2016年11月5日(土) 今日は朝3時半頃目が覚め、それから寝られなくなった。
久しぶりの週末キャンプ旅だから、気分が高揚していたのだろうか?
若い頃は遊びに行くのが楽しみで、休日になると平日よりも早く目が覚めていたものだが、なんだかそんなのとも違う感じ。
それでもコーヒーを淹れ、マックを立ち上げて天気予報をチェック。
少し風は上がりそうだが、予定していた周防大島で、なんとか漕そうな感じである。
***
着替えを準備し、今シーズン初となるカセットボンベを使うアウトドア用ストーブも引っ張り出し、自転車をカートップ。
まだ暗い中準備が完了し、いつもよりかなり早く出発。
『朝早くからドタバタしてごめん。 じゃあ、出掛けてくるから』
***
途中で車を止め、自動販売機へと向かう。
呉の名物の一つ、『だし道楽』のアゴ出汁を購入。
寒い冬のキャンプの朝は、このアゴ出汁を使った美味いうどんで体を温めるのが、俺の最近の冬のキャンプの楽しみの一つ。
***
周防大島に近づくと、意外と風がある。 『え、今日は漕げるかな?』
まずは、テント場を確保しようといつもの浜に行くと。。。
なんとこんな早朝なのに、すでにテントがいくつも貼られていて、先客が。
すでに人がいる浜にはテントを張らないというのは、シーカヤックでのキャンプにおける暗黙のルール。
先客がシーカヤッカーか否かは分からなかったが、俺の中では同じこと。
『残念だけど、今日は別の場所でキャンプをすることにしよう』
***
道の駅のある近くの駐車場に車を止め、下見。
ここなら風裏となり、漕ぎだすことができそうである。
今回の楽しみの一つは、先週末に修理したシートとフロアに敷いたサーマレストの効果。
シーカヤックを車から降ろし、安全装備とお茶を準備して、出発である。
***
シーカヤックを海に浮かべて乗り込むと、やはり足元は快適である。
フカフカのサーマレストが、なんとも踵に優しい。
『これは好いねえ!』
バウを東に向け、上げ潮に乗って漕ぎ進む。
空は晴れ、風も弱く、絶好のパドリング日和。
***
いくつもの小島を巡り、
小さな島の浜に上陸。
上陸すると、いつもの癖で椅子になる漂流物を探し出す。
しつらえた椅子に座り、持参したお茶を飲み、しばし休憩。
このひと時が、シーカヤックツーリングの楽しみの一つ。
誰もいない無人島の浜で、独り静かに、綺麗な景色を眺めながら過ごすひととき。
これ以上、贅沢な時間があるだろうか?
***
今日は結局、1時間半のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
『さて、今日はどこでテントを張ることにしようか?』
普段走らない、周防大島の南西海岸沿いの道を車で走ってみたが、キャンプできそうな浜はなさそうである。
じゃあ、ということで、車を北に向けて走らせる。
途中でお昼ご飯と晩御飯の食材を買い込み、到着したのは、
錦川沿いの行波。
ここは昔、家族で川下りに来た時、日帰りツーリングのゴールとして何度も使った懐かしい川原である。
***
早速テントを張り、道具を取り出して、キッチンをセット。
お湯を沸かし、少し遅めのお昼ご飯。
ビールをグビリと飲み、ピリ辛で美味しいカップラーメンをパクリ。
『うーん、美味い!』
***
『ごちそうさまでした』
食事を終えると、しばし散策。
少し風があるものの、晩秋を感じさせる景色と、秋らしい高くて蒼い空。
橋を渡ると、錦川らしい美しい風景が楽しめる。
橋の上から見える川は澄み、川底までクッキリと見える。
川の下流側では、落鮎を取るためのワナも仕掛けられ、川漁師さんが鮎を見張っている。
***
橋を渡ったところにある商店を覗いてみると、地元産という松茸が売られていた。
この時期になると値段も下がっているようで、せっかくなので家族へのお土産として購入してみた。
傘が開いている方が、香りが高いとの事。 つぼみのものと比べてみたが、確かに良い香り。
明日の晩御飯が楽しみだなあ!
***
日が陰ってくると、ストーブを引っ張り出す。
カセットボンベをセットし、スイッチをひねって着火。
『あー、これは暖かい』
日和ったと言われても仕方がないが、この歳になるとこれはもう冬のキャンプの必需品である。
晩御飯は、だし道楽の出汁を使った鍋。
豚バラ、ニラ、焼き豆腐、舞茸、そしてだし道楽。
ビールを飲み、焼酎を飲みながら暖かい鍋を食べ、満天の星空を眺める。
至福のひと時。
***
朝はさすがに冷え込む。
テントも地面も、たっぷりと降りたツユでしっとりである。
テントから這い出すと、ヒーターに火を入れ、お湯を沸かして朝食の準備。
今朝は、俺の冬キャンプの朝食の定番、かき揚げうどん。
だし道楽の出汁が決め手。
『あー、本当に美味かったなあ。 ご馳走様でした』
***
食後は、再びお湯を沸かしてコーヒーをゆっくりと楽しむ。
しばらく休憩すると、着替えて、自転車を車から降ろし、朝のお散歩である。
錦川沿いの、車が少ない道をペダリング。
橋を渡って国道をしばらく走り、沈下橋へ。
四万十川が有名だが、錦川にも幾つかの沈下橋があるのである。
しばらく走って車に戻り、朝のお散歩ペダリングは終了。
***
干していたテントを畳み、自転車をカートップして、片付け完了。
『ああ、この週末も天気に恵まれ、またまた楽しいキャンプ旅であったなあ。 さて、来週はどこ行こう?』
***
そして夜ご飯。
『あー、松茸のええ香りがたまらんなあ!』
ホイル焼きも二種類。
土瓶蒸し替わり。 一口啜って驚いた。
松茸って、こんなに美味しい出汁が出るのか!
いやあ、これは香りも良いし本当に旨いなあ。
松茸ご飯。
至福の晩御飯。 『ごちそうさまでした!!!』
久しぶりの週末キャンプ旅だから、気分が高揚していたのだろうか?
若い頃は遊びに行くのが楽しみで、休日になると平日よりも早く目が覚めていたものだが、なんだかそんなのとも違う感じ。
それでもコーヒーを淹れ、マックを立ち上げて天気予報をチェック。
少し風は上がりそうだが、予定していた周防大島で、なんとか漕そうな感じである。
***
着替えを準備し、今シーズン初となるカセットボンベを使うアウトドア用ストーブも引っ張り出し、自転車をカートップ。
まだ暗い中準備が完了し、いつもよりかなり早く出発。
『朝早くからドタバタしてごめん。 じゃあ、出掛けてくるから』
***
途中で車を止め、自動販売機へと向かう。
呉の名物の一つ、『だし道楽』のアゴ出汁を購入。
寒い冬のキャンプの朝は、このアゴ出汁を使った美味いうどんで体を温めるのが、俺の最近の冬のキャンプの楽しみの一つ。
***
周防大島に近づくと、意外と風がある。 『え、今日は漕げるかな?』
まずは、テント場を確保しようといつもの浜に行くと。。。
なんとこんな早朝なのに、すでにテントがいくつも貼られていて、先客が。
すでに人がいる浜にはテントを張らないというのは、シーカヤックでのキャンプにおける暗黙のルール。
先客がシーカヤッカーか否かは分からなかったが、俺の中では同じこと。
『残念だけど、今日は別の場所でキャンプをすることにしよう』
***
道の駅のある近くの駐車場に車を止め、下見。
ここなら風裏となり、漕ぎだすことができそうである。
今回の楽しみの一つは、先週末に修理したシートとフロアに敷いたサーマレストの効果。
シーカヤックを車から降ろし、安全装備とお茶を準備して、出発である。
***
シーカヤックを海に浮かべて乗り込むと、やはり足元は快適である。
フカフカのサーマレストが、なんとも踵に優しい。
『これは好いねえ!』
バウを東に向け、上げ潮に乗って漕ぎ進む。
空は晴れ、風も弱く、絶好のパドリング日和。
***
いくつもの小島を巡り、
小さな島の浜に上陸。
上陸すると、いつもの癖で椅子になる漂流物を探し出す。
しつらえた椅子に座り、持参したお茶を飲み、しばし休憩。
このひと時が、シーカヤックツーリングの楽しみの一つ。
誰もいない無人島の浜で、独り静かに、綺麗な景色を眺めながら過ごすひととき。
これ以上、贅沢な時間があるだろうか?
***
今日は結局、1時間半のお散歩ツーリングを楽しむことができた。
『さて、今日はどこでテントを張ることにしようか?』
普段走らない、周防大島の南西海岸沿いの道を車で走ってみたが、キャンプできそうな浜はなさそうである。
じゃあ、ということで、車を北に向けて走らせる。
途中でお昼ご飯と晩御飯の食材を買い込み、到着したのは、
錦川沿いの行波。
ここは昔、家族で川下りに来た時、日帰りツーリングのゴールとして何度も使った懐かしい川原である。
***
早速テントを張り、道具を取り出して、キッチンをセット。
お湯を沸かし、少し遅めのお昼ご飯。
ビールをグビリと飲み、ピリ辛で美味しいカップラーメンをパクリ。
『うーん、美味い!』
***
『ごちそうさまでした』
食事を終えると、しばし散策。
少し風があるものの、晩秋を感じさせる景色と、秋らしい高くて蒼い空。
橋を渡ると、錦川らしい美しい風景が楽しめる。
橋の上から見える川は澄み、川底までクッキリと見える。
川の下流側では、落鮎を取るためのワナも仕掛けられ、川漁師さんが鮎を見張っている。
***
橋を渡ったところにある商店を覗いてみると、地元産という松茸が売られていた。
この時期になると値段も下がっているようで、せっかくなので家族へのお土産として購入してみた。
傘が開いている方が、香りが高いとの事。 つぼみのものと比べてみたが、確かに良い香り。
明日の晩御飯が楽しみだなあ!
***
日が陰ってくると、ストーブを引っ張り出す。
カセットボンベをセットし、スイッチをひねって着火。
『あー、これは暖かい』
日和ったと言われても仕方がないが、この歳になるとこれはもう冬のキャンプの必需品である。
晩御飯は、だし道楽の出汁を使った鍋。
豚バラ、ニラ、焼き豆腐、舞茸、そしてだし道楽。
ビールを飲み、焼酎を飲みながら暖かい鍋を食べ、満天の星空を眺める。
至福のひと時。
***
朝はさすがに冷え込む。
テントも地面も、たっぷりと降りたツユでしっとりである。
テントから這い出すと、ヒーターに火を入れ、お湯を沸かして朝食の準備。
今朝は、俺の冬キャンプの朝食の定番、かき揚げうどん。
だし道楽の出汁が決め手。
『あー、本当に美味かったなあ。 ご馳走様でした』
***
食後は、再びお湯を沸かしてコーヒーをゆっくりと楽しむ。
しばらく休憩すると、着替えて、自転車を車から降ろし、朝のお散歩である。
錦川沿いの、車が少ない道をペダリング。
橋を渡って国道をしばらく走り、沈下橋へ。
四万十川が有名だが、錦川にも幾つかの沈下橋があるのである。
しばらく走って車に戻り、朝のお散歩ペダリングは終了。
***
干していたテントを畳み、自転車をカートップして、片付け完了。
『ああ、この週末も天気に恵まれ、またまた楽しいキャンプ旅であったなあ。 さて、来週はどこ行こう?』
***
そして夜ご飯。
『あー、松茸のええ香りがたまらんなあ!』
ホイル焼きも二種類。
土瓶蒸し替わり。 一口啜って驚いた。
松茸って、こんなに美味しい出汁が出るのか!
いやあ、これは香りも良いし本当に旨いなあ。
松茸ご飯。
至福の晩御飯。 『ごちそうさまでした!!!』