あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 連休最終日は芸予諸島のお気に入りエリアでお散歩シーカヤックツーリング

2019年05月05日 | 旅するシーカヤック
昨日は妻と二人、ロードスターの幌を開けて、世羅までオープンドライブを楽しんだ。
初夏を思わせるような暑い日であったが、薄曇りで湿気もなく快適なドライブ。
目指したのは、世羅のとうふ家さん。

ここは、以前発見して以来、お気に入りの食事処の一つ。

豆腐屋さんなので、食べ比べの豆腐ももちろん美味しく、醤油も柚子胡椒も要らないほど、豆腐そのものの味がしっかりしている。

食べ比べ豆腐がついたランチセットは、品数もたっぷりあり、味も俺たち好み。

『ごちそうさまでした!』

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2019年5月5日(日) 俺の連休最終日は、地元の海でお散歩ツーリング。

芸予諸島の中にある、お気に入りの日帰りツーリングエリアである。

ここは自然海岸が続く絶景のコースタルツーリングが楽しめる上に、なんと言っても他のシーカヤッカーをほとんど見たことがないのが最高。
独りで海の上での静かな時間を楽しむのが、シーカヤックでのお散歩の最大の醍醐味であると考えている俺には、これ以上ないお気に入りのスポットなのだ。

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今日も、他のシーカヤッカーは居ないようである。
もし駐車スペースに他のカヤッカーの方が居たり、すでに出艇済みのカヤックラックの載ったクルマが停まっていれば、他の場所に移動するのが俺の流儀。

薄曇りの5月の海に、独り静かに漕ぎだした。

ここにはもう26年近く通っているが、何度漕いでも飽きることがない。


さすがにこの時期には、牡蠣筏は移動しているが、いくつか小さな筏は残っている。

昔は牡蠣筏といえば竹が使われてたが、最近の牡蠣筏は松が使われているものも増えている。
おそらく、耐久性が高いので長持ちするのであろう。

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今日は風もほとんどなく、波のない穏やかな芸予諸島の海。

沖にある小島へと漕ぎ渡る。
シーカヤックを始めた頃は、出艇地に家族を残し、フジタカヌーのSG-1を組み立てて、この島まで往復していたことを、懐かしく想い出す。

『ああ、あの頃は、この島に渡ってくるだけでも冒険だったよなあ』

その後、子供達が小学生くらいになると、俺が当時使っていたシングル艇・ソルスティスSSと、タンデム艇・ポイント5を使って、長男次男と一緒にこの島まで来たこともある。

次男はバウへ、そして漕ぎ慣れた長男がスターンを漕ぐ。

長男は、俺がカヤックを始めた頃から一緒に海で遊び、時折カヤックも漕がせていたので、慣れたものである。
すでに船長の風格。

そして誰も居ない浜に上陸し、釣りを楽しんだのも、今となっては懐かしく良い思い出である。

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ここからは、半島側に漕ぎ戻り、しばしお散歩パドリングを楽しむ。

振り返ると、先ほど訪れた小島が。


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バウを北に向ける。
今日は大潮の満潮。
そんな時は、いつもは通れない海の通路を漕ぎ抜ける楽しみもある。

狭い海蝕洞。

シーカヤックがギリギリ通れる幅であり、パドルを使って進むことはできないので、両側の岩を手で押しながら、カヤックの側面を擦りながら、ゆっくりと進んでいく。
『いやあ、このカヤックがポリ艇で良かったなあ』
FRP艇なら、傷が気になって入るのに躊躇してしまうであろう。


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洞窟を抜け、再び漕ぎだす。

見事な松と岩の組み合わせ。

大きく口を開いた穴。

1時間ほどのお散歩パドリングを楽しみ、出艇地に戻ってきた。


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今回の連休も、とびしま海道での早朝お散歩ツーリングに始まり、島根半島連泊キャンプ旅では木次線での輪行を含めたカヤック&バイクを堪能した。
『いやあ、今回もなかなか充実したお休みであったなあ。 最高!』

生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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