あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: シーカヤック教室&『しまcafeきたたに』

2017年07月29日 | 旅するシーカヤック
2017年7月29日(土) 今日の午前中は、この夏5日目となるシーカヤック教室の日。

朝9時前に到着し、挨拶と体操をして準備完了。
前回から、子供達に持ち回りで挨拶と体操のリードをしてもらうのだが、ハキハキと元気が良い子も居れば、まだ恥ずかしそうに声を出す子もいて、それぞれの個性が感じられて楽しいひと時。

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今日は霧はあるものの、風はないので波も穏やか。
前回同様、港外に出てみることにした。

まずは、男の子だけがシングル艇希望だったので、残る女の子二人はタンデム艇の前に載せて漕ぎ進む。
向い潮ではあるが、今日は小潮なので大したことはなく、順調に漕ぎ進む。

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『今日はどこまで漕ぐんですか?』と男の子。
『行けるところまで漕いでみよう。 橋が見えるところまで行けたらいいねえ』

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漕いでいると、反対側からYさんがシーカヤックで漕いで来られた。
職員さんによると、今日はサポートしていただけるとのこと。
ここ数年、練習や島渡りの手助けをしていただいており、本当に心強い。

合流し、挨拶をして、一緒に漕ぎ進む。

途中の浜で少し休憩して再び漕ぎだし、出っ張った海岸を回り込むと、

『おお、向こうに橋が見えるねえ』

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少し先にあるゴロタ石の浜に上陸し、しばし休憩。

今日は朝から暑いので、子供達と一緒に海に入り、体を冷やす。

しばし休憩し、『ようし、じゃあそろそろ引き返そうか』
すると、男の子が帰りはタンデム艇に乗りたいと言うので、女の子一人をシングル艇に乗ってもらうことに。

その子はこれまで何度も漕いでいるのだが、漕ぐのが上手でとても楽しそう。
方向修正も的確で、スピードも早く、このグループをリードしていけるのである。

『すごいねえ。 漕ぐのが本当に上手だよ。 楽しいかい?』と聞くと、
『うん、楽しい』と満面の笑顔。

その手捌きは、どこから見ても立派なシーカヤッカー。 頼もしいなあ!


シーカヤックを引き上げ、運び、水洗いして片付けを終えると、シャワーを借りて着替える。
『ご苦労様でした。 ではまた次回』

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車を走らせ、向かうは『しまcafeきたたに』さんへ。

ここは、10年前に豊島の家船の調査に来た時に知り合い、このシーカヤック教室を始めるご縁をいただいた北谷さんが始められたcafeなのである。
以前は薬局だったのだが、改装されたのだとか。

ちょうどお昼なので、ご挨拶をして、お昼ご飯も食べて帰ろうという計画。

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お店に入ると、懐かしい顔。
『ご無沙汰しています。 Nです』
挨拶を交わし、さっきまでシーカヤック教室をしてきたこと、今年で10年目を迎えることができたことをお話しする。
『本当に、ありがとうございました。 あの時のご縁がなければ、シーカヤック教室もできませんでしたから、感謝しています』

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牛すじカレーを注文し、

スパイシーなカレーを美味しくいただきながら、いろいろと近況をお伺いした。
楽しいひと時。

帰りには、『まるっとレモン』という最近ブレーク中というおいしそうなアイスクリームを4個お土産に購入し、『ありがとうございました。 今度は妻とピザとカレーを食べに来ます。 よろしくお願いします』


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午前中は、シーカヤック教室で子供達と楽しい漕ぎを楽しみ、お昼にはご恩のある方に久しぶりにお会いすることができた。
充実した1日であったなあ。

さて、明日はどうしよう?

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