金曜日の朝、マリンパーク多古鼻に電話。 『すみません。 明日、ケビンって空いてませんか?』
すると、『ええ、さっきキャンセルが出たんで大丈夫ですよ』 おお、それはラッキー! 『じゃあ、二人で一泊、お願いします』
2013年5月25日(土) 木曜夜の時点で天気予報を確認し、この週末は島根半島を漕ぐには絶好のチャンスだということで、急遽日本海ツーリング行きを決定。
ネットでは満室になっていたようで予約できなかったのだが、電話をしたタイミングでは偶然キャンセルが入ったとの事でなんとかお気に入りの宿も取れ、これで準備は万端である。
『この週末の天気で、もし多古の七つ穴に入れなかったら、もう縁がなかったと思わんといけんくらいのチャンスやで』と妻に。
私自身はこれまで何度も多古の七つ穴のエリアを漕いでいるのだが、なぜか妻と一緒に来た時には毎回海況が悪く、急遽他のエリアでのお散歩ツーリングに変更しているのである。
先日のゴールデンウイークもそうだったので、コンディションが良い時に、絶対もう一回連れてきてやろうと思っていたのだ。
***
11時前に出艇地に到着。 海を眺めて、『さて、今日はどうかな?』
『うん、少し波はあるけどこれなら行けそうや。 じゃあ、準備しようか』
タンデム艇に乗り込み、出発!
少し沖に出ると、北東寄りの風が少しあり、ちょっとだけうねりが。 『これくらいなら大丈夫。 今日は洞窟に入れるよ』
これまで何度か通って、妻が楽しみにしていた洞窟潜り。
『ここ、少し狭いけど通り抜けられるから入ってみようか』
洞窟の中では、うねりが入ってきてカヤックが押される。 安全に通過できるようにするのは俺の役目。
『なかなかスリルがあって面白かった』 『いやあ、今日はギリギリだね。 もう少しうねりが大きかったら、ここには入れなかったな。 ラッキーだねえ』
様々なルートが取れる洞窟内をゆっくりと漕ぎ進み、瀬戸内とは違う『多古の七つ穴』ならではの景色を楽しむ。
『どうやった?』 『すごいね。 ここに来れてよかった』 『じゃあ、そろそろ昼ご飯にしようか』
***
浜にカヤックを揚げ、途中で買い込んで来たお弁当でお昼ご飯。
瀬戸内とは違う、ごろた石の浜。
日陰に、拾った木箱のテーブルと椅子をセット。
『ごちそうさまでした』 『じゃあ、せっかく来たんだから、もう一度洞窟を楽しもう』
洞窟巡りをしていると、少し風があがってきて、うねりも徐々に大きくなってきた。
『ようし、そろそろ戻ろうか』
途中、飛魚も発見! 『あれ、トビウオだよ!』 『えー、そう。 スゴく跳ぶんじゃね。 鳥かと思うた。 海であんなの見るの初めてよ』
タンデムでイチにイチにと漕ぎ進み、無事出艇地に到着した。 『いやあ、多古の七つ穴をようやく漕げて良かったね』
***
カヤックをカートップし、まずは玉造温泉へ行って潮抜き。
あたりの柔らかいお気に入りの温泉にゆっくりと浸かり、一週間の疲れを癒す。
松江市内で買い物を済ませ、マリンパーク多古鼻へ。
到着してみると、キャンプ場も満杯で人が大勢居る。 『いやあ、これはびっくり。 ちょうどキャンセルが入った直後でケビンが取れたのは、本当にラッキーだったねえ』
荷物を運び込み、まずは乾杯!
『お疲れさま』 『今日は楽しかったねえ。 これからゆっくり飲ろう』
静かなケビンで海を眺めながらビールを飲んでいると、徐々に日が傾いていく。 『お、これはサンセットが見れるかも!』
日本海に沈んでいく美しい夕日を、ケビンから眺め、
そして展望台に登って眺める。
『いやあ、これは最高だ!』
夕日を楽しんだ後は、ケビンでゆっくり食事を楽しむ。
刺身。 そしてビール。 『うん、美味い』
途中の道の駅で買い込んで来た新鮮なアスパラガスとシシトウ、そして椎茸を、オリーブオイルとクレージーソルトで。 &ビール。 『いやあ、たまらん』
タスマニアビーフのステーキ。 そしてもちろんビール&Beer。 『満足満足』
まさに至福の一時。
***
2013年5月26日(日) 通常は5時に目が覚めるのだが、今日はいつもよりゆっくりと朝寝をして、6時過ぎに起き出した。
7時前にケビンを出発。 朝食前の朝の散歩である。
ちょっと楽しむだけなので、今朝は野波から漕ぎ出した。
まずは舟屋あたりでプカリプカリ。
『去年来た時は、この辺りにたくさんアメフラシがいたんだ。 アメフラシ採れないかなあ。 一度食べてみたいんだ』
浅瀬を観察したが、残念ながらアメフラシは発見できず。 『次回の楽しみにとっておこう』
1時間弱の、朝のお散歩ツーリングは終了。 『ケビンに戻って朝ご飯だ! ああ、腹減ったあ』
今日の朝ご飯は、松江でお気に入りのパン屋さんで昨日購入してきたパン、そしてスープとウエルチの100%グレープジュース。
『いやあ、やっぱりここの”ヨーグルトパン”は最高だなあ』
食後は、窓を開けて気持ちのよい風を部屋に入れ、日本海の景色を堪能しつつコーヒーを楽しむ。
『ここは本当に最高のロケーションだなあ。 毎年一回は泊まってシーカヤックを漕ぎたいね』
二人の息子達は既に成人し、50歳を眼の前に25周年を迎えた『子離れ夫婦』の二人旅。 ほんと、今年は良い旅に恵まれているなあ。
さて、来週末はどこ行こう?
すると、『ええ、さっきキャンセルが出たんで大丈夫ですよ』 おお、それはラッキー! 『じゃあ、二人で一泊、お願いします』
2013年5月25日(土) 木曜夜の時点で天気予報を確認し、この週末は島根半島を漕ぐには絶好のチャンスだということで、急遽日本海ツーリング行きを決定。
ネットでは満室になっていたようで予約できなかったのだが、電話をしたタイミングでは偶然キャンセルが入ったとの事でなんとかお気に入りの宿も取れ、これで準備は万端である。
『この週末の天気で、もし多古の七つ穴に入れなかったら、もう縁がなかったと思わんといけんくらいのチャンスやで』と妻に。
私自身はこれまで何度も多古の七つ穴のエリアを漕いでいるのだが、なぜか妻と一緒に来た時には毎回海況が悪く、急遽他のエリアでのお散歩ツーリングに変更しているのである。
先日のゴールデンウイークもそうだったので、コンディションが良い時に、絶対もう一回連れてきてやろうと思っていたのだ。
***
11時前に出艇地に到着。 海を眺めて、『さて、今日はどうかな?』
『うん、少し波はあるけどこれなら行けそうや。 じゃあ、準備しようか』
タンデム艇に乗り込み、出発!
少し沖に出ると、北東寄りの風が少しあり、ちょっとだけうねりが。 『これくらいなら大丈夫。 今日は洞窟に入れるよ』
これまで何度か通って、妻が楽しみにしていた洞窟潜り。
『ここ、少し狭いけど通り抜けられるから入ってみようか』
洞窟の中では、うねりが入ってきてカヤックが押される。 安全に通過できるようにするのは俺の役目。
『なかなかスリルがあって面白かった』 『いやあ、今日はギリギリだね。 もう少しうねりが大きかったら、ここには入れなかったな。 ラッキーだねえ』
様々なルートが取れる洞窟内をゆっくりと漕ぎ進み、瀬戸内とは違う『多古の七つ穴』ならではの景色を楽しむ。
『どうやった?』 『すごいね。 ここに来れてよかった』 『じゃあ、そろそろ昼ご飯にしようか』
***
浜にカヤックを揚げ、途中で買い込んで来たお弁当でお昼ご飯。
瀬戸内とは違う、ごろた石の浜。
日陰に、拾った木箱のテーブルと椅子をセット。
『ごちそうさまでした』 『じゃあ、せっかく来たんだから、もう一度洞窟を楽しもう』
洞窟巡りをしていると、少し風があがってきて、うねりも徐々に大きくなってきた。
『ようし、そろそろ戻ろうか』
途中、飛魚も発見! 『あれ、トビウオだよ!』 『えー、そう。 スゴく跳ぶんじゃね。 鳥かと思うた。 海であんなの見るの初めてよ』
タンデムでイチにイチにと漕ぎ進み、無事出艇地に到着した。 『いやあ、多古の七つ穴をようやく漕げて良かったね』
***
カヤックをカートップし、まずは玉造温泉へ行って潮抜き。
あたりの柔らかいお気に入りの温泉にゆっくりと浸かり、一週間の疲れを癒す。
松江市内で買い物を済ませ、マリンパーク多古鼻へ。
到着してみると、キャンプ場も満杯で人が大勢居る。 『いやあ、これはびっくり。 ちょうどキャンセルが入った直後でケビンが取れたのは、本当にラッキーだったねえ』
荷物を運び込み、まずは乾杯!
『お疲れさま』 『今日は楽しかったねえ。 これからゆっくり飲ろう』
静かなケビンで海を眺めながらビールを飲んでいると、徐々に日が傾いていく。 『お、これはサンセットが見れるかも!』
日本海に沈んでいく美しい夕日を、ケビンから眺め、
そして展望台に登って眺める。
『いやあ、これは最高だ!』
夕日を楽しんだ後は、ケビンでゆっくり食事を楽しむ。
刺身。 そしてビール。 『うん、美味い』
途中の道の駅で買い込んで来た新鮮なアスパラガスとシシトウ、そして椎茸を、オリーブオイルとクレージーソルトで。 &ビール。 『いやあ、たまらん』
タスマニアビーフのステーキ。 そしてもちろんビール&Beer。 『満足満足』
まさに至福の一時。
***
2013年5月26日(日) 通常は5時に目が覚めるのだが、今日はいつもよりゆっくりと朝寝をして、6時過ぎに起き出した。
7時前にケビンを出発。 朝食前の朝の散歩である。
ちょっと楽しむだけなので、今朝は野波から漕ぎ出した。
まずは舟屋あたりでプカリプカリ。
『去年来た時は、この辺りにたくさんアメフラシがいたんだ。 アメフラシ採れないかなあ。 一度食べてみたいんだ』
浅瀬を観察したが、残念ながらアメフラシは発見できず。 『次回の楽しみにとっておこう』
1時間弱の、朝のお散歩ツーリングは終了。 『ケビンに戻って朝ご飯だ! ああ、腹減ったあ』
今日の朝ご飯は、松江でお気に入りのパン屋さんで昨日購入してきたパン、そしてスープとウエルチの100%グレープジュース。
『いやあ、やっぱりここの”ヨーグルトパン”は最高だなあ』
食後は、窓を開けて気持ちのよい風を部屋に入れ、日本海の景色を堪能しつつコーヒーを楽しむ。
『ここは本当に最高のロケーションだなあ。 毎年一回は泊まってシーカヤックを漕ぎたいね』
二人の息子達は既に成人し、50歳を眼の前に25周年を迎えた『子離れ夫婦』の二人旅。 ほんと、今年は良い旅に恵まれているなあ。
さて、来週末はどこ行こう?