マイナンバーが実施されて、早くからカードを作りましたが、カードを利用したことは1度もありません。全国民への普及を掲げる政府は、最大2万円分のポイントを付ける企画を展開し、それでも実績が伸びず、申請期限を3カ月延ばしたとのことでした。
いろいろなカードを持っていて、最も利用度の少ないのがマイナンバーカード(皆無)です。普及率の高い自治体の地方交付税などを手厚くする方針も明らかにし、低ければペナルティーを科すような締め付け策に、首長から疑問の声もあるようです。
公共交通機関を利用するには交通系カード(マナカ)が便利で、カードが発売になってから現金で乗ったことはありません。クレジットカードが利用できる店舗は、可能な限りカードで支払います。現金で支払うのは医者と理髪店とノレンを潜って入る居酒屋ぐらいでしょうか。
政府も、マイナンバーカードを普及させたいなら、「クレジットカード大国」として知る、海を挟んだ隣国、韓国をまねたら良いのでは・・・・。韓国版のマイナンバーは、大前提として、「住民登録番号」がクレジットカードと連携しているようです。
韓国では、カードの年間利用額20%を所得控除、2万1千円以上の買い物をすると自動的に宝くじが付いてくるようです。カード利用の事業者は自動的に記録が国税へ提供されるシステムなど、普及方法については日本も考える余地がありそうです。
また、韓国では年商240万円以上の店舗はクレジットカードの取り扱いが義務付けられていて、小さな居酒屋でもクレジットカードが利用できるとのことです。
マイナンバー法は施行から7年を迎えました。カードの普及率はまだ半分ほどで、広めたい気持ちは理解できるのですが、利用方法に問題があるように思います。