプ場に戻ってきた。
『今回もお世話になりました。 また来ますので、よろしくお願いします』と管理人さんに挨拶して、キャンプ場を辞す。
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『あるくみるきく』をテーマに、瀬戸内や中国地方で続けている様々な地域の定点観測。
2006年に初めて訪れて以来、年に何度も通うようになり、まるで第二の故郷のようになったお気に入りの生名島も、その定点観測地点の一つである。
これまでも様々な変化があったが、これからも様々な変化があるのだろう。
シーカヤックや自転車で島の自然を楽しみながら、その変化を肌で感じ、記録していきたいと思っている。